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みんなの感想・レビュー・書評
あねのねちゃんは、主人公が作った架空のお友達。
大人になってからすっかり忘れ去られてたのに、主人公がどん底になってまた現れた。
突然別れを告げられた彼氏、理不尽なことで怒り散らす上司…。
そんな人にあねのねちゃんの復讐が襲いかかる‼
どんどんエスカレートするあねのねちゃんに恐怖を抱くが…。
あねのねちゃんが復讐していくシーンはハラハラして目が離せないけど、
ラストは期待してたよりははるかに普通やった…。
恋人にふられ、職場でもつらい目にあって絶望に沈むOLの主人公。
そのとき昔、架空の友達だった少女が現れ、過激な復讐が始まる。
架空の人物や生き物を友達とするイマジナリー・コンパニオン。
なんかラッセル・クロウの「ビューティフル・マインド」を思い出します。
あとはジョニー・デップの「シークレット・ウィンドウ」とか。
あねのねちゃんは、最初は主人公を苦しめる元カレや職場の上司に過激な復讐します。
でも徐々に行為がエスカレートしていきます。
でも実はそれは心の底で主人公が望んでいたことでもあります。
そして主人公は自己嫌悪していきます。
最初はかわいい物語から後半はその負の感情と戦う主人公の物語になります。
最終的にはトラウマ(=母との亀裂)に立ち向かいます。
つらいときに元気がほしい(でるかな?)方にオススメの作品です。
イマジナリーコンパニオンのちょっとほのぼのな話かなあと思ったら・・・着想は面白いと思うのだけど、話に破綻があるし、登場人物が魅力的じゃない。かなり残念。
感動系で人気のカジシンの新作です。 まず最初にびっくりしたのは、解説が新井素子であったコト。 新井素子さん、最近全く新しい作品見てないのですが、どうなんでしょうか? 全く新しい作品見てないんですが…。 最近何やってるのかな?と思ったら、日本SF協会の会長さんをやってたんですね。 知らなかった…。いつの間にか偉い人になってたんですね。 で、肝心な『あねのねちゃん』。 やや暗い系の女... 続きを読む »
自分の意識が作り上げた自分のトモダチが
隠された意識を表したものだとしても
自分の意思どおりに動いてくれないって怖い。
復讐劇のダークな感じで進むか
思うようにならないあねのねの暴走が騒動を引き起こすのか
と思っていたら、ここか別の物語がはじまる。
ところがこれもあねのねが
主人公のラブストーリーを支えたり、余計な世話を焼いて
物語を引っ掻き回すのかとおもいきや・・・
ラストシーンは、ハートが暖かくながらも
叙情的というかなんというか切なさを湛えていて
余韻があるなぁ。
<あらすじ>
恋人にふられたり、職場でも辛い目にあったりと精神的に落ち込んでいる玲香。そんな彼女の前に架空上の友達(イマジー・コンパニオン)であるあねのねちゃんが現れる。あねのねちゃんは玲香を苦しめた人たちに復讐をする。そして玲香を一番苦しめた母親に対しても、あねのねは復讐をするが、実はその正体は……。
<感想・レビュー>
玲香の意識とは裏腹の無意識のうちに溜まっていくストレスと欲求。それらを一気に擬人化したのがあねのねの本当の正体なのである。
今回の話は、そういった人間の無意識的な欲求、ストレスを擬人化するというところが面白いと読んでて思った。ごく日常の生活の中で、そういった面をだしているところがオススメ。
最初はほんのり、いきなりオカルト!でも、そこからの展開が立派に梶尾流。
ちょっと古い感じも否めないけれど、でも、優しさにあふれた泣けるオカルトはやっぱり健在。安心して子供さんにも勧められます。これは、買いです!






