この部屋で君と (新潮文庫nex)

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  • 新潮社 (2014年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800059

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この部屋で君と (新潮文庫nex)の感想・レビュー・書評

  • 誰かとの同居生活についての話。
    最初に間取りがあり、いろいろ想像させる。

    面白い試みでまた他の作家さんの作品も読んでみたい。
    友人にもプレゼントしようと思っている。

  • 同じ鍵をもつ二人、をテーマにしたアンソロジー。
    ルームシェア相手を探しているけど上手くできない。昔から。『それでは二人組を作ってください』(朝井リョウ)
    無口で何を考えているかわからない同僚と韓国へ出張に行くことになったタカハタ。滞在中のホテルはしかし、ダブルベットの部屋で……。『隣の空は青い』(飛鳥井千砂)
    いまいちぱっとしないプロレスラーの彼氏の直人、マンガ家としてなかなか結果を出せない智美。二人の未来はどこに?『ジャンピングニー』(越谷オサム)
    気の合う友達と憧れの女子的シェアハウス生活を楽しんでいたが、相方に彼氏が出来てしまった。一人で住むようになった部屋に、一人の男が訪ねてきて………。『女子的生活』(坂木司)
    ある日アパートに帰宅すると、隣部屋の娘がぼんやりと立っていた。聞くと、母親が2日帰ってこないという。途方に暮れている女子小学生を自宅で保護することにしたが……『鳥かごの中身』(徳永圭)
    突然、テレビが自分の名を呼んだ。「悪いものが近づいています、逃げてください」そう繰り返すテレビに呆然としていると、奇妙な格好をした少女が現れ、自分を守るためにやってきた神だという。『十八階のよく飛ぶ神様』(似鳥鶏)
    大震災からしばらく立った昭和二年。夫と鉄筋コンクリートのアパートの新居で暮らすことになったが、どうしても住み心地が良いとは思えず……。『月の砂漠を』(三上延)
    十三年も同棲して、もはや家庭内別居状態の尚紀とミーコ。不満ばかりがたまって形だけ一緒にいるようだったが。『冷やし中華にマヨネーズ』(吉川トリコ)

    初読み作家さんは徳永さんと吉川さん。シニカルな朝井さんと、ハッピーな飛鳥井さん。前向きな越谷さん、エンタメ力の高い坂木さん、わりと異色なものをぶち込んでくる似鳥さん、薄暗いけど切なくてしっとりした三上さん。みんな個性が爆発してて面白かったけど、特に好きだったのは飛鳥井さんと三上さんかなあ。

  • 「誰かと共に暮らす」

    ルームシェアの相手を探す女子大生
    出張先のサラリーマン
    同棲カップル
    青年と少女etc.

    いろんな形の「ふたりの暮らし」

    それぞれの作家さんの持ち味がとても素敵な
    アンソロジー

  • 話の前に、部屋の情報があって、それから一つの物語が始まってく。おもしろいなあと思った。
    お気に入りは鳥かごの中身。
    いろんな種類の物語がありました。

  • 複数の小説家による部屋にまつわるオムニバス小説。友達にルームシェアを持ち掛けたい女子大生、腐れ縁のカップル、海外出張のホテルが手違いで同室になった先輩後輩等、いろんなシチュエーションでどの話もおもしろかったです。

  • 同じ部屋での出来事。いちばん楽しみにしてた朝井リョウさんのやつは『何様』に載ってて既に読んだことあった笑
    わたしは家族としか暮らしたことがなくて、もしかしたらな話がちょうど出た最近、コンビニでこの本を見つけて買ってしまった。同棲だけじゃなくて変わった設定のお話も多くて、そういう個人的な事情的に同棲の話が全部だったら良かったんだけど。

    一緒に生活するって、ただ普段接することとは天と地ほどの差があるんだなあ。だからこそ大変だろうなとも思うし、憧れもする。

  • 誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。
    「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」
    「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」
    それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。

  • 似鳥さんだけ謎ファンタジー。他は割と現実的。
    恋愛や男女の関わりは結局殆どの話にあった気がする。

  • 面白いアンソロジーでした。三上延先生の短編が一番好き。アパートがまだめずらしかったロマンある時代の、悲しみを抱えた夫婦の話。苦しさや辛さ悔しさが伝わってきてなんとも言えない気持ちになりました。あと、朝井リョウ節炸裂。この人はどうして「あああああああ!!」ってなる話がうまいんだろう。

  • すべて恋愛もののアンソロジーかと思いきや、そんなことはなく。
    異なったジャンルが収録されていて、普段は自分じゃ手に取らないようなストーリーのものもありました。

    朝井リョウさんの作品特有の、読むと胸の奥がザワつく感じは今回もありました。
    私も二人組を作るのが苦手だったなぁ。

    個人的に好きだったのは、『女子的生活』です。

  • わたしとあなたで暮らす家。

    自分と、誰かと、そこで暮らしている。それだけがこのアンソロジーの共通点。でも、間取りも時代も年齢も性別も色々。間取りも付いていて、なかなか楽しんで読みました。

    朝井リョウ「それでは二人組を作ってください」相変わらず朝井リョウの作品は、刺さります。自分を守り、相手を下に見たところで、ひっくりかえされる痛み。友人がどういう人間かなんて、所詮わかったふりでしかないから。

    飛鳥井千砂「隣の空も青い」実際に触れて、関わってみないと、わからない。仕事仲間も、恋人も、隣国も。自分で決めつける世界の、なんと恐怖にあふれていることか。

    越谷オサム「ジャンピングニー」愚かな男と、愚かな女。腐れ縁というのは、こういうものだと思う。どちらかが決断しないと終わらない。終わらせると、ものすごくさみしい。

    坂木司「女子的生活」うん、どこかでこの展開は予測していた。性別を超えた友情、というか。

    徳永圭「鳥かごの中身」出て行った鳥は帰ってこない。だから、歩きださないと。

    似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」異色のファンタジー。そうきたか。オチは途中で見えたものの、なかなかおもしろかった。あと、悪役が憎めないキャラクターだったからの、ちょっと切なさ。一緒に住むと情が移りますよね。

    三上延「月の砂漠を」無口な愛。一緒に暮すだけではわからないもの。これだけ時代がちょっと前。

    吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」主人公がカッコよかった。決断を下すとき。寂しいのは寂しがる、でも、すがらないプライド。

  • アンソロジーて読みやすかった。著者もメジャーな方ばかりでお得!
    家がテーマになっている。

  • アンソロジー。後味の悪いものもあれば、ほろりと来るものもあるが。
    朝井リョウさんの『それでは二人組を作ってください』は、苦しい。私にも似たような覚えがあるので。

  • これからどうなるかは分からない。
    とにかく、もう少しあの部屋で暮らしてみようと思う。この人と二人で。
    (p283「月の沙漠を」)
      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    広くはない部屋で、
    ふたりが生活を共にする。

    物語がはじまる「部屋」はさまざま。
    背伸びしたルームシェアに、
    出張先のホテルやワンルームマンション。
    同居人だって、一筋縄ではいかないヤツばかり。

    一部屋二人をテーマに、
    朝井リョウ、越谷オサム、似鳥鶏など、
    気鋭の若手作家たちがおくるアンソロジー小説!

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    新潮文庫nex創刊時のタイトルのひとつで、
    このレーベルを象徴するかのように
    「豪華な」作家陣が名を連ねます。


    ちなみに個人的なお気に入りは、
    ダントツで徳永圭さんの『鳥かごの中身』です。

    「お隣さん」の女の子と、
    飼っていたインコに逃げられた青年の奇妙な共同生活。
    ふたりの抱く「さみしさ」が、そっと重なり合うお話でした。

    他にも、
    越谷オサムさんの『ジャンピングニ―』は、
    バカなくらいに真っ直ぐな二人が愛おしい!

    坂木司さんの『女子的生活』と、
    三上延さんの『月の沙漠を』は、
    一見ぜんぜん違う話なのですが、
    どちらも、そっと心に寄り添ってくれる温かさが光ります。


    ちなみに。
    トップバッター・朝井リョウさんの『それでは二人組を作ってください』は、
    どうにも好きになれませんが、
    なにはともあれ…間違いなく「真理」ですねえ。
     それではっ

  • 図書館で。くすっと笑えたり胸がぎゅっと切なくなったり誰かと一緒にいるということが、いろ~~んな感情ひっくるめてステキだなと思う。

  • 『それでは二人組を作ってください』にぐいぐい抉られる。「間違ってる!」と思うけれどその気持ちが分かってしまう私はぼっち女子です。

  • 人と暮らすといろいろある。

  • 同じ部屋で誰かと暮らすことをテーマにしたアンソロジー。「それでは二人組を作ってください」おしゃれな机と雑貨。「隣の空も青い」韓国で上司とダブルベット。彼女は在日三世。「ジャンピングニー」漫画家のアシスタントとプロレスラー。「女子的生活」トランスジェンダー。俺、全然いけるわ。「鳥かごの中身」隣部屋の小学生ななかちゃんからもらった紙粘土の青いインコ。「十八階のよく飛ぶ神様」ムカデの神様。「月の砂漠を」夫は地震で亡くなった妹の婚約者。「冷やし中華にマヨネーズ」13年間一緒に住んだ彼との別れ。喧嘩し合える存在。

  • 部屋に誰かと過ごす、「部屋」をテーマに、書かれた短編小説。
    自分が読んだことの無い作家ばかりだったが、思っていた以上に完成度が高く粒揃いの印象。男性作家よりも珍しく女性作家の作品の方が好みが多く、他の人のレビューを見てみると、意外と好みがバラバラなので、誰でも好みの一篇はあるかも? 
    飛鳥井千沙「隣の空も青い」
    越谷オサム「ジャンピングニー」
    吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」
    が良かった。

  • 好きなのと好きじゃないのと。

    飛鳥井さんのはやっぱりよかった。
    「誰かに傷付けられた怒りや恨みを、その相手に似た誰かにぶつけるのって、簡単で楽な方法なんだよね」

    簡単で楽だからってその道は選びたくない。

  • 短編8つ。 お気に入りは「粘土のインコ」と「妹の手紙」。一緒に住みたいのは妖怪様。

  • この部屋できみと、がテーマの短編アンソロジー。作家さんによって雰囲気が色々で楽しい。
    2015/12/8

  • 8人の作家による短編小説.
    恋愛系,SF系,いろいろあり,部屋の間取り付きが面白い.

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