天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)

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著者 : 知念実希人
制作 : いとう のいぢ 
  • 新潮社 (2015年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800356

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天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)の感想・レビュー・書評

  • 日常に潜む驚くべき “病” と事件の繋がりを解明する、新感覚メディカル・ミステリー第3弾。
    (裏表紙より)

    karte.01 閃光の中へ

    本当に起きたら怖いお話。
    映像の中にあるものが脳に作用する。
    昔から、いろいろこういうことが起きてる。
    アニメの映像が問題になって、今ではどの作品でも始めに注意喚起を出している。
    途中にサブリミナル効果の例として映画館を挙げている。
    今は禁止されてるみたいだけど、やってても気づかないからまだやってる所あったりして…。


    karte.02 拒絶する肌

    テレビでよく見る疾患でした。
    長い間、原因がわからいって辛い。
    でも、意外と原因は単純だったりもする。
    karte.01と02は精神科が舞台のお話でした。
    簡単に精神科に送られるのは嫌だな~と思いました。


    karte.03 密室で溺れる男

    密室と病、疾患がうまく合わさってるお話。
    読んでいくと着地点は見えてくるが、どのようにしてそうなったのか、医療の知識がないからわからない。
    そこが面白いんだけど。
    このエピソードは、それにプラスされているものがあった。
    ピースは揃っているのに、真実にたどり着けない。
    今までになかったパターンだった。
    天久鷹央、ひとりだけで真相解明しているんじゃなく、小鳥遊優とコンビでしてるってことを再確認できる。


    読み終わったら、新刊が出てました。

  • シリーズ3作目。
    始まりに不安感を煽られ、今までで一番ドキドキしたかも。先が気になり、ページをめくる手が止まらなかった。一度長編を読んでみたい。
    会話もテンポ良く、鷹央と小鳥それぞれお互い補い合う良いコンビ。これからも楽しみなシリーズです。

  • 「閃光の中へ」が、造りも謎解きもシンプル過ぎて拍子抜け、な感じだった分「密室で溺れる」が一気に本格ミステリ寄りな話で、これはこれでバランスがとれてる、のだろうか。

  • 珍しい病気の品評会になってきた感が否めないが,最終話“密室で溺れる”は,本格ミステリィへの或る種アンチテーゼにも感じる.残念ながら何度も反芻する面白さではなく,初見を楽しむスタイルか.

  • シリーズ3巻目。今回はつくりとしては本格ミステリーの方にぐっとふってきた感じ。密室で溺死する男、なんてすごい魅力的な謎で、御手洗潔ものかよ!っと身を乗り出して期待したんだけど… でもでも、ちょっと拍子抜け、かな。死んだ長男と父親の関係性の回復も描かれず、なんというか消化不良…

    鷹央先生と小鳥先生の仲はちょっと進展があったようで、引き続き生暖かい目で見守っていこうと思います。

  • 医療ミステリーは病理の知識がないと謎解きできません。なので私は天久先生の推理を陶然と見守るのみであります(笑)。
    でも『閃光の中へ』の原因はなんとなく分かりました。ポケモン事件の記憶と共に、サブリミナルも心理学の分野です。
    自分もいくつかのアレルギーを持っていますが、世の中には想像もできないようなアレルゲンがあるんだなぁ。
    警察vs.医者の対決は圧倒的な医者の圧勝。簡単に冤罪作りそうな警察では困ります。連携連携!
    今回も面白かったです。

  • 短編医療ミステリーの第3弾!
    前作に引き続き、コミカルなキャラクターたちのやり取りに引っ張られてサクサク読める。「密室で溺れる男」は警察や権力争いが絡んできたこともあって、いつも以上にミステリー色が強かった。

  • 1巻、2巻とだんだんキャラの違和感もなくなってきて、3巻目にして、どっぷりはまった。今まで医療ものはたくさんあったけれど、このシリーズは、まさに新感覚。とくに事象の絡め方が面白いし、難しい疾患を解明していく所なども読みやすくなっていて良い。内科系疾患だけでも無数にあるわけで、題材には尽きないと思うので、日常部分も含め、これからの展開がおおいに楽しみ♪ こんなに的確に診断して貰えるなら、担当医の口が悪かろうが、自分が厄介な患者とレッテルを貼られようが、ぜひ診て頂きたいものだと思いました(*^_^*) 

  • 天医会総合病院の副院長にして統括診断部の部長 、天久鷹央は頭脳明晰、好奇心旺盛で時には病気の診断だけでなく奇妙な事件の謎ときも。女子高生の間に流れる「呪いの動画」と自殺の謎、男性恐怖症はこんな症状がでるのか、小鳥遊が大学病院に戻るのを阻止するためには「密室で溺れた男」の謎を解かなくては−

    ◆だいぶ人間らしくなった鷹央と診断力がついた小鳥遊。短編なのに知識をひけらかすだけの駆け足感も、ただ引っ張りすぎの助長感もなくてイイ♪ミステリー読んだり見たりで1、2は予想はついたけど、密室溺死はわからなかったな-

  • 段々と一時間ドラマみたいな感じになってきたけど相変わらず読みやすい。

  • 世の中には色んな病気があるんだなぁ。  

    医師の方々には優秀でいて欲しいですね。  

  • 全編読了。最後の長編はまさしく医療ミステリーで着眼点が面白かった。文句言っちゃうけど面白かった。
    アナフィラキシーショックの女性の話には推理ものなので種明かしは「もったいぶって」という演出なのは鷹央の性格とシリーズとして分かるし鷹央の処置も迅速な処置も良かったのだけど、患者さんの「これで原因が分かるなら」のどっしりとした肝っ玉に頼り過ぎじゃない?とモヤモヤしました。
    あんなにたくさんの医者がいて固唾をのむと展開ってどうなの。縫合の時間はたったの3分だろうけど、「非ラテックスだから大丈夫」の一言で皆を安心させてからの縫合が良かった。

    天久と小鳥が巻数を重ねるごとに良いコンビになっていく様子に(小鳥先生の鷹央の操縦が上手くなった)安定を感じてきたのでそろそろ一波乱ありそうな気がします。

  • 「呪いの動画」は実際に起こりそうで、ちょっと怖いですね。密室溺死事件は、素人では絶対にわからないな。

  • 毎回馴染みのない病気が出てきて、それがミステリーを解決していく、という面白さ♪小鳥先生の鷹央先生もますます仲良くなって、ニヤニヤしちゃう所も少しあり。敵も多いけど味方も多い鷹央先生の安定のツンデレキャラは冴え渡る一方かも。途中まではこのまま作品も終わるのかな…なんて思っていましたが、事件も無事解決して、まだ続きそうなエピローグに一安心。お気に入りのシリーズの1つ、もう少し鷹央先生と小鳥先生のコンビを追いかけたいです(*'▽'*)

  • 互いを補い合える存在。
    互いを高め合える存在。
    互いを認め合える存在。
    一緒に学び合える存在。
    一緒にいて安心できる存在。
    一緒に歩いて行ける存在。

  • つい、この間、第1作が刊行されたばかりかと思えば、あれよあれよと巻を重ねて第3作目。

    主人公であり探偵役でもあるエキセントリックな天才内科女医 天久鷹央と、その部下でワトソン役の小鳥遊先生のお馴染みコンビのやりとりも、小鳥遊先生が攻めに転じる場面も多くなって、かなりこなれてきた気がします。

    そのせいか、前作までは、読み始めからしばらくは鷹央の言動がちょっとキツすぎるように思えて、小鳥遊先生にばかり感情移入していたのが、もう少し落ち着いて眺めていられるようになりました。

    物語は、今回も「呪いの動画」「男性恐怖症」「密室殺人」など、一見奇妙で風変わりな謎に、鷹央と小鳥遊先生が医学的知識と経験をもとに挑むという三編が、プロローグとエピローグに挟まれています。

    この人気とキャラの立ちっぷりからすると、映像化も近いのでは!?と邪推してしまいますが、軽目のタッチながら、さりげなく濃い医学の知識や医療の問題などに触れることのできる、面白いシリーズです。
    よろしければご一読を。

  •  早くも到着したシリーズ第3作。今回も医学的知見の応用が光るが、過去2作とはやや色合いが異なる。そして何より、鷹央と小鳥遊の師弟関係に、ピンチが?

     Karte.01「閃光の中へ」。ネット上に流布する呪いの動画を見た女子高生が、駅のホームから転落。自殺を図ったと見なされ、天医会総合病院の精神科病棟に入院していた。潜入して話を聞こうとする鷹央だったが…。真相は、そう、あの騒動ですね。タイトルでネタばれだろう。それより、鷹央と因縁があるという精神科部長の意固地さが、どうかと思う。

     Karte.02「拒絶する肌」。男性に触れられると肌が爛れたようになる女性。男性恐怖症を疑い、これまた精神科病棟に入院していたわけだが…。なるほど、真相は実に意外であった。書きにくいが、恋人の誠意によって判明したと言えなくもない。この症状には色々な原因があるものだが、今まで気づかなかったのだろうか? 精神科部長の面目、また丸潰れ…。

     Karte.03「密室で溺れる男」。タイトルのまんまです。いやあ、びっくり。過去2作は、最後に考えさせられるテーマを持ってきたが、今回は純粋にパズラーである。密室状態で発見された溺死体を、どこで、どうやって溺れさせたのか? 容疑者は小鳥遊の大学の先輩だった。手段は不明だが、警察に逮捕されるのは時間の問題。

     詳しい経緯は省くが、彼の容疑を晴らせるかどうかは、鷹央にとって大問題なのだ。悲壮な展開を予想していたら、案外と楽しんでいるような…。それにしても、こんな溺れ方があったとは知らなんだ。下手な工作をしなければねえ。若い刑事は癪なようだが、冤罪にならずに済んだのだから、鷹央に感謝しなさい。

     確かに鷹央はスーパー診断医だが、小鳥遊あっての鷹央なのだ。大体、鷹央の相手は小鳥遊にしか務まらない。というわけで、このシリーズは続行ですかね。現役医師とはいえ、毎回新鮮な医学ネタを用意する手腕は、素直にすごい。

  •  天久鷹央シリーズ第三弾。
     三つの事件をいつもの豊富な知識と推理力で解決していく。
     一つ目は呪いの動画のせいで自殺したと思われた女子高生の謎を、二つ目は男性恐怖症のせいで、男性に触られたことでじんましんが出る女性の謎を、三つ目は、大学病院からの派遣が終了し、天医会総合病院を去ることが決まった小鳥遊(小鳥)。密室での溺死という難解な事件に挑み、小鳥の派遣終了を阻止しようと奔走。かなり苦戦しながらも、解決のきっかけは小鳥の指摘。二人は名コンビと改めて感じた。今後も二人で事件を解決してほしい。

  • 【あらすじ】
    呪いの動画によって自殺を図った女子高生。男性に触れられた瞬間、肌に異常をきたす女性。そして、密室で溺死した病院理事長の息子……。常識的な診断や捜査では決して真相にたどり着けない不可解な事件。解決できるのは、怜悧な頭脳と厖大な知識を持つ変人女医・天久鷹央(あめくたかお)、ただ一人。日常に潜む驚くべき“病”と事件の繋がりを解明する、新感覚メディカル・ミステリー第3弾。

    【感想】

  • このテンションがすごい。若いなぁ、なんて。

  • 小鳥遊の先輩医師に殺人の容疑がかかり、大学に戻るようにと人事が発令された。
    鷹央はそれを阻止するため、先輩医師の無実を証明しようと必死になるが......。

    2017年3月23日読了。
    まず。小鳥遊を手放したくなくて、必死になる鷹央がかわいかったですね。
    もう少し鷹央の下で勉強したいという小鳥遊の本音にもほろりとさせられました。
    そして。その事件で取り組んだ謎がまた、これまでの中で一番面白かったです。

  • 前巻が医療メインだったのに対し、この巻はわりとミステリ要素が強かった印象。特に3話目は、「彼らの職業は一体何だっただろうか」と思わされた。
    プロローグがラストの場面と重なる構成は毎度のものだが、これが結構好きだったりする。小鳥を手放すまいと焦る鷹央が痛々しくて可愛い。

  • 一話目は呪いの動画により自殺未遂をしたと疑われる女子高生、二話目は男性に触れられると肌に異常をきたす女性の話。二話目の疾患は最近別の本でネタになっていたので結構すぐわかりました。三話目の密室での溺死は難しくてネタばらしされてもなかなか理解できず。クモ膜下て小さくてもこわいんだなぁ。鷹央と小鳥遊くんのコンビこれからも楽しみたいと思います。

  • この症状が起きたのは何が原因なのか、明らかになる度に自分の知識も増えているような気がして、読んでいて楽しい。密室で溺死した病院理事長の息子の話では、医療から離れた話になるのかと思ったら、ここでも医療の面から真相が明らかになった。刑事さんたちが良いキャラをしているので、もっと登場してほしい。

  • 密室殺人。犯人は、病気(アイツ)だ。

    呪いの動画によって自殺を図った女子高生。男性に触れられた瞬間、肌に異常をきたす女性。そして、密室で溺死した病院理事長の息子......。常識的な診断や捜査では決して真相にたどり着けない不可解な事件。解決できるのは、怜悧な頭脳と厖大な知識を持つ変人女医・天久鷹央(あめくたかお)、ただ一人。日常に潜む驚くべき"病"と事件の繋がりを解明する、新感覚メディカル・ミステリー第3弾。

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密室殺人。犯人は、病気(アイツ)だ。呪いの動画によって自殺を図った女子高生。男性に触れられた瞬間、肌に異常をきたす女性。そして、密室で溺死した病院理事長の息子……。常識的な診断や捜査では決して真相にたどり着けない不可解な事件。解決できるのは、怜悧な頭脳と厖大な知識を持つ変人女医・天久鷹央(あめくたかお)、ただ一人。日常に潜む驚くべき“病”と事件の繋がりを解明する、新感覚メディカル・ミステリー第3弾。

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