知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)

  • 730人登録
  • 3.53評価
    • (31)
    • (65)
    • (68)
    • (15)
    • (7)
  • 67レビュー
著者 : 竹宮ゆゆこ
制作 : ふゆの 春秋 
  • 新潮社 (2014年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800028

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印

知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)の感想・レビュー・書評

  • よさげなタイトルととらドラのひとかー(1巻しか読んでないかな)と思って読んでみた

    ガサツ系女子の一人称が読みにくかったーー
    でもところどころわかるような、
    感情移入はできなくもない・・かな

    いろいろわかりにくい
    とんでも設定は、何かと戦ってる的な話は比喩だよね
    罪とは何か、みたいな

    なんで死んじゃったのかはよくわからない
    自殺なのかな

    自殺は本人はよくても周りはつらいからしちゃだめ

    親友の彼氏(元だけど)を好きになるのは罪なのか
    みたいな?

    まあ結果救われたからいいかな
    面白くなかったわけじゃないけどびみょうだなあ

  • 読み始めると止まらなくなりますよ、これ。
    枇杷の勢いに乗ってどんどん読み進めて行けば ぶっ と吹き出すやりとりがあったり しかして切ない、胸の奥がきゅんとなったり、

    とにかくがーっと一気に読み終えれば、元気になってしまうもので小説ってすごいなと
    こんなに一気に読んだのは久しぶりのことで
    心の栄養だな と 確信したのでした

  • 地がしっかりしているだけに、コスプレに至った境地とのギャップがヤバい。でも冷静に読み返すと、貴重品も持たせずに追い出す家族が1番ヤバい。特徴的な比喩がとても著者らしくて良かったけど、もうちょっとキャラはぶっ飛んでいるのを期待してたかも。キャラもストーリーもどこかで見たような気がしてしまったし。主人公が大人だと、著者らしさを出すのが難しかったのかな。

  •  タイトルと表紙のデザインに一目ぼれして、内容を確認せずに購入。

     23歳無職のヒロイン、錦戸枇杷が心の葛藤やらを乗り越えて前を向いていく話。
     文章のノリが完全にラノベ。

     ストーリーそのものは悪くないけど、書き方が中途半端でいまいち入りきれなかった。
     ヒロインの心の叫びをそのまんま文章にしている感じ。散りばめた設定が随所で明らかに死んでいて勿体ない。
     ヒロインの心の動きの繊細な部分とか、ぐっとくる個所はいくつかあるけど、同じようなことでぐるぐるぐるぐると考えて見開き一ページ消費とかはいただけない。

     タイトルと表紙は本当に気に入ったので、蔵書には加えておきます。素敵。

  • ぐーっと一挙に読んでしまった…最後にうまく丸くしたって感じ?

  • 【内容紹介】
    これは恋か、贖罪か。圧倒的恋愛小説。

    錦戸枇杷。23歳。無職。夜な夜な便所サンダルをひっかけて"泥棒"を捜す日々。奪われたのは、親友からの贈り物。あまりにも綺麗で、完璧で、姫君のような親友、清瀬朝野。泥棒を追ううち、枇杷は朝野の元カレに出会い、気づけばコスプレ趣味のそいつと同棲していた......! 朝野を中心に揺れる、私とお前。これは恋か、あるいは贖罪か。無職女×コスプレ男子の圧倒的恋愛小説。

    竹宮ゆゆこ:タケミヤ・ユユコ
    1978(昭和53)年、東京生れ。2004(平成16)年、「うさぎホームシック」でデビュー。軽快な会話劇を軸に、男女間の生き生きとした恋愛模様を描く書き手として、強い支持を集めている。他の著書に「わたしたちの田村くん」(全2巻)「とらドラ!」(全13巻)「ゴールデンタイム」(全11巻)がある。

  • nexはライトノベルだった。
    表現方法の好みはともかく、話も未消化なまま終わってしまった気がする。

  • 砕け散るところを見せてあげる
    を読んで感動しまくってこの本も読んで見ました。

    感情移入できなさすぎて苦手でした。
    比喩表現使いすぎで分かりにくい、
    なんとなくは分かるけど
    なんとなくで進んで行く感じが
    モヤモヤして疲れました。
    最後にも何も残らなかった、あと引かない感じ。

  • 〇いつの間にか亡くなった親友/元カノを追い続ける二人の物語
    錦戸枇杷は、親友の清瀬朝野が亡くなったときから、自分を見失って毎日を過ごしていた。そんなときに、女装した男に清瀬の写真を取られてしまった!?なぜ急に、しかもお金じゃなくて写真を。
    そして、家にからがら戻った枇杷だったが、家の二世帯改装をするとか何とかで居場所がなくなり、家を追い出されることになってしまう。途方に暮れる枇杷の前にはその女装男が現れるとそこには―――――朝野の元カレだった昴がいた。

    親友の死んだ原因、それは昴がフったあとも意固地になって元に戻らなかったからでは。そんな自責の念を抱え続けていた昴は、何とかして彼女の痕跡をつかみたくて写真を強奪したのだった。その行為に、枇杷は異議を唱えるものの、家がない枇杷は昴の家に転がりこむこととなる。

    あれ、なんだろうこの感じ。違うんだ、朝野のことを枇杷に謝られても意味がないのだ、というか、枇杷への謝り方はそもそもやっぱり朝野に謝りたいのではないか。
    枇杷は、今まで抱えてきた悩みや怒りがすべて、実は本質とは違かったのだと気づく瞬間がやってくる。朝野に対する昴の想いと朝野に対する枇杷の想い。どちらも贖罪であり、もう取り戻せない。それに気づいた枇杷は、どうしようもなくなってしまう。そのときそばにいたのは昴だった・・・!?




    家を出されたのに全く困らなかった家族にイラっとしたことや、昴の行動を隣で見ていて、自分のことも客観的に見た枇杷がハッとした瞬間に、枇杷の世界は変わる。その枇杷が起こす行動は、それはそれで男前である。
    枇杷は贖罪を果たせたか。昴も贖罪を果たせたのか。
    朝野への想い溢れる二人は、最後どうなってしまうか。
    圧倒的恋愛小説、という触れ込みだったが圧倒的友情小説でもあるし、自責の念を吐き出しきれない若さが存分にあふれた青春小説だ。

  • 朝野がいなくなって2年が過ぎても知らない映画のサントラを聴いて朝野を思い出し切なくなる枇杷を思うと悲しい。でも、朝野と昴からこの美しい世界で生きていくことが幸せとだと気づかせてもらえて。枇杷の花言葉は昴から枇杷への想いなのかな。そうならいいな。辛くても生きていかなくちゃと思うから。その為には、一人じゃなくて誰かが必要だし、その相手が誰でも罪と言わなくていいと思う。

  • なんだ良かった。直木賞なのか?ってくらいなので全国の直木は読んでおくべき。
    以外ネタバレあり













    最後は恋愛に持っていくのか…友情で終わらせちゃダメなのか…やはり女は恋愛なのか…

  • あらすじが一言で表現できない。タイトルにひかれて読んで、タイトルの意味が最後になってようやく分かって、でもこのタイトルでなくてもいいかもと思いながら読み終えた。最初話に入れなくてどうかと思ったけれど、途中から面白くなってきた。
    2016/8/25

  • 大好きな子が死んじゃった後の残された二人の話。

  • 恋愛諸説かといわれると?ですがエンタメとして面白い!
    会話のテンポも、台詞も独特で、それだけでも読む価値が有りですね。
    全体としてテンションの高い文章ながら、お互いに、贖罪として惹かれ合っている、寂しさも伝わってくるから不思議です。
    最後のタイトルを回収は、意味がわからない気もしますがニュアンスは分かるきもする、そうやって世界と向き合っていくということですか。

  • 竹宮ゆゆこさん初読。風変わりな3人(1人は故人)による風変わりな恋愛小説。独特な台詞回し(竹宮節というらしい)が面白かった。

  • 作家買いをしたので、あらすじもなにも知らず読み始める。
    読み終わってからカバーのあらすじを読んでみると「圧倒的恋愛小説」らしい。言われてみれば…。確かに、共通の喪失をした男女がくっつくという恋愛ストーリーと言われたら確かにそうだけども。そんなフレームにあてはめるのも、なんか違う気もする。
    ありふれた筋書きだけど、モノローグとキャラの内省描写で異様ともいえる世界観になってるのはすごいってことなのだろう。多分。

    …感想を言葉にするのが難しい!

  • 楽しめたが、
    朝野がなぜ一人で海へ行き、死んでしまったのか最後まで分からなかった。残念。

  • 非常に展開が早くて、分かりやすい。

    類を見ないクズっぷりの主人公の枇杷だけど、どこか憎めないところがある。
    昴もぶっ飛んでるキャラで、出てくる人物はかなり人間的にどこかのネジがおかしい。
    物語途中の枇杷が家を追い出されるシーンは、そこしれないリアルさだった。
    23歳という年齢は未熟な自分を他人のせいにすることも出来ない。自分で自分の道を歩いていくしかない。
    バックパックに詰め込めるだけの自分という存在を認識し、過去を向き合うことで、枇杷が前に進むことに決めるまでの流れは本当に綺麗な展開だった。竹宮ゆゆこは、天才です

  • 図書館で借りました。
    引きニートの枇杷と死んだ親友の元彼の話です。

    最初は「あー苦手な文体かなー」と不安になったけれどそのスピード感にすぐ入り込めました。

    私は主人公の枇杷にすごく共感しました。
    もがきたいけれどもがけない。どうやってもがけばいいのかわからない。
    このままでいいわけないのもわかってる。
    そしてラストの枇杷のように前を向けたらいいなぁと思います。
    ただチェリー、てめぇはダメだ!

    恋愛小説とありますがその要素は薄いです。
    でも両思いになってほしいなぁ…というかなって?のかな?

  • ヒキニートである枇杷は、深夜の徘徊中に怪しいセーラー服男に襲われ、一枚の写真を盗まれる。それは枇杷が何よりも大切にしていたものだった。死にもの狂いで犯人を追いつめ、正体を知った時、その写真が彼にとっても重要な意味があるものだと気づく。不格好な恋と、それぞれの贖罪の物語。

    ものすごいスピード感。冒頭のテンションにドン引きしているうちに言葉の渦に巻き込まれ、いつの間にか傍観者ではいられなくなり、枇杷と一緒に泣きべそをかいてしまう。そうならざるを得ない、得体の知れないパワーがあった。

    2人には幸せになってほしい。ただ、2人のラブシーンは想像したくない。これを恋愛小説という括りにしてしまいたくないのはなぜだろう。

  •  この人の小説は『とらドラ!』以来。新潮文庫nexという新レーベルの第一陣。会社は「ラノベではない」と発言したらしいが、バイトしてた書店ではライトノベルの棚に差してあった。

     主人公支店と三人称の間をさまよいながら疾走感のある文体で話が進んでいく様子は、この作者の魅力なのかなと思う。主人公が抱えている閉塞感は相当なものだろうから、書き手が変わったら窒息してしまうかも。
     主人公の枇杷(びわ)、親友の元カレである昴とともに、過去に縛られ動けなくなっている。罪滅ぼしはしたくても、死んだ相手にそんなことができるはずもなく。ただ、渦中にいる人間がそれを「できない」と気づくことは難しいし、勇気がいる。ましてや枇杷の境遇では。
     自分自身、読んでいる最中、そうした道は全く見えなくなっていた。ある意味似た境遇にある二人が鏡のように照らし合わせることで、先が見えたといった感じだろうか。

     帯には恋愛小説とあるが、物語の軸が恋愛でない気がしてちょっと違和感があった。でも、主人公が動き出す(回り出す)原動力として恋が機能している以上、恋愛小説以上に恋愛を描いた話なのかな?と思った。

  •  親友の死に対する罪の意識や、自分の将来への不安を抱える崖っぷちニート主人公が、親友の元カレと出会ったのをきっかけに、負のスパイラルから一歩踏み出そうとする物語。
     本来は決して明るくはないストーリーだと思うけど、勢いあふれる文章やテンポのいい掛け合いで、暗くなりすぎず、むしろ笑わせてくれる。一方で親友に対する気持ちは真摯で、不謹慎な感じもしない。センスのいいユーモアだと思う。恋愛要素を入れたことについては賛否両論あるみたいだし、宣伝文句にあるような定番の「恋愛小説」ではないと思うけど、これはこれでいいと思う。

  • 感想文にあった、オススメ。

    いやあ。カオス!わけ、わか、らん!(笑)
    けど、テンポが良くて、楽しく読めたから不思議。

    親友を巡り、出会ったニートと女装した強盗。
    まさかの展開が続くわけで。
    亡き人の影を自分の中に映しながら、それでも、ひたすら生きなくてはならない。
    そんな、もがきっぷり?ヘタレっぷり?が見ていて良かったな。

    「「なんで?ダメだよ」
    そう言った。あっさりと。当然のことのように。パンダ? 白黒だよ。トマト? 野菜だよ。明日? 水曜だよ。バレエ辞めた? なんで? ダメだよ」

    「よくわかったな、エアCtrl+Alt+Delが。」

    あかん。笑える。

  •  とらドラ!のアニメを想像しながら観ました。まんま、映像が浮かびました。なんて完成された文章だろう……と思いました。ギャグがめちゃくちゃ面白くて、声をあげて笑うところがいくつもありました。病気のゴリラのくだりなんか、ゲラゲラと。
     しかし板東蛍子の時もそうなのだが、ラノベの女の子って本当によく走るものだと思いました。走っているシーンばかりのようでした。そういえばスレイヤーズの最初の一行も走っていた気がします。
     なんて、なんて映像が浮かんでしまう文章なのでしょう。それはとらドラ!を観ていたせいかもしれません。声が、聞こえてくるようでした。完成された文でした。
     タイトルもいいです。
     このタイトル、作者の「どや!」が聞こえてくるようなタイトルです。
     罪か恋か。これを問題設定にして、ずーっと頭に置いておかないと、半分も楽しめないと思います。あー、面白かった。最後まで、ゲラゲラ笑えるギャグが欲しかったのが、わがままいえば、そう。
     指圧とか、アメリカとか、色々散りばめられていたけれど、そんなに使われなかったものも色々あった。

  • テンポよくて楽しく読んだ。恋愛ものだったの?友情じゃなくて?

全67件中 1 - 25件を表示

知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)に関連するまとめ

知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)を本棚に登録しているひと

知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)を本棚に「積読」で登録しているひと

知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)の作品紹介

これは恋か、贖罪か。圧倒的恋愛小説。錦戸枇杷。23歳。無職。夜な夜な便所サンダルをひっかけて“泥棒”を捜す日々。奪われたのは、親友からの贈り物。あまりにも綺麗で、完璧で、姫君のような親友、清瀬朝野。泥棒を追ううち、枇杷は朝野の元カレに出会い、気づけばコスプレ趣味のそいつと同棲していた……! 朝野を中心に揺れる、私とお前。これは恋か、あるいは贖罪か。無職女×コスプレ男子の圧倒的恋愛小説。

知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)のKindle版

ツイートする