僕僕先生 零 (新潮文庫nex)

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著者 : 仁木英之
制作 : ねこいた 
  • 新潮社 (2014年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800219

僕僕先生 零 (新潮文庫nex)の感想・レビュー・書評

  • 僕僕先生本編の『さびしい女神』を読んでからずっと、読んでみたいと思っていた僕僕の過去、神仙たちの話をやっと読むことができた。が、『さびしい女神』で感じた神仙たちの雄大さとは違い、なんとなくコミカル?僕僕もなんだか初々しい。でも、これはこれで面白く読めた。
    炎帝の神仙で今は人の姿をしている拠比と、その拠比に食事を作って力を与える為に作られた神仙僕僕。それに戒宣という馬の姿をした神仙(これは吉良なのかな?)は、ある物を探す旅に出掛ける。僕僕が料理を作る神仙だった事にも驚いたが、まだまだ力もなく未熟な姿にも驚き。僕僕は最初から何でもできる力を持っていると思ってた…。そして、『さびしい女神』で感じた二人の深い繋がりもまだまだ浅い感じ…。先が気になるラストシーンで、今後の二人の絆もとても気になる。少しずつだけれど、神仙仲間や彩雲など本編を思い出させるものも出てきてワクワクした。それにさすが料理を作る神仙だけあって、料理のシーンが美味しそう!今はまだ味が感じられない拠比が可哀想(笑)

  • 僕僕先生シリーズで繰り広げられる冒険よりも、ずっとずっと前の時代。
    世界が造られ、神仙たちが躍動する世界が舞台です。
    水の神・拠比のために料理を作る役割を与えられた料理仙人が僕僕でした。
    世界に散らばった宝貝を探すため、拠比と僕僕の旅が始まります。

    本編…というか、これまでの僕僕先生シリーズよりも文章が全体的に荒削りな印象を受けました。
    誰のセリフかわかりにくかったり、前後のつながりが気になってしまったり…。
    それでも、2人の旅の行方を見守りたくなるのは、普段はあまり語られない僕僕先生の過去が気になってしまうから。
    仙人としての力がほとんどない僕僕がこれからどう成長していくのか、黄帝と炎帝の関係がどうなるのか。
    おそらく悲しみを孕んだクライマックスが待っているであろうことも覚悟しつつ、零シリーズも読んでいきたいと思います。

  • 表紙、今までと同じイラストレーターさんにして欲しかったなぁ。統一感がないよ。レーベル違うから仕方ないかもしれないけど。神々が、人間臭い。そういう神様の話好きなんだよねー。ギリシャ神話とかも好きだし。僕僕先生シリーズの中で、重要な位置づけのキョヒが、出てきますが、これがまた、かなりの唐変木。たちの悪い天然。僕僕先生が王弁にキレない理由がわかったよ…←失礼。抜け作キョヒと若かりし僕僕先生の旅はまだ始まったばかり。

  • 初めましての作家さん&初シリーズです。
    僕僕先生が王弁(これが本編の主役になるのかな)に
    昔の話を聞かせるて感じで始まります。
    その世界観から、真っ先に小野主上の十二国記を連想しました。
    背景が古代中国みたいだからなんでしょうね。
    僕僕先生誕生&初めての旅編。
    人類が創られ、生活を営み始めた頃で、
    分割された「一」を見つけるお話し。
    こういう創世記も楽しくていいですね

  • 人の形の意味とは。

    僕僕先生本編を読んで読むのと、そうでないのとはかなりの違いがあるとは思いますが、読んでいてもわからないことだらけですね。
    なんだかんだで神様連中はなかなか気のいい人たちが多いような気がしますけど、それは永遠の命を持つ者の余裕なのかもしれません。

  • いきなり表紙が、可愛らしい人形の実写?
    中を読んでみて、ああ、なるほど、そういう展開だったんですねと納得。
    僕僕先生の過去をじっくり描く1冊目(終息していないから何冊続くか、未だ知らない...)。
    何を書いてもネタバレしそうなので書きませんが、世界感・キャラクター達に入れ込む感覚があるのなら、読み続けること必須です!

  • 零と書いてゼロと読ませる新シリーズで文庫書き下ろし
    ~水を操る神仙・拠比は創造神・炎帝神農により、秩序神・黄帝軒轅が造り出した人の姿に変えられ、口からものを食べなくてはならなくなり、盤・盆の子として生まれた僕僕と対とされた。人の姿に変えられたのは、軒轅の世界に入り込んで「一」を探すこと。一が二に分かれたために陰陽が生じ、宇宙も広がりを見せたのだ。拠比と僕僕と共に歩むのは戎宣という天馬の神仙だが、炎帝に願って力を減じて黄帝の地に入り込む。探し物は無数にあって判らず、炎帝の探し物を担当する導尤を先ずは探すが、水の得にくい旱天に住む人が邪魔をする。炎帝の側近・耕父や燭陰は増殖神である蓬莱に住む西王母に取りなして貰おうとするが、西王母の姿は見えない。邪魔をする巫女は神仙に近い術を操るが、力を減じたはずの拠比には及ばなかった。黄帝の側近・赤精子の子分である人に姿を変えた神仙の美豊・望森・百樹と共に導尤に会いに行くと、隻眼の大梟は各自見たいものを見せつけてはぐらかし、協力しそうにない。見たいものを見させることではぐらかし、麓の村から人々の色を奪い、色彩を創り出す神仙である希瞳の復活を願っていたのだ。祈りの力で導尤の目蓋を開かせ、一の欠片を手に入れ、炎帝鏡に力を込めさせた~僕僕先生は厨師の神仙だったのかぁ。しかし無力に近い。前シリーズでは微塵も感じさせなかったぞ。王弁が仙骨の欠片を持っていて修行によっては…というのの意味が少しずつ見えてきた

  • その少女、名を僕僕。後に伝説となる仙人なり。天地が今よりもずっと熱く、神々がその主人だった頃のお話。成熟を迎えた神仙たちの社会に、突如異変が襲った。水を司る神・拠比は、相棒の料理仙人・僕僕とともに異変を解消すべく、創造主・老君が天地開闢に用いた宝具「一」を探す旅に出る。時を同じくして、黄帝は「人類」を創り出し、世界を変革しようと試みるが……。美少女仙人×ヘタレ神コンビによる新たなファンタジー冒険譚、開幕。

  • シリーズ本編を未読でも楽しめる、本編とは別のオリジナリティ。http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14063926.html

  • あの僕僕先生の来歴が描かれるということだが…。
    やたらたくさん出てくる神仙たちの個性が把握しきれない。
    たいそうスケールが大きな話ではあるのだが。
    中国の(というより、神仙思想の中での)天地創造神話のイメージが、私の中で大層貧弱なせいかもしれない。
    正直、何が何だかわからないうちに、読み終わってしまった感覚。

  • このシリーズは初めて読んだが、中々面白かった。特に僕僕の作る料理の描写はとても美味しそうだった。この調子でシリーズすべてを読み終えられるようにしたいと思う。

  • このシリーズ大好きなんで。
    と思ったら外伝的な感じなのかな?
    新潮文庫だけど、装丁も違うし、扉がすごく可愛らしい。
    先生がまだまだ修行中の話なんですね。
    すこし、場面が頭の中で描きづらいところもあったけど、面白かったです。
    裏に『新たなファンタジー冒険譚、開幕』とあるので、続くようですね。
    本編と合わせて。。また読むシリーズ増えてしまう。

  • 外伝的僕僕先生。

    本編をまだ「隠し事」までしか読んでなかったので、これを読んでいいのかどうかちょっと不安だったのだけど(ネタバレ的な意味で)、たぶん問題ない感じ。

    というより、本編で先生の出自についてあれこれ考察してたんだけど全て外れた。
    まさか、料理人だったとは(笑)意外だ。

    ていうかですね、世界観からしてこれは予想できなかったなあ。
    だって、一般的な中華の神話世界とはかなり設定が違ってるよね。
    こりゃ、わからんわ。

    そんな中、僕僕先生の前向きな若々しさが新鮮。
    なんだか、ハラハラしながら、見守っているうちに、逆に元気をもらった感じだ。

    物語的には、拠比が主人公の神仙世界の人探し物語。
    なじみのない登場人物も多くて、少し読み進めるのに苦労した。
    もう少し先生の活躍があってもよかったかな。

    あと、一巻完結でなかったのはちょっとびっくり。
    続くんだ(笑)
    もしかしてこれ、炎帝と黄帝との大決戦まで描くのだろうか?
    だとしたらまたすごく長いシリーズになりそうだ。
    外伝というよりスピンオフだな。

  • 僕僕先生が若いころ?のお話。水の神仙拠比と料理仙人僕僕が疲弊しつつある蓬莱の世界を何とかするため、「一」を求めて旅に出ることになる。炎帝・黄帝・西王母の三人の神々たちの思惑も別々の方向へと絡み合ってたびは平穏無事とは言えないが、成熟してしまった神仙の世界に新たな風を巻き起こすことができるだろうか。本編をすべて読んでいない私にとっては妙に新鮮な一冊でした。でも僕僕先生はこんなキャラだったけ?というくらい本編とイメージが違う気がします。

  • 仙人の僕僕先生が、王弁との旅の途中にふとはじめた昔語り・・・という形式で、まだ世界が不確定で人が生み出されて間もないころ、西王母と炎帝と黄帝という三聖が世界をつくり続けていた時代の物語がはじまる。
    今では傲岸不遜なところがチャームポイントの僕僕もまだ力も弱く、半人前といった風情なのが不思議な感じだ。
    一冊で終わる読みきりかと思いきや、どうにもまだまだ続きがありそうで、スピンオフなのかなんなのか位置づけがよくわからない。

  • 僕僕先生って、天地が創られた少し後には誕生してたんですね!Σ( ̄□ ̄;)本編では王弁をこき使って自分はのんびりしている僕僕先生も、料理仙人として頑張っているp(^^)qそんな幼い感じの僕僕が可愛い(*^^*)僕僕と拠比の旅はまだまだ続く予感(^^)

  • 表紙が可愛くて購入。
    未だ華やかさは足りないけど、壮大なファンタジーを期待させる始まり。
    今後に期待。

  • 僕僕先生シリーズから派生した外伝。僕僕先生が神仙として生まれたばかりの頃のお話です。現シリーズの僕僕先生とは全く異なるキャラクタに戸惑いを覚えますが、こちらも楽しいシリーズになりそうです。

  • 僕僕先生のエピソード0ということでしょうか。ていうか続き物なのね、なんてこったい。

    本編を読みながら、いつかは知っておきたいと思っていた中国の神仙や神話ですが、オリジナル要素はどこまではいっているんだろう。
    まぁ、小説とかではなく、自分でしっかり調べろよという話ですが。。。

  • どの話につながるのだろう?
    また読み返さないと。

  • 僕僕先生はこうしてできたのか・・・の物語。

    老君が「一」を置き、次に炎帝、黄帝、西王母の三聖を創り、三聖が天地を創っていった。

    水を司る拠比。対になるように創られた神仙が僕僕で、拠比のお腹が空いたらご飯を作るために創られた神仙。
    その頃、天地のなかでは神仙が主だったもので、人はそのほかのものでしかなかった。

    僕僕先生の物語もおもしろかったですが、拠比と僕僕ちゃんもおもしろいです。

  • はるか昔まだ黄帝や炎帝の頃のお話。まだ僕僕先生も生まれたばかりで先生ではありません。新しい世界観にまだ馴染めていないからか、なかなか読み進められませんでした。
    どちらかと言うと全体がプロローグ的な感じ。

  • 僕僕先生のエピソードゼロ。

    世界がまだ始まったばかりの頃、生み出されたばかりの彼女(?)は、対となる拠比から見たら、どうにも足手まといな感じで・・・

    この旅の続きも読んでみたいけど、続刊となると、0.2とか0.4とかになるのかしら。

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その少女、名を僕僕。後に伝説となる仙人なり。天地が今よりもずっと熱く、神々がその主人だった頃のお話。成熟を迎えた神仙たちの社会に、突如異変が襲った。水を司る神・拠比は、相棒の料理仙人・僕僕とともに異変を解消すべく、創造主・老君が天地開闢に用いた宝具「一」を探す旅に出る。時を同じくして、黄帝は「人類」を創り出し、世界を変革しようと試みるが……。美少女仙人×ヘタレ神コンビによる新たなファンタジー冒険譚、開幕。

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