日本人への警告 (新潮文庫)

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著者 : 堺屋太一
  • 新潮社 (1988年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101491028

日本人への警告 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 図書館で借りた本。思わず発行年を二度見してしまうほど、内容が古びていない。やはり凄い人だと再確認。

  • 昭和51~56年頃書かれた記事をまとめられた初版1981年の本。もう再販はされていないようで図書館でも他の区の図書館から取り寄せとなるくらい古い本。
    高度成長期・石油ショックを経験した日本人への警告として、終身雇用の崩壊と右肩上がりの経済・賃金は期待できないと書かれている。実際それから10年足らずで日本はバブル期をピークに不景気なって警告が現実のものとなってしまった。
    最後の記事は、「石油の文化から知恵の文化へ」のタイトルで、筆者は「遠からず我々は、安価な規格品を数多く使い捨てるよりも、無形価値をたっぷり含んだ高級品、違いのある製品を長く使うことを誇ることになるだろう。~中略~そうなると、規格品を大量生産する大企業よりも、独自の手法とブランドを持つ中小・中型企業の方が魅力的である」と、書いているが現在の日本が中小企業を伸ばす方向に向かっていないのが残念。

  • バブル崩壊前の日本について知りたくて読書。

    昭和63年出版の本。1998年2月は中学へ進学する直前だったころであるが、その後の見事に日本を言い当てている点がすごい。どうしてあまり経済界会や政治に反映されなかったのかと思う。
    (この時の反省が今も生かされているのであろうか?)

    日本や世界の歴史から見て経済全体を眺めるような視点を感じる。

    このころの日本人への警告は多くが今の中国人へ該当してきそうな氣がする。

    バブル崩壊以降デフレ状態が20年以上も続く日本はサラリーマンの成功モデルを崩壊させて、幸せの価値観も崩壊させた。その結果、多くの社会問題を引き起こし続けていると思う。今の日本で自分で幸せを見つけていける人は、ほんの一握りだと思うし、78対22のユダヤの法則が当てはまりそうだと感じる。

    読書時間:約45分

    本書は香港のトマトブックスで購入しました。

  • 堺屋さんは、昭和50年代には、すでに現在の日本市況を読み取っていて、それが今読んでみても、大変おもしろく、興味を持って読んでいけて、最近書かれた本なのかと錯覚してしまいます。

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