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- Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101488219
感想・レビュー・書評
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永井するみ初期の作品といっていいと思いますが、他の作品に比べても丁寧に、たくさん独自の技も詰め込んでいて非常に面白い。コメをテーマしながらも恋愛、ミステリーの要素を抜群のバランスで組み合わせており、読む方としてはスラスラ読みながらも「謎が解けてフムフムー(O氏の真相には憤りを感じますが。。)」、「恋愛ではほどよくドキドキ」。。まさに著者の術中にはまってしまった。ラストのシーンでは小技(ネタは書きませんが)を使ってきれいにまとめて・・・ 永井するみここにありって感じの小説ですね。初めて著者の作品を読んだりするひとには「樹縛」よりこっちの方をお薦めします。あーでもその前に「ランチタイムブルー」とかの短編で慣らした方が更に良かと思われます。
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