世界文学をどう読むか (新潮文庫)

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著者 : ヘッセ
制作 : 高橋 健二 
  • 新潮社 (1951年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102001165

世界文学をどう読むか (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ヘッセの読書考。これをハウツー本に分類するのは個人的に引けるけど、文学じゃないからしょうがない。あれだけ美しく詩的な言葉を繰る人だから、読書の突き詰め方もやはりすごい。われわれのと題した本棚の目録を見るだけで、嬉しくなる。目新しいことは書いていないけれど、文豪の読書熱を感じられただけでも。
     
    「数千年間の無数のことばや本の千差万様の織物のなかから、驚くべき崇高な、超現実的な幻像が、光を受けた瞬間に、読者をみつめるのである。即ち、無数の矛盾する表情から魔法によって一体になった人間の顔が。」
     読書を通じ、我々人間の一体性、歴史の一体性、信仰の、心情の一体性を感じるという。ヘッセのエモーショナルな嬉しくなる結論。

    14.9.13

  • タイトルからは、ヘッセの読書の流儀でも書いてあるのかと思ったが、内容の大半はヘッセが好きな(あるいは文学史上の傑作と認める)作品の羅列にすぎない。挙げられる本は、古典的な名著と呼ばれるものが殆どなので、この本を手に取る人にとってはラインナップの目新しさはあまりない。

    とはいえ、分量にしていえば僅かだが、本を読むこと自体について語った部分は、なかなか興味深い。
    しかしやはり短い文章であるゆえか、抽象的、一般的な議論のみで、至極尤もなことを言っているとは思うが、彼なりの根拠をもっと語ってほしかった。

  • B-1-16 高橋健二訳

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