- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101498225
作品紹介・あらすじ
ドイツ国王、神聖ローマ帝国皇帝として中世から近代に君臨したハプスブルク家は、兄弟全員による相続と巧みな政略結婚で勢力を広げた、ヨーロッパ随一の王家である。だが、その華やかな歴史の裏では、常に男女の愛憎が渦巻き、醜い権力闘争が絶えなかった。名古屋弁を駆使した架空会話で王様・お姫様らの本音を再現、エッチなエピソードも満載した"講談調世界史"。ご堪能あれ。
感想・レビュー・書評
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だめだった。時間ばかりかかってなかなか内容に没頭できなかった。回りくどい表現、わざと田舎者に書いた人物の発言の日本語の意味が分かりにくい。スペイン語でいちいちお腹が空いたyo tengo hambre. なんて書かなくてもいいのに。この本の内容なら半分以下のボリュームにできたはず。
ギャグとか面白さを出したいのは分かるが、面白いと思うより話を理解するのに苦労し、ほとんどとばして読んだ。 -
全然よくなかった。
最後はななめ読み&飛ばし読み。
とにかく表現が下品。
あとがきの人は「皇帝も貴族も著者の手にかかるとすべてバカ男バカ女となり、面白い」みたいに書いてたけど、ちっとも面白くない。
バカにされたくないし。
間違えて、また図書館で借りたりしないように気を付けないと!! -
4101498229 406p 2001・11・20 5刷
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貴族の話好きなんです♪ ハプスブルク家がどうやって繁栄して衰退していったのか興味があったので手に取ってみたのですが、もう少し物語風に書いて欲しかった。何を言っているのか解らない所も多々あった。すごい貴族なのにお金がなくて貧乏だった所とか読むと、外から眺めているだけでは解らない事も沢山あるんだなぁ~と思った。
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ハプスブルク家はもともとはドイツの王朝であったが,同家は単一の地域・民族に定着せず,はじめはスペインの,そしてその後はイタリアの血を加えた。ふつうは他の国では,王朝というものは人民の歴史だが,ハプスブルク=神聖ローマ帝国では,そうではなかったのだ。なぜ,そのようなことをしたかというと,ハプスブルク帝国の目的は,他の国との婚姻により何が何でも家を守ろうとしたことであったからだ。ひたすら皇帝号にしがみついたというわけだ。色々な血や文化を受入れながらも,やがては共通の分化,経済的な性格をもつようになるが,これは王朝がつくったものであり,王朝をつくったものではないのがたの王朝との違いである。
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いや〜面白かった!!
歴史を下ネタと方言で語るとは!!
ただ、一つ一つの出来事の説明自体はかいつまんである感じなので、他の本を読んでから復習に読む事をおすすめします。 -
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これでハプスブルグの歴史どころか西洋史に強くなれる!かも。
ウィーンを訪れる前に読むと面白いかも。 -
王妃エリザベート関係の本にはどうしても手が伸びてしまう私。
もちろんハプスブルク家関係の本も何冊も読んできましたが…。
かなり読みやすいです。
ハプスブルク家がコミカルに描かれていて全然かたっくるしくない。
途中、名古屋弁で架空会話が繰り広げられていたりと面白いです。
エッチなエピソードもあったり…。
ただかなり長いです。
結構疲れます。
ちなみに肝心のエリザベートが出てくるまでがとにかく長かったー…。