- Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101490045
感想・レビュー・書評
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面白かった
映画化されたSFファンタジーの物語
感涙とまではいきませんでした。
こういう話だったのね。っていうのが正直な感想..
ストーリとしては
熊本のみで「黄泉がえり」現象が発生。
死んだ当時の姿でよみがえった人々。とはいえ、全員がよみがえってくるわけではありません。そんな現象に混乱する行政、対応に追われるといった展開が前半続きます。
黄泉がえりのからくりは「彼」と言われるエネルギー体ですが、この辺はあまり語られず、この現象に遭遇した人々の群像劇が悲しく、時には面白く語られていきます。
しかし、蘇った人々にもリミットが..
そして、その日が訪れます。
愛し合う二人がどうなるとか、家族がどうなるとかいうパターンを期待していましたが、そこまでべたではありませんでした(笑)
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映画化されてるし読み応えもありそうと思って読み始めました。映画はでも観ていないけれど、熊本で様々な立場の方が黄泉がえりを果たす‥でも、それは長くは続かない‥いい作品でした。
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読み進めていくうちに、段々面白くなり、そのうち段々飛ばして読み始め、結局は何処に行こうとしているのかと思い始めた。テーマはどこなのか。著者の優しさでそうなったのか蘇った人達の中でそのまま残れる人もいて…。涙が出た瞬間もあっただけに中途半端さが残念。これはSFなんだろうか?
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流行りものだけど、これは泣いた。
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「泣けるリアルホラー」と紹介されているが、ホラーなのかファンタジーなのかSFなのか、はたまたヒューマンドラマとして読めばよいのか自分の中で迷っているうちに読了してしまい、感動し損なってしまった感じ。
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昔読んだ本
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再読。映画でも大ヒットした原作。改めて面白いと思ったのは、熊本のある特定地域の人が限定で黄泉がえりしたということ。突然黄泉がえりした人と家族の触れ合いなど、地方色満点で楽しめますね。
黄泉がえりした人、彼の意識、想いが、大地震の発生を防止したなんて。
熊本には、そんな熱い想いがあるんだから、熊本地震からも、早く復興してくれることでしょう。 -
2019年11月17日読了。熊本県で発生した、死んだ人々が生前の姿で戻ってくる「黄泉がえり」の現象、悲喜こもごもの人々の中、最後の日が訪れ…。図書館にあったリサイクル本を読了。「泣けるホラー」が宣伝文句のようだが、これで泣けるのか…?色々話を膨らませ甲斐のありそうな舞台の中、死者が戻ってきて喜び戸惑う家庭事情よりも重点的に市役所の戸籍窓口の混乱を描くあたりの感性は色んなこと考える人がいるもんだなー、と興味深かったが、なんか色々言う割には似非SFみたいな設定にオチを回収させていて「結局なんだったの?」感を拭えない。もっと丹念に、愛する人の死による喪失感を乗り越えたあるいは引きずっている人々がその復活にあたり、過去の感情がどう変化するのか・向き合うのか、ページ数を費やしてもっと丁寧に書いてほしかったが、そこまで筆力のある作家ではないのかなあ。
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読んだ気がしてたが読んでなかった。死者が蘇る感動系かと思いきや、リアルな区役所対応など社会人になってから読むと感じるおもしろさがあった。