アクアリウム (新潮文庫 し 38-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101484112

感想・レビュー・書評

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  • SFのようでもあり、ホラーのようでもあり、自然破壊を行う人類への警鐘も感じるサスペンス。

    奥多摩の地底湖で行方不明になった友人を探す長谷川正人が遭遇したのは…

    未知なる生物との遭遇シーンには映画『アビス』のようなファンタジーを感じた。

  • ちょうどこの前行った一之瀬本流あたりが舞台なのでイメージしやすかった。地底の不気味な生物に関してはびっくりするくらい興味が持てなかった。なんか主人公の近親相姦を予感させるような描写とかやたらに出てくる自然保護ゴロとかいろいろ散りばめるだけ散りばめて収束してないような。爆弾簡単に作り過ぎだし、バイクなのにアクセル踏み込むって表現はあるし、突っ込みどころ満載だけどまあ楽しかったかな。

著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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