写真版 東京大空襲の記録 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101475042

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  • (1987.08.03読了)(1987.07.31購入)
    *本の帯より*
    一夜のうちに東京下町を焦土と化し、10万の死者で街や河を埋めた東京大空襲の全貌。
    昭和20年3月10日。一夜のうちに東京の下町一帯を焼け野原に変え、10万人に上る死者で街や河を埋め尽くした東京大空襲。地震被災者でもある編者は「東京空襲を記録する会」の仲間と共に、戦後長らく埋もれていた資料を発掘し、空襲当時の模様を正確に再現した。元警視庁カメラマン石川光陽氏らの貴重な写真を得て、一般庶民にとって戦争とは何であったのかを訴える文庫版写真集。

    【目次】
    第1章 被災者は今も地中に眠る
    第2章 はじめての東京空襲
    第3章 東京大空襲の夜
    第4章 大空襲の惨禍
    第5章 空襲被害の全貌
    夜間空襲  吉村昭
    空襲資料収集の旅  土岐島雄
    空襲記録運動と早乙女勝元氏  松浦総三

  • 昭和20年3月10日の東京大空襲。一晩で東京の一部を焼け野原に変えたこの空襲の前後の様子を生々しい写真と共に綴る本。「戦史」とは違う一面を感じられる1冊。

著者プロフィール

1932年東京都生まれ。12歳で東京大空襲を体験。ルポルタージュ作品『東京大空襲』(岩波新書/日本ジャーナリスト会議奨励賞)がベストセラーになる。1970年「東京空襲を記録する会」を結成し、『東京大空襲・戦災誌』(菊池寛賞受賞)を編纂。2002年江東区に「東京大空襲・戦災資料センター」を開館。 東京空襲の語り部として、未来を担う世代に平和を訴え続けている。

「2021年 『紙芝居 三月十日のやくそく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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