迷宮遡行 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101499116

感想・レビュー・書評

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  • 妻の失踪から始まる
    男は妻を探し始めると・・・
    暴力団が絡んできて暴力団の抗争も
    少しずつ妻に近づいていく感は伝わりました
    主人公は出会う人たちに恵まれた感じでした
    もちろん主人公の行動の結果でもありますが
    中身は濃かったと思います

  • 突然姿を消した妻を追う、頼りない元会社員の頼りない捜索。わずかな手がかりをつかんで追うも、なぜかヤクザが現れて、事態はあらぬ方向に。とかいう話。
    結論が、えっ?そうなの??(ネガティブ)という感じだったのと、ちょっと悲惨なことが起き過ぎて読んでいて辛かったです。。

  • 「慟哭」に驚き、同作者の他作品をと選んだ一冊。
    しかしこれは(+_+)

    架空の暴力団同士の抗争に首をつっこむ主人公
    文体も読んでてたるいし、しんどい。
    結末を期待して仕方なく読むがなにもない。

  • ある日突然主人公の前から姿を消した妻。
    愛する妻の行方を探す夫が、今まで知らなかった妻の真実を知る。
    夫の執念が真実を見つけるが、それが本当に幸せなことなのか誰にも分からない。

  • なんだか辛気臭いヤクザストーリー
    4/3/24

  • 主人公のヘタリが半端なくてイライラ!なんというか……多分、いい作品なのに……何処かで残念な結果になってしまった……みたいな。終わりかたもイマイチだったし、この主人公のカッコ悪さがなぁぁ。貫井さんの作品『慟哭』が余りにも良すぎたので、なかなかそれを越えられない私が駄目な読者なんだろう。。。

  • 再読。

    冴えない男性が失踪した美人の奥さんを探す。途中でヤクザが出てきたりいろいろ事件が起こりながら軽ーく話が進んでく。
    軽いんだか何なんだか。

    二転三転しながらのラスト、無理矢理感があって拍子抜け。
    イマイチだなぁ。

    さんざん回って結局それかい!という。
    主人公もあんまり好きになれなかったです。
    奥さんにも共感できなかったし、何かもったいない。

    うーん残念。

  • 裏社会の話だけど主人公がダメキャラだから
    同じような視点で話が読める。
    でも最後の方の変貌ぶりには違和感が。。
    全体的に話から主人公が浮いてる気がする。
    途中の糸を手繰り寄せてく感じは好き。

  • 思いっきりネタバレになるが、妻の失踪が暴力団トップの輸血のためという結末は見事だった。
    ただ、結末がもう分かってしまってるので、もう読むことはできないだろうと思い、星は3つ。

  • 貫井徳郎の第2作
    彼の作品とは思えない内容。
    ストーリーもどんでん返しもなくつらまらない作品。
    コメディなのか、ハードボイルドなのか中途半端。
    残念

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。「症候群」シリーズ、『プリズム』『愚行録』『微笑む人』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』『悪の芽』『邯鄲の島遥かなり(上)(中)(下)』『紙の梟 ハーシュソサエティ』『追憶のかけら 現代語版』など多数の著書がある。

「2022年 『罪と祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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