斎藤家の核弾頭 (新潮文庫)

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著者 : 篠田節子
  • 新潮社 (2001年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (530ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101484129

斎藤家の核弾頭 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 本当は読んだのは朝日文庫版なのですが。
    先日、大昔に古本屋で購入した塚本俊昭『SF第2地球誕生』を読んだのですが、現時点でアマゾンで取り扱いがないらしく、したがってブクログでも出てきません。
    一応、毎月15冊読みたいという目標があるので、
     http://booklog.jp/users/diletanto/goal/111432
    数合わせのために新潮文庫版も登録しておきます。
      
    SF KidなWeblog
    塚本俊昭 SF第2地球誕生
      http://sfkid.seesaa.net/article/442286098.html
     
    OLDIES 三丁目のブログ 
    ■[日々の冒険]斎藤家の核弾頭 篠田節子
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160928/p1
      
    少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!)
     斎藤家の核弾頭 篠田節子 ネタバレ感想会
      http://sfclub.sblo.jp/article/177059584.html

  • 篠田さんの本は面白い。いろいろと荒唐無稽な近未来SF。そして、家族愛をテーマにした一大喜劇である。
    すっきりしないところも確かにあるが、笑えて泣けて、十分楽しめた。

  • やりたい放題。
    空想科学小説(SF)であることは間違いない。解説は小谷真理。
    2075年カースト制度のようなものが日本に定着している。

    原発といわずに原電という。この話題、東電が採用するかも。
    原発と原電を軒先で作ってしまうところがすごい。
    本当にやりたい放題。

    こんな、葉茶滅茶なところが作者にあったとは。
    すごい。

  • 近未来の階級分けされた社会で,エリート市民が理不尽な移転命令に反発して核武装して立てこもる話。
    15年も前に発行された本だが,2011年の大地震とか核問題も描かれていてゾッとした。
    三曹がイイキャラ。

  • 結構漫画チィックな展開。
    斉藤総一郎という 特A級 前最高裁判事 
    が、物語の主人公。

    その家父長制は、時代がかかっている。
    そして、おかれている環境や時代設定は、
    実にユーモラス。

    「小夜子」という乳児の発達にかみ合わせて、
    物語は、大きく展開していく。
    ストーリーテラー という感じですね。

  • 前半は、斉藤家の嫁である美和子を取り巻く人間関係がゆっくりと描かれていて、ちょっと読むのが疲れちゃう事もありました。同居する夫の親や祖母、そして少しずつずれていく夫との関係や、子ども達に振り回され、しかもお腹にはもう一人授かっている美和子の状況の大変さが長々と続きます。

    転機はエリートの美和子の夫が退職させられ、先祖代々住んでいた土地をだまし討ちのような形で政府から追い出されて、新たな地に住まざるを得なくなったところから。急に面白くなってきます。
    斉藤家と言う家というものにこだわり続ける夫や舅たちの考えと、嫁の美和子の考え、美和子の息子で長男の敬の日記から垣間見える大人の世界の滑稽さ。
    そして末っ子として成長を止められて赤子のままの時間を過ごすはずだった小夜子の異変・・次から次へと異常な事態に巻き込まれていく様子がジェットコースター的に進んで行きます。

    ドロドロした話かと思えば、安楽死する祖父に最期のお別れを言う敬が、口をすべらせて「安心して死んでください」って言う場面や、夫よりも別の男(オッサン)との恋に走る美和子の姑の話などはシュールでちょっと笑えちゃう。

    政府の度重なる嫌がらせに、ついにぶち切れる美和子の夫、総一郎の変わり様も面白くて。加えて総一郎の愛人レサと美和子と総一郎の三角関係の様子もシリアスなはずなのにどこか滑稽で。笑)
     真面目で特A級市民として理知的だった彼が最後に至った決意、が、それよりも強かだった女性たちの生き方って言うのは篠田さんが得意な描き方ですね。
    ほんとに女性の強かさ、生命力の強さを感じずにはいられません。笑)
    その前では男はほんとに小さな存在で・・・。苦笑)

    ラストは・・ へぇ・・そうなるのかぁと思いますが、SFなのでこれはこれで良いのかなと。

    読ませるのが上手い作家だなと思います。次々ページをめくりたくなる、そんな文章力がありますね。

    なかなか奇想天外でした。私としては満足かな・・。

  • 十分の一を読んだ段階で、これは救いの無い結末になりそうだと感じた。
    今の自分はストレス解消の為に本を読んでいる。このまま読み続けるとストレスは溜まる一方になりそうなので、十分の一で中断。まあ、続きを読むこともないだろうな。

  • 誰にも感情移入できなかった。
    筆者の書きたい設定を書いたという感じで
    小説という感じがしなかった。

    星新一のショートショートが長くなったようなお話だった。

    原発が事故った今、タイムリーな部分が多々あり、
    また、そんなことしたら被曝するんでは?と思う所も多々あった。

  • 朝日新聞社刊の単行本が検索で引っかからなかったので、
    こちらで

  • 篠田節子は本当に頭いいんだなーと思う

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">★</DIV>
    <h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
    われわれは、日本に宣戦布告する!!そもそも「特A級市民」というエリート中のエリートだった私が、なぜ政府より、理不尽な転居命令を受け続けなければならないんだ!もうこうなったら…。ついに爆発してしまった斎藤総一郎、心の叫び。2075年、「国家主義カースト制度」により、高度に管理された、ニッポン。住民たちと核爆弾を作りあげ、祖国と対決する斎藤家の明日は、何処に。

  • 題名こそ過激ですが、中身はとある家族の生活が中心。
    現実社会と良く似たもうひとつの世界で繰り広げられる、滑稽でちょっぴり悲しいお話。

  • まじめなんだかふざけてるのか・・・。これはコメディ?にしては妙にリアルに書かれてるし。

  • エリートだった斎藤総一郎が一転政府から追われる身に。斎藤家の政府に立ち向かうサバイバルをコミカルに描く。でもコミカルだけで終わらないのが篠田さん。最後は泣けるから凄い。

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