ヴァージン・ビューティ (新潮文庫)

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著者 : 斎藤綾子
  • 新潮社 (1999年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101495149

ヴァージン・ビューティ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • タイトルの割に、処女はほぼ登場しません。
    「愛より速く」よりも後に出版された作品で、こちらは短編集になっています。
    小説の形になっていて、エロ描写のエグさが増しています。

    ◆影に抱かれて
    主人公はある日、中学時代の同級生と久し振りに会う。
    主人公と同級生は、二人揃って輪姦された過去があった。
    同級生と再会をして以来、主人公達をレイプした男達が次々と殺されたり刑務所送りになったりする。

    同級生が一番憎んでいた相手は主人公だった。
    これは逆恨みじゃないか。
    ラストで、主人公はレイプされたのか殺されたのかは分かりません。
    後味の悪い話でした。

    ◆今日という日は
    短編集の中では、エロ度が低いです。
    不倫に嫌気が差してきた主人公は、ある日、大学時代の親友と再会する。
    主人公は、親友に恋人を奪われた過去があった。

    美しかった親友は、今は疲れきった妊婦になっていた。
    いきなり産気づいても、妙に落ち着いている。

    主人公はカメラマンと上手くいけばいいですね。
    こちらは後味の良いオチでした。

    ◆揺れるモザイク
    アブノーマル度の高いお話です。
    主人公はM女で、ストーリープレイや縛り、後ろの孔でのセックスをしています。

    主人公はSM店でアルバイトをしていたが、そこを辞めて本屋のアルバイトをはじめる。
    店主と不倫をするが、ラストでは本屋の奥様と愛し合うようになる。
    ある意味、円満な結末かしらね。

    ◆ネットを越えて
    主人公はギャルで、援助交際をしている。
    セックスをした後は、醒めた気分になっていた。
    主人公には、葉っぱや薬が好きなコやレズ娘の友達がいる。

    主人公は友達の紹介で、Sのオジサマと会うことになった。
    縛られた後、放尿プレイに激写、バイブ挿入。
    盛り沢山だな(笑)

    ◆夢の続き
    旦那とマンネリになっていた主人公は、とあるハプニングで若い男と知り合い、不倫の仲になる。
    実は旦那も不倫していたが、主人公が不倫を重ねて女っぽくなるうちに清算するようになった。

    ラストで主人公は、妊娠していることが判明します。
    「どちらが父親でも私の子供だ」と、主人公は思っています。
    女の方が図太いと思えるオチでした。

    ◆春がきた
    主人公の容姿は美しいと言い難い。
    行きずりのセックスで、処女を喪失した。

    主人公は思い込みが激しいです。
    ラストでは、セックス中の男女を殺してしまいます。
    これは、男が悪いと思いますが。

    懐中電灯を突っ込まれるなんて凄く痛そうだと思いました。

    ◆ラスト・イグジット
    この話に出てくる男は、とんでもない馬鹿です。
    「妻とは別れる」「妻なんて愛していない」と言っていたのに、主人公が妊娠すると「堕ろせ」と言いました。
    しかも、奥さんとの間には赤ん坊がいて、別れる気がありません。
    そりゃあ、尻に突っ込まれても仕方がないよね。

  • 単に不快な作品だった。内容が浅すぎる。作者の独り走りにいたるところで目が付いて、気に障って最後読み通せず。

  • 1999年(底本96年)刊。女の愛憎、狡猾、無垢、憤怒を描く短編7本。

     著者の書を時々読みたくなるのは、登場する男が、容姿・性格を陳腐に造形、すなわちリアルな点である。しかし、女はそんな男に惚れて体を開き、一方で、魅力のない男に対する醒めた感情も支配する。全ての面で優れた男なんて一握りしか存在しない、言い換えれば夢幻の如き存在。良い所も悪い所もある陳腐な男が普通なのだ。
     一方の女もまた同様なのだろう。
     その陳腐な男女が繰り広げる愛憎劇は胃が重くなる読後感。援助交際・不倫を正面から描く等読み手は選びそうだが…。

  • 斎藤さんの書く女の人は勢いがごいすー。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    あなたと触れ合っているその部分から、溶けてあふれて流れ出して、もう止められない…それが私の体なら、思い切ってどこまでも快楽を求め続けよう。暴力、輪姦、SM、不倫、レズビアン、中絶、そしてすべてを凌ぐエクスタシー。それらが渦巻くリアルな性の場面を、軽やかに駆け抜けるエロスの女神たち。その、欲情する体と無垢な心をストレートに描いた、世紀末衝撃の愛の物語。

  • とにかくね、エロいよ。この本。
    中学生のときに「表紙の絵かわいいなぁ」って思って買ってみたけど、エロい。
    中学生のあたしには刺激が強すぎでした。
    ま、マセてたから読んだんだけど。笑
    表現もリアルだし、この本を読んでるとイケナイことしてるみたいでドキドキした。
    隠れて読んだ。
    男の子がエロ本を読む気持ちが少し分かった気がした。

  • かなり刺激的だけど、不愉快な感じも無し。そこが面白い。

  • 何かが凄い。何か、読む事に抵抗があまり無いし、リズムはいいし、何か共感してしまうし。……でも何が凄いのかイマイチ分かりたくない今日この頃。

  • 色々強烈でした…。段々食欲が減退していく自分が。エロとグロは紙一重なのですなぁ。

  • 刺激的だった。パート4(笑)

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