青春は美わし (新潮文庫)

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制作 : Hermann Hesse  高橋 健二 
  • 新潮社 (1954年10月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102001042

青春は美わし (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 青春は美わし。たった1つの夏を通して、懐かしさがいくつもにじんでる。ゆっくり、しっとり過ぎてく夏がちょっぴりほろ苦い。

  • 親父の本シリーズ。正直、よくわからんかった。やはり、偉大な作家とはいえ翻訳では刺さらないのだろうか…

  • この小説は、同氏の作品の中でもいいと思います。

  • いい歳して親友と全裸で川遊びする青春は美わし。

  • ヘッセの小説は「車輪の下」以来2冊目になりますが、ヘッセの小説はとにかく美しい情景描写と、繊細な心理描写が心に残る。
    ヘッセの小説は読んでいると、なんだか甘美で、幻想的な気分になるのです。
    まず「青春は美わし」の方は久しぶりに故郷に帰ってきた青年が、淡い初恋を抱いていた少女が美しく成長している姿を目にしてドキドキしたり、妹の友人の少女が家に泊まりにきてドキドキしたりする胸キュンな内容になっております。都会から田舎に帰ってきたので、田舎の情景の美しさや家族の優しさなどをしみじみと感じる主人公の目線もとても美しく描かれています。
    「ラテン語学校生」の方は都会に下宿している青年が、下宿先の女中と仲良くなり、よその家の年上の女中に一目惚れしちゃう、という物語。主人公の純粋さが時々読んでいて「こいつはバカか」と思ってしまう部分もあるんだけど、それも含めてとてもいい。まさに、青春のバカさ加減が出ている。個人的にはこっちの小説の方がおもしろかった。下宿先の女中にかわいがってもらう主人公のかわいさが、読んでいてとても初々しくて、好感が持てる。そして、初恋らしくバッサリとふられちゃう感じもいい
    初恋はそうでなくてはいけませんね。両方とも青春の甘酸っぱさをとっても美しく、みずみずしく、素晴らしい小説でした。読み終わった後は心が洗われたようにキラキラします。

  • 人の記憶って忘れられるから良いものなのかな
    恋して、振られて、立ち直れるのは「忘れ」られるからなんだよねきっと
    人生辛いことあっても、いつか和らぐのは忘れられるから

    まーもちろん
    記憶として、思い出としては残るけど
    ずっと辛いまんまじゃないもんね

    辛い出来事乗り越えて、
    いつの日か、辛い出来事を思い返して笑えるってなんか素敵だよね

  • 手元にある文庫の版が平成3年刷のものなので、22年ぶりに再読したことになる。いや、その間にも数度読んだ気がするけど。

    主人公はまさに中学生ぐらいの年のことを、後になって振り返っている状態。
    自分が初めて読んだ時は、中学生としてそのまっただ中にあったわけで、何とも感じなかった。
    今回、それを振り返っていいタイミングで読んでみると、、、一つ一つの瞬間の大切さを、あらためて感じる次第。
    忘れてしまいがちなことですけどね。

    良い作品です。

  • 本書には二作の短編が収められているが、両作とも初恋にちなんだ実らぬ恋を通じて導かれる、儚くも玉のように美しい青春を優しく謳っている。誰しも通る青春の美しさ。本書はきっと、国籍問わず万人にノスタルジーを喚起させる。そして大切なのは、青春以降の生き方についても見逃せない示唆を与えてくれるのである。

  • 主人公の少年みたいな純粋さじゃ現実はやっていけないし小説でもやっていけてない。そしてイケてない男子だ。

    でも自分の中にも似たような少年が未だ生きているしあえて無かったものとして消そうとも思わない。大人になるってのは、子供であることを隠せるようになることなのかも。

  • やっぱりヘッセは風景の描写が綺麗。

    故郷を想う気持ちがなんとも心地良い。自分の部屋からタバコ吸いながら、散々眺めた風景に思いを馳せる。
    良いですね。

    なんかラテン語学校のほうは武者小路みたいな展開。

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青春は美わし (新潮文庫)の作品紹介

何年ぶりかで家族の住む故郷に帰ってきた青年は、昔恋したことのある美しい少女に再会する。しかしその愛は実らず、その上、妹の友達への恋にも破れる。彼は孤独な、しかし清らかな思い出を胸に故郷を去って行く…。ふるさとを懐かしみながら放浪に心ひかれ、地道に生きようと願いながら浪漫的な憧れに駆られる青春の心を抒情性豊かに謳いあげた表題作。他に、『ラテン語学校生』。

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