シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 632
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800301

感想・レビュー・書評

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  • 唐突に探偵養成学校、ディベートのような推理合戦、本物の名探偵などが次々と登場するアニメのような作品。
    思う存分に理屈をこねまくっており、円居氏らしい内容です。好き嫌いが分かれると思うものの、たまに読むならいいかな。

  • 学園ものかと思って読み始めたら全然違った…。今作では特に見所がなく見えたからんちゃんだけど、次回作では見せ場があるのかな?

  • 探偵養成学校に入学したが、周りのレベルの低さに期待外れでがっかりしていた主人公。
    いつものように訪れた図書館で出会ったクラスメイトと先輩の存在が、彼の学園生活を大きく変える。
    論理をぶつけ合う学園裁判。
    連続密室殺人事件の犯人と名探偵。
    彼の持つ過去とは・・・?


    論理のぶつけ合いが多く、頭を使う場面がところどころにありました。
    時間軸で章が分かれてますが、それでも混乱することが何度か。

    頭のいい人の考えることはすごいですね。
    予想しても、常に先を読んでいる。
    こういう感覚、好きです。

    隠している過去があったり、唐突に出てきた事実があったり…これは続きがあるのかなと思いました。
    あれば読みたいです。

  • 学園裁判に爆弾魔に主人公の生い立ちと盛りだくさんの作品。
    このうちどれか一つでも十分に一冊の作品として成り立ちそうな内容だった。
    それゆえに、やや消化不良な気持ちになってしまった。
    きっと、次回作以降で解決される部分もたくさんあるのだと思うので、期待したい。

  • 設定盛り込み過ぎて、バタ臭い。謎解きに魅力が感じられなかった。

  • ■学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。

    剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論理をぶつけ合う学園裁判。殺人と暗号。連続密室爆破事件と犯人。若き才能が放つ、青春×本格ミステリの新機軸。

  • あまり好きではない

  • 探偵の影響力が大きい世界で探偵養成学校に入学した剣崎成が主人公。

    プロローグの内容が1章に直接繋がらず、最初は誰が主役なのかも分かりにくかった。
    人物名やキャラ設定が中二っぽく主人公含め一般人レベルではない。

    1章の星覧仕合は設定について行けなかったけれど、2章の過去、3章の現在と進み全体像が見えてからは楽しめた。
    ただの推理ではなく、ハッタリ、騙し合いは楽しい。

    主人公の過去は謎のままなので気になる。

  • これ面白い。 なかなか読みごたえがある。 
    難解過ぎず易しすぎず論理論理アンド論理で闘うのは面白い。  
    続きも気になる。

  • 探偵養成学校なので普通の高校生より弁が立つし先生も一流。
    成君の性格も生い立ちゆえで納得。
    恋とかシャットアウトのバトルな青春もなかなか読み応えあります。

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著者プロフィール

ミステリ作家。1983年、奈良県生まれ。2009年に『丸太町ルヴォワール』で講談社BOXからデビュー。同作から始まる〈ルヴォワール〉シリーズ(講談社)のほか、著作に『キングレオの冒険』(文藝春秋)、『シャーロック・ノート』(新潮文庫nex)など。

「2022年 『円居挽のミステリ塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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