この部屋で君と (新潮文庫nex)

  • 新潮社
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本棚登録 : 1993
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800059

作品紹介・あらすじ

誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • 春は別れと出会いの季節。この季節は苦手だ。
    職場で長く一緒だった人たちの異動や退職を先日知り、寂しい気持ちでいっぱい……。特に今年はショックを受けた。
    そんな気持ちを埋めてくれるような春にぴったりな物語はないだろうかと、また図書館のレファレンスコーナーを利用してみた。
    そして司書さんが「こちらにいらしてください」と案内してくれた先は、日本文学のアンソロジーの書架。………(・・;?

    司「そんな時はアンソロジーがオススメです!」
    (…なんか思ったのと違うんだが…)
    司「色んな作家さんの本を読むといいです。良い話もたくさんあります」
    (…求めていたのと違うけど、ありがとう^^;)

    ……という経緯で、いつものように警察小説やミステリーを選びそうになるところ、「いやいや、今の私には心温まる話がいいっしょ?」と、何となくタイトルから本書を手にしてみた。それが良かった。
    親子、きょうだい、友だち、恋人…これから同居開始する人もいれば、解消する人もいる。期待や焦りや不安、寂しい気持ちになったり、新しい一歩として前向きな気持ちになったり、人それぞれだ。一つ屋根の下で繰り広げられる物語に、心温まった。

    この季節は、おニャン子クラブの「じゃあね」を口ずさみたくなるのは私だけだろうか。古いか。

    ♪四月になれば 悲しみは キラキラした思い出

    特に良かった話
    【それでは二人組を作ってください】朝井リョウ
    小さな頃からうまく二人組になれなかった私が、仲良くなった子とルームシェアという二人組になりたい話。
    【隣の空も青い】飛鳥井千砂◎
    無愛想な先輩(男)と韓国に出張した俺。案内されたホテルの部屋は、手違いでダブルベッドだった。
    【女子的生活】坂木司◎
    メイクが得意なともちゃんと、洋服選びが得意な私の“女子”ライフ。“お口はミッフィー”な展開。
    【冷やし中華にマヨネーズ】吉川トリコ
    13年同棲生活する恋人たちは今や家庭内別居状態。あることがきっかけでその暮らしも終わりが見えて来た時の、相手への想い。

    ◎各物語ごとに、その物件のインフォメーション(最寄り駅、築年数、家賃、間取り図など)が添えられているのも面白い。

    • なおなおさん
      土瓶さん、大人なんかじゃないですよ〜。
      師匠に褒められることではありません。
      図書館側が「何をお探し?」なら、私は「なんかある?」みたいな軽...
      土瓶さん、大人なんかじゃないですよ〜。
      師匠に褒められることではありません。
      図書館側が「何をお探し?」なら、私は「なんかある?」みたいな軽い感覚です^^;
      2023/03/29
    • あゆみりんさん
      なおなおさん、図書館でのブクログのバーコード検索がNGなこと知りませんでした…( -᷄ ω -᷅ )
      ブックオフでは、めっちゃやってます、非...
      なおなおさん、図書館でのブクログのバーコード検索がNGなこと知りませんでした…( -᷄ ω -᷅ )
      ブックオフでは、めっちゃやってます、非常識な利用者としてマークされているかもしれません…( ˙罒˙ )
      2023/03/29
    • なおなおさん
      あゆみりんさん、すべての図書館がNGかは分からないのですが、とにかく図書館ではやるな!家でならOK!ということでした(ㅅ><)
      |柱|ヽ(・...
      あゆみりんさん、すべての図書館がNGかは分からないのですが、とにかく図書館ではやるな!家でならOK!ということでした(ㅅ><)
      |柱|ヽ(・_・`)反省…
      2023/03/29
  •  「二人暮らし」アンソロジー。テーマもユニークだが、各章の舞台となる各部屋の物件情報付きというところも面白い。そして読んでみると、内容もバラエティ豊か!個人的には、名前は知っているけど読んだことのなかった今どきの作家さんの作品に触れられて良かった。(読むきっかけを下さった、なおなおさん〈と図書館司書さん〉に感謝です!)

     以下、備忘メモ。

    ■朝井リョウ『それでは二人組を作ってください』
     こういう言葉がタイトルである時点でもうどんなタイプの主人公かだいたいわかるし苦味もわかるという巧みさ。心もお腹もつらかった。

    ■飛鳥井千砂『隣の空も青い』
     好きだった。海外出張先のホテルで、先輩と男同士ダブルベッドの部屋で生活することに…。これ全員性別逆だったらどうなんだろう、とちらっと思う。ドラマとして成立するとは思うが、ちょっと味わいが違ってまた面白いかも。

    ■越谷オサム『ジャンピングニー』
     困った彼氏である。

    ■坂木司『女子的生活』
     冒頭、なんだこの女、この話はハズレか…と思ってしまったが、見事作者の術中にハマっていた私だった。

    ■徳永圭『鳥かごの中身』
     これも好きだった。アパートの隣室の子どもを訳あって一時的に保護するという、そのシチュエーション自体昨今の都会ではフィクションだからこそ成立することかもしれないが、そんな当たり前の優しさを持つ登場人物同士の交流に心が。

    ■似鳥鶏『十八階のよく飛ぶ神様』
     打って変わってファンタジーアクションのノリに。やはり素行の悪さはそれ自体シンプルに悪である。

    ■三上延『月の沙漠を』
     またまた打って変わって、しっとりした大正もの。これぞアンソロジーの醍醐味、とこのあたりで思う。

    ■吉川トリコ『冷やし中華にマヨネーズ』
     どうしようもない十三年の同棲生活の終焉を描く。これも、読み終わってみると、けっこう好きだったなあと思う。全然きれいじゃないんだけど、これが人生かあ、みたいな。この作品が最後という点も含めて、良いアンソロジーだったなあと思った。

    • なおなおさん
      akikobbさん、読まれたのですね!
      素敵なレビュー☆
      3月の職場の人との別れをきっかけにタイトルから手に取った本ですが、どうだったでしょ...
      akikobbさん、読まれたのですね!
      素敵なレビュー☆
      3月の職場の人との別れをきっかけにタイトルから手に取った本ですが、どうだったでしょうかね、私の選書は。
      「この“職場”で君と」と置き換えてみたらどうかな?って選んだのですが、考えが単純ですね^^;
      アンソロジーは読んだことのない作者さんに出会える良さがありますよね!
      私は飛鳥井千砂『隣の空も青い』と坂木司『女子的生活』が好きです(^^)
      2023/05/03
    • akikobbさん
      なおなおさん、コメントありがとうございます♪

      いや〜、同じ春でも、年度変わってひと呼吸、新しい人間関係での距離感とか考えてしまうこのタイミ...
      なおなおさん、コメントありがとうございます♪

      いや〜、同じ春でも、年度変わってひと呼吸、新しい人間関係での距離感とか考えてしまうこのタイミングにもなかなかピッタリの本でした。自分一人では選ばなかった気がするので、本当に感謝です^_^ 似鳥鶏さん以外は実は初読みでした。
      私のいつも行く図書館では、ティーンズコーナーにありましたよ。
      女子的生活には、してやられました。
      2023/05/03
  • 新潮文庫の次世代ラインナップ「新潮文庫nex」。若者向けなのかな?今人気の作家さん達による同居をテーマにしたアンソロジー。表紙も可愛いし、帯がメタリックで斬新です。
    同居…恋人同士の恋愛ものばかりだとキツいなと思ったけれど、むしろそちらの方が少なく、様々なシチュエーションでバラエティーに富んでいる。友達とルームシェアしたい女の子、出張先での同僚とのホテル生活、神様?との同居、夫婦、恋人、幼なじみ、腐れ縁…それぞれ立場は違うが、お互いの思いやりがないと同居ってできないよね。どの話もそういう思いやりが感じられて良かったな。
    各話に出てくる部屋の住宅情報と間取りが最初のページに書かれている。私は昔から間取りを見るのが好きで…見ているだけで妄想が広がる。

  • ブクログで表紙惚れし、早速書店へ。「ふたり暮らし」がテーマのアンソロジー、各話に舞台となる部屋の間取りが載っていて、間取り妄想が大好きな私は即買い!
    「ふたり暮らし」とはいってもその形態は様々。ルームシェア、同棲、新婚、成り行きでの束の間の同居(会社の先輩からはたまた神様!?まで)と、なかなか盛り沢山な内容だ。
    テーマが好みだったということも大いにあるけど、半分がお初の作家さんだったにもかかわらず、どれも面白く読めました!間取りを見ながらイメージを膨らますのが楽しくて楽しくて。
    どれもよかったけど、朝井リョウの「それでは二人組を作ってください」が印象に残った。どうしてこんなに女子心がわかるのだ!私も昔から「二人組」を作るのが苦手だった。同居の姉が去った後のルームメイトを見つけようと焦るあまり、空回り気味な主人公に共感。
    他の作品も、短編ながら起承転結がくっきりしていて読みやすかった。特に「転」の鮮やかさ!そういった意味では似鳥鶏の「十八階のよく飛ぶ神様」、神様の闖入に「はぁ!?」と思ったけど(笑)、まさかのどんでん返しに度肝抜かれました。
    韓国での出張を描いた、飛鳥井千砂「隣の空も青い」もよかった。安定感あるね飛鳥井さん、アンソロジーではおなじみの顔となりつつある。先輩社員との心のすれ違いをメインに、「韓国」というサブテーマを絡ませてきたところもお見事でした。
    「袖振り合うも、多生の縁」だなぁと。面倒でも厄介でも不自由でも、誰かと暮らすってことは長い短いにかかわらず、かけがえのない時間なんだと思う。

    • vilureefさん
      こんにちは。

      >朝井リョウの「それでは二人組を作ってください」が印象に残った。どうしてこんなに女子心がわかるのだ!私も昔から「二人組」...
      こんにちは。

      >朝井リョウの「それでは二人組を作ってください」が印象に残った。どうしてこんなに女子心がわかるのだ!私も昔から「二人組」を作るのが苦手だった。

      これだけで、朝井君(あえて君付け(笑))の感性のすごさが分かりますねぇ。
      「二人組を作ってください」、この言葉を聞くだけで一気に小学生に戻ってしまいそう(笑)
      あの何とも言えない緊張感、思い出すだけでいやだなぁ。
      こんな気持ちすっかり忘れてたのに、朝井君たら罪な男ね・・・。
      2014/09/12
    • メイプルマフィンさん
      vilireefさん:コメントありがとうございます!
      第一話を読み終えて、そういや誰が書いたんだっけと確認したら、まさかの朝井「君」とは!...
      vilireefさん:コメントありがとうございます!
      第一話を読み終えて、そういや誰が書いたんだっけと確認したら、まさかの朝井「君」とは!
      何で男子にあの「二人組」を作ることのめんどくささがわかるのか!マジか!と驚きました。
      「ログハウスライフ」という、「テ○スハ○ス」をパロった番組に振り回される主人公の心情の描写もホントうまくて、つくづく、罪な男(笑)
      2014/09/12
  • 最後の短編が特に生々しくて。他のもどれも生々しかった。のぞき見している気分。同棲って何なんだろう。結婚のように契約でもなんでもなくて、気持ち次第ですぐに出て行って。また夢に見そう。

  • さまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー。新しい!
    初めて読む作家さんばかりで新鮮でした。

    印象に残ったのは朝井リョウさんの「それでは2人組を作ってください」です。某シェアハウス番組を素材に使っているのがまずおもしろい。女子のいやぁな心を正確に言い当てていて、それがまた嫌なことに共感できてしまう部分があるので、ぞくりとする程でした。

    あとは三上述さんの「月の砂漠を」がとてもよかったです。妹を亡くした姉と、元妻を亡くした男との夫婦愛。悲しいけれど、とてもあたたかい気持ちになりました。

    「隣の空も青い」、「冷やし中華にマヨネーズ」もよかったです。

    腐れ縁の恋人、出張先の先輩と後輩、妖怪と僕、傷心の青年と少女。楽しいだけじゃない、さまざまな2人暮らし。さらに、在日韓国人、震災、トランスジェンダーを題材にしているものもあり、興味深い作品が多かったです。

    小説が始まる前に部屋の間取り、物件案内が掲載されているのが粋です。

    関係ないけれど、ルームシェア…自分には無理だぁ…(笑)

  • 8つのアンソロジーからなる作品。正直アンソロジー作品は多少はハズレがあるが、この本はそれがなくどれも当たりだなと思った。朝井リョウが大好きなので気になって買ったが、他の作家も良い作品だったのでこれを機会に読んでみたいなと思う。
    各ページ冒頭の間取り図も見ていて楽しい。

    1話目
    ◎朝井リョウ「それでは2人組を作ってください」
    どうしてこんなに女子心がわかるんだろうと思うくらい、人の心の繊細さや機微を感じ取るのが上手だなと改めて感じた。『何者』を読んだことのある人だと余計楽しいと思う。朝井リョウ大好きすぎる。

    2話目
    ◎ 飛鳥井千砂「隣の空も青い」
    韓国出張に行く前と行った後の、主人公の心の変化がポジティブな形で細かく描かれていて良かった。高畑は帰国後、香奈とともに過ごしていくこの先の未来のために、同棲やお互いの国に対する考え方や抱えている思いを話し合うんだろうなと明るい気持ちになった。

    3話目
    ○越谷オサム「シャイニングニー」
    夢を追う男女が最後自分の道のために別れてしまうのはよくある設定だが、それが爽やかでお互い明るく吹っ切れたラストだったのが良かった。

    4話目
    ◎ 坂木司「女子的生活」
    小川さん(くん)が自分の性に対して自信と誇りをもって楽しく生きている姿が素敵だったし、部屋に転がり込むことになった後藤くんもいい意味で気を遣わなく気が回らないので、この2人なら自分たちらしく生活していくんだろうなと思った。小川さんが後藤くんに文句を言いつつも、後藤くんが気にしないで「でもこれも良いじゃん?」と笑顔で言ったことに「まぁしょうがないこれも良しか」となってる未来が見えて微笑ましく思った。

    5話目
    △徳永圭「鳥かごの中身」
    これが一番平凡だったかも。多少抱いた同情で、隣のよく知らない子どもを無責任に勝手に預かって世話をするのはどうかと思った。よくあるテーマ説定感が否めなかった、、ななかちゃんは素直でいい子なんだと思った。

    6話目 
    ○似鳥鶏「十八階のよく飛ぶ神様」
    SFと神話を盛り込んであるのに、厨二感がなくサラッと楽しく読めた。ミニどんでん返しがあるのも良かった。

    7話目
    ○ 三上述「月の砂漠を」
    戦争や昭和の文化観を感じながら読んだ。亡くなった大事な人が同じ男女が共に、そのつらさや思いを抱えて支え合って生きていくためには、時間と深い愛情と話し合うことが必要なんだと思った。

    8話目
    ◎ 吉川トリコ「冷やし中華にマヨネーズ」
    毎日一緒に過ごし、特別なことはしない。だらだらとつき合っているが、無意識化でかけがえのない存在だと感じる。結果的には別々の道を歩むことになったが大丈夫、やっていけるはずだと思った。リアリティがあって良かった。

  • 8人の作家の作品をつまみ食いできる本。

    朝井リョウ目当てで読んだけど、他にも好きそうな作家を見つけることができてよかった。


    7つ目の三上延の話が、登場人物が魅力的で素敵だった。
    普段の日常では寡黙な人は嫌いだが、この話に出てくるような寡黙な人だったら好きになれそう。

  • 朝井リョウの「何者」で登場したカップルの話があるとかで読んでみました。
    うん、相変わらず素敵。
    宮本はただの意識高い系男子だと思ってたのですが、可愛らしいというか憎めないというか…そういう一面を感じました。
    まあ所謂カップルの馴れ初めですが、やはり朝井リョウにしか書けない話なんだろうな。

    意外にも良かったのは、三上延の「月の砂漠を」。
    ビブリアシリーズ、一作目の一話目で読むのを辞めたぐらい合わなかったので身構えましたが、この話ではゆっくりした雰囲気にぐいっと引き込まれました。

    そして坂木司はやっぱり駄目だ……地の文が話し言葉なのが生理的に受け付けない。和菓子のアン読もうと思ってたけどやめておこうかな。

    吉川トリコはまぁまぁ面白かったけど下品。R-18文学賞出身なのに好きになれないなー。

  • 新潮文庫nexの本気を見た(笑)
    新進気鋭の作家を盛り込んで盛り込んで、とてもボリューミーな作品になっていると思う

    私は朝井リョウさんの物語が読みたくてこの作品を買ったのだが、全ての短編に満足できた
    それぞれがそれぞれ個性を持って、どれも凄く面白く、これは読んで正解

    「女子的生活」では、まあネタバレなのだが女子がいない中、女子より女子な生活をしているところが素敵で
    「ジャンピングニー」では夢に向かって走る男女が爽やかかつ漢気溢れたラストで幕を閉じ
    「冷やし中華にマヨネーズ」では文句を言い合いながら暮らす2人が深く繋がっていて、それが終わってしまった切なさが素敵だった

    全ての作品に全て事細かな感想が言えるくらいに鮮やかな内容だった
    もっとこの人たちを読んで見ていたいと思えた
    とにかく読んで間違いない

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

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