ロシア幽霊軍艦事件: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)

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著者 : 島田荘司
制作 : Toi8 
  • 新潮社 (2015年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800240

ロシア幽霊軍艦事件: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)の感想・レビュー・書評

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  • これはまた大作だ。
    導入部に石岡先生が語るとおり、奇抜なトリックや奇怪な館や凄惨な殺人事件に巻き込まれるわけでなく、なのにこれまでの作品に優るとも劣らない大きな謎と壮大なストーリーが秀逸な異色作。石岡先生曰く、御手洗探偵の学者としての一面を垣間見たというけれど、こちらとしては著者の知性と問題意識、学者性を垣間見たというかんじ。
    第一次対戦下、ロシア革命とロマノフ政権、処刑された皇帝一家の生存者と名乗る女性の真偽。史実に残る不可思議から、戦争と政治に翻弄された女性の壮絶な生涯を描き出した見事な作品。後書きもとても有意義。ほんとなんでも書ける方なんだなー。

  • 占星術で御手洗の奇人変人っぷりに免疫がついたためか、本作では自然とキャラクターに馴染めました。免疫なく挑むには少々難ありかと。それよりも、読み始めの序盤ではまさかこんなにも壮大で悲しい物語だとは予想だにしませんでした。あまりにも非人道的で恐ろしい過去に、私が銃殺される夢まで見る始末。寝る前に読んだのがまずかった(苦笑)。ミステリーとしてとても歴史的ロマンがあり、映像的な文章にかなり想像力を刺激されました。それにしても・・・新潮文庫NEXはどの読者層をターゲットにしているのかが謎です。

  • 文庫になるのを待っていたので購入

  • 【あらすじ】
    箱根、富士屋ホテルに飾られていた一枚の写真。そこには1919年夏に突如芦ノ湖に現れた帝政ロシアの軍艦が写っていた。四方を山に囲まれた軍艦はしかし、一夜にして姿を消す。巨大軍艦はいかにして“密室”から脱したのか。その消失の裏にはロマノフ王朝最後の皇女・アナスタシアと日本を巡る壮大な謎が隠されていた――。御手洗潔が解き明かす、時空を超えた世紀のミステリー。

    【感想】

  • おもしろかった!かなり壮大なお話。史実とフィクションがからまってドキドキするお話だった。

  • 御手洗ファンとしては面白く読んだけれど、これはミステリーと言っても歴史ミステリーのたぐいだから、個人的な好みから言うとちょっと違うジャンルだった、かな。

  •  大正時代の日本、箱根芦ノ湖に突如現れ、一夜にして姿を消した巨大軍艦の謎に御手洗潔が挑む。相変わらずスケールが大きくて夢のあるミステリだなあ。ロマノフ王朝最後の皇女、アナスタシアの生存説も、ロマンがある。

     自らをアナスタシアだと主張した「アナ」という女性が実在したことは知らなくて、読み終わるまで島田さんの創作かと思っていた。思ったより史実が含まれていて驚いた。

     (小説内の)真実は切なくて、救いがなくて辛い。アナスタシアの過去はただでさえ重たいのに、ちょっと描写がくどいかも・・・。ところどころ展開が無理やりな感じもしたけど、歴史ミステリーとしても楽しめた。

  • 一つの仮説。
    ロシア、ロマノフ王朝の皇女に関する謎を御手洗氏が解き明かすという話。


    ところで1ページ目。
    いきなり石岡くんが、御手洗が自分と日本を捨て、とか書いているこの微妙さ…

  • かなりファンタジー満載な作品。
    ミステリーというより物語。
    でも嫌いじゃない。

    御手洗シリーズにしては夢物語でした。
    単品の話で良いかと。
    ちょっとした恋愛小説に近いかもしれません。

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ロシア幽霊軍艦事件: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)の作品紹介

湖から一夜で消えた軍艦。秘されたロマノフ朝の謎。箱根、富士屋ホテルに飾られていた一枚の写真。そこには1919年夏に突如芦ノ湖に現れた帝政ロシアの軍艦が写っていた。四方を山に囲まれた軍艦はしかし、一夜にして姿を消す。巨大軍艦はいかにして“密室”から脱したのか。その消失の裏にはロマノフ王朝最後の皇女・アナスタシアと日本を巡る壮大な謎が隠されていた――。御手洗潔が解き明かす、時を超えた世紀のミステリー。

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