シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)

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著者 : 円居挽
制作 : 片山 若子 
  • 新潮社 (2015年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800301

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シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)の感想・レビュー・書評

  • 倒叙やサスペンスと章ごとに姿を変え、一つ一つは薄くなったのかもしれないが、それ以上によい体験を生んでくれる本でした。
    特殊な世界観とライトな読み心地は非常にマッチしていて楽しかったです。

  • 新入生歓迎行事として行われる”学園裁判ゲーム”。生徒会長を相手に,得体のしれない今年度の特究生を指名し,立証,そして論破する。辻褄さえ合えば何事も許される円卓上で繰り広げられる論理の攻防戦。先の見えない戦いはこの言葉から始まる。「汝は稀人なりや?」

    日本に二つしかない探偵養成学校に入学した剣峰 成。そこで同級生・太刀杜からんと出会う。探偵士という職業が高い地位を持つというラノベ的な世界観の中にもしっかりとした本格ミステリの軸がある。

    ユニークな名前にもちゃんと理由があって納得できた。

  • この作者の本は初めてだったので後味悪かったらいやだなーって思いながら読んだんだけど、さわやかに終わったのでよかった。
    鬼貫警部のキャラ勝手に使って大丈夫?っていう心配と、もしや他の名探偵も既存キャラなのかな?っていう期待感とがある。
    地味だとか人気ないとか言われてたけど私は好きだな。
    鬼貫警部シリーズ読み返したくなった。

  • こういう頭の切れる人々の会話や推理がメインの話は個人的に好きですが、ちょっと物足りない印象。最後の残月のところがあっけなかったかな。シリーズものなら今後に期待しています。

  • 作者によると、ルヴォワールシリーズとパラレルワールドになっているとかいないとか…
    さて、円居挽と言えば頭脳と頭脳が音を立てて削り合うコンゲームを得意とする作家といったイメージがあります。
    この新シリーズでも、その力は如何なく発揮されており、ルヴォワールシリーズのファンも安心して手を出せるでしょう。と言っても丸太町しか読んでないのですが…
    1話では双龍会を彷彿とさせる、私的裁判のような展開が楽しめます。ここでは、真実を問わず、相手を納得させれば勝ち、とコンゲームを戯画化し、限りなくゲームに近づけた印象です。
    2話は、一見普通の事件に見える序盤から、あれよあれよと主人公vs警察という構図に持っていくのは、なんともらしい笑
    3話も結局は爆弾魔との頭脳戦となり、壮絶なバトルの末、新たな決意をします。
    一冊まるまるプロローグといった感じでしょうか。
    次巻から、本格的に剣崎少年の探偵修行が始まるようです。

  • 名探偵養成のための高校、てどこかのコミックで見た設定ですが(苦笑)

    楽しんで読ませてもらいました。主人公成の謎等、シリーズ化が前提なんですね。
    一冊でがっつり読ませる本が読みたいと思うのですが……。

  • この作者さん、頭のいい人のディベート物が好きなのかな?第1章はルヴォワールシリーズに似た展開。リアルではありえない大仰でぶっ飛んだ設定の学園物。有りそうで無さそうを素通りして清々しくもある。こちらもそういうものだと思って調子を合わせて受け入れるように読むといいかも。タイトルの“シャーロック”は“探偵”繋がり以外あまり関係ないかも。

  • 学園裁判が双龍会のような会話劇で楽しかった!
    五条会長好き。
    探偵養成学校、日本探偵公社、黒衣の天親獅子丸通称キングレオ、って某JDCのようで心が躍るよ!!
    独自の推理方法とかね、ときめく。

    次巻以降はまた学園もののノリに戻るのかな?
    一癖も二癖もありそうな寮生活楽しみにしてます。

    「我らの祖たるシャーロックの
    名にかけて問う。汝は稀人なりや?」

  •  エンキョバンて誰だ。手に取ってはみたもののあまりの軽さに後悔する。時間の無駄だったか。探偵養成学校という設定がすでに訳が分からないうえに、出てくる曲者ぞろいの生徒たちの繰り広げる論理ゲーム。と思いきや、二編目はしごくまともな倒叙物ミステリで、その解決から続く最終編がこんどは爆弾魔を追うサスペンスときた。かようにかなり粗雑な進行ではあるが、そこに目をつぶれば全体が剣峰成少年の探偵成長物語とでもいう大きなストーリーになっているのがわかる。探偵指南役が鬼貫で部下が丹那というのが往年のファンにはノスタルジックで受けた。パロディでもあるのか。乗りかかった船だから続編も読むかね。エンキョじゃなくてマドイだそうだごめん。

  • 09/04/2017 読了。

    図書館から。

    丸太町はあまりはまらなかったのですが、
    くどかったのかな…?

    こちらはいくらか読みやすかったです。

    こういう探偵学校物好み!!

  • 唐突に探偵養成学校、ディベートのような推理合戦、本物の名探偵などが次々と登場するアニメのような作品。
    思う存分に理屈をこねまくっており、円居氏らしい内容です。好き嫌いが分かれると思うものの、たまに読むならいいかな。

  • 学園ものかと思って読み始めたら全然違った…。今作では特に見所がなく見えたからんちゃんだけど、次回作では見せ場があるのかな?

  • 探偵養成学校に入学したが、周りのレベルの低さに期待外れでがっかりしていた主人公。
    いつものように訪れた図書館で出会ったクラスメイトと先輩の存在が、彼の学園生活を大きく変える。
    論理をぶつけ合う学園裁判。
    連続密室殺人事件の犯人と名探偵。
    彼の持つ過去とは・・・?


    論理のぶつけ合いが多く、頭を使う場面がところどころにありました。
    時間軸で章が分かれてますが、それでも混乱することが何度か。

    頭のいい人の考えることはすごいですね。
    予想しても、常に先を読んでいる。
    こういう感覚、好きです。

    隠している過去があったり、唐突に出てきた事実があったり…これは続きがあるのかなと思いました。
    あれば読みたいです。

  • 学園裁判に爆弾魔に主人公の生い立ちと盛りだくさんの作品。
    このうちどれか一つでも十分に一冊の作品として成り立ちそうな内容だった。
    それゆえに、やや消化不良な気持ちになってしまった。
    きっと、次回作以降で解決される部分もたくさんあるのだと思うので、期待したい。

  • 設定盛り込み過ぎて、バタ臭い。謎解きに魅力が感じられなかった。

  • ■学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。

    剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論理をぶつけ合う学園裁判。殺人と暗号。連続密室爆破事件と犯人。若き才能が放つ、青春×本格ミステリの新機軸。

  • あまり好きではない

  • 探偵の影響力が大きい世界で探偵養成学校に入学した剣崎成が主人公。

    プロローグの内容が1章に直接繋がらず、最初は誰が主役なのかも分かりにくかった。
    人物名やキャラ設定が中二っぽく主人公含め一般人レベルではない。

    1章の星覧仕合は設定について行けなかったけれど、2章の過去、3章の現在と進み全体像が見えてからは楽しめた。
    ただの推理ではなく、ハッタリ、騙し合いは楽しい。

    主人公の過去は謎のままなので気になる。

  • これ面白い。 なかなか読みごたえがある。 
    難解過ぎず易しすぎず論理論理アンド論理で闘うのは面白い。  
    続きも気になる。

  • 探偵養成学校なので普通の高校生より弁が立つし先生も一流。
    成君の性格も生い立ちゆえで納得。
    恋とかシャットアウトのバトルな青春もなかなか読み応えあります。

  • 面白い。
    シリーズ1作目なので人物紹介的ではあるが、リーガルサスペンス、倒叙ミステリ、誘拐、と味わえるしロジカルに仕上がっているので非常に楽しかった。
    主人公が探偵養成高校のため、学園青春物かと思ったが全然違うので安心した。
    黒幕らしき謎の人物もいるらしいので次を楽しみにする。

  • 面白かった。続きあるのかな?

  • 探偵学校に入学した主人公 剣峰成が、謎の少女 太刀杜からんと出会い、様々な出来事に巻き込まれていく。
    第1章は、ルヴォワールシリーズを思わせる学園私刑裁判もの。上級生との論理対決を制し、主人公の力があらわとなる。後になってわかるが、この章は前フリくらいの位置づけである。
    第2章は、主人公の過去へとさかのぼる。主人公vs刑事という形の倒叙ものになっている。ダイイングメッセージの謎も面白い。
    第3章は、密室爆弾魔との対決。危機的状況をどう打開するか、爆弾魔との読みあいは楽しく読める。最後はややあっさりと解決した印象。
    このようにバラエティ豊かな3編で、特に個人的には第2章が面白かった。多くの伏線が張られているため、今後どのような話になっていくのか楽しみである。

  • よかった。
    この人は丸太町ルヴォールしか読んでなかったけど、その時感じたロジックの展覧会すぎて何か機械的すぎてひやっとしたものしか感じられなかったので、それ以降読んでいなかったですが、この作品はひやっとがなかった。
    ミステリーとしても、物語としてもワクワクする感覚がありいい。
    結構、作品出ているから追っていきたいと思います。

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シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)の作品紹介

学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論理をぶつけ合う学園裁判。殺人と暗号。連続密室爆破事件と犯人。若き才能が放つ、青春×本格ミステリの新機軸。

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