イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101481265

作品紹介・あらすじ

恋人同士の時は片時も離れたくなかったのに、どうして結婚すると相手がうっとうしくなるのだろう?年齢を重ねても仲良く手をつなぐイギリスの夫婦関係から、身近な人との付き合い方を学んでみませんか。照れずに積極的に自己表現をしよう。子どもよりも夫婦の空間を大事に。型通りの結婚にとらわれない。スマートな仲直りの仕方とは。大切な人との絆をより深めるための、全7章。

感想・レビュー・書評

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  • もうちょっと亭主のお喋りに耳を傾けてやろうと思った。しかしまあ、公費で「子ども援助局」を存続させ、養育費を払わない元夫を逃さないイギリス社会の仕組みはスゴいわ。

  • 恋人同士の時は片時も離れたくなかったのに、どうして結婚すると相手がうっとうしくなるのだろう? 年齢を重ねても仲良く手をつなぐイギリスの夫婦関係から、身近な人との付き合い方を学んでみませんか。照れずに積極的に自己表現をしよう。子どもよりも夫婦の空間を大事に。型通りの結婚にとらわれない。スマートな仲直りの仕方とは。大切な人との絆をより深めるための、全7章。

  • 個人主義のヨーロッパで夫婦が生活を続けていく知恵を描く。

  • w

  • イギリスの女性が毎年平均ブラジャーを10枚、パンティを20枚も買っているという統計。外国の方々は妻に愛してるとかなんとかと愛をつぶやき続けるのは映画などで目にするが、女も女であり続けるための努力を惜しまない。

    なるほどなぁ。と思ったし、国際結婚も女が日本人の確率のほうが高いとか。

    たしかに、この日本に住んでいながら、愛を囁き続けたりなんだりかんだりは、やはり相当無理をしないとできないだろうさね。

    そして、そのためなのかなんなのか愛が覚めたら即離婚。と、見切りの早い外国。

    日本人は何かと世間体を気にしたり、お金の問題を考えたりするが、なんともサッパリしたものだろう。と、読みつつこんなにも差があるんだなぁ。と、国際結婚も良し悪しだと思う私でした。

  • 【本の内容】
    恋人同士の時は片時も離れたくなかったのに、どうして結婚すると相手がうっとうしくなるのだろう?

    年齢を重ねても仲良く手をつなぐイギリスの夫婦関係から、身近な人との付き合い方を学んでみませんか。

    照れずに積極的に自己表現をしよう。

    子どもよりも夫婦の空間を大事に。

    型通りの結婚にとらわれない。

    スマートな仲直りの仕方とは。

    大切な人との絆をより深めるための、全7章。

    [ 目次 ]
    第1章 バラの花とアイラブユーの必要性
    第2章 夫婦一番子どもは二番
    第3章 なぜ女性にかわいさを求めないのか
    第4章 察する日本のあやふや契約社会イギリスの明朗
    第5章 型通りの結婚をやめるメリット
    第6章 私たちの表現力をダメにする悪習の数々
    第7章 イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか

    [ POP ]
    著者は渡英70回という経験を持つ英国通で、イギリスをテーマにエッセーなどを書き続けてきた作家。

    年を重ねても夫婦仲むつまじい英式ライフスタイルをヒントに、身近な人とのつき合い方を提案する。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • market hackで紹介され、手に取った。基本的に英国型のカップル、夫婦を持ち上げている。
    文化的な背景に違いには、あまり触れられていない。英国の夫婦から学べることを紹介してくれるエッセイと思うのが良さそう。

    日本の家優先主義が破綻してきているように感じた。
    子供を優先する生き方には良い面もたくさんあるが、個人主義、夫婦志向には馴染まないようだ。

  • 2/8読了。
    値段、量ともにお手軽なのでさらっと読める。
    イギリスと日本の文化、考え方、社会制度の違いが書かれている。
    「夫婦が一番、子供が二番」は今の自分の考えとマッチしているので共感が持てたが、果たして自分に子供が出来た時に同じように思えるかは自信が無い。

  • 最近の本の割には時代にそぐわない例が多い気が・・・。
    イギリスの夫婦は高齢になっても仲睦まじいけれど、同時に離婚率も高いので結局はどちらも一長一短って感じ。

  • イギリスはなぜ離婚率が高いのか、それがわかった気がします。離婚後の女性を社会が徹底的に守っている制度に驚きました。なぜ結婚するのか、その意味も改めて考えさせられました。とてもおもしろかったです。

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著者プロフィール

自ら取材、撮影をもとに書いたイギリスのエッセイの他、住宅論、日英文化論、恋愛など多岐にわたる。 住宅ノンフィクションでは、東京都下にイギリスで見たコテージ風の家を建てた「戸建て願望」(新潮文庫)。 「老朽マンションの奇跡」(新潮文庫)、「よみがえれ!老朽家屋」(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『いつか一人になるための家の持ち方 住まい方 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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