朗読者 (新潮文庫)
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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
恋愛、大罪とプライド、真実と羞恥心、戦時中の倫理に向き合うことについて...ページ数は少ないのに濃い内容でスマートな読みやすい文章。
本で号泣したのは数年ぶりくらいかもです。
ハンナの秘密を知った後で、最初から読むと更に泣けてきた。
主人公視点だからこそ、ハンナの行動に魅力と謎が読んでいる人にも伝わる。
朗読する事、ナチス、ユダヤ人、戦争、裁判、恋愛、年の差。色々詰まってるけれど
「あなただったら何をしましたか?」
この一言がテーマなんじゃないかと思います。この問いの答えを見つけるために考える事が必要だと思う。
映画観てもやっとしたから原作も読んでみたけどやっぱりもやもやしたまんま。主人公がちょっとズルいのよね。
数年ぶりに読み返してみた。 内容を知っていたから序盤から、文盲の女性ハンナが貧欲に文字を求める姿に胸が痛くなった。 ことばがどれほど人を惹きつけるかということについて改めて考えさせられる。 以前はあまり理解できなかったミヒャエルには好感をもった。 15歳の少年から成長していく中での人間らしい葛藤に、ばかだなぁと思いつつ感情移入してしまう。 好奇心や良心の呵責、後悔や憤り、すべての感情がハンナに対... 続きを読む »
<15歳のぼくと年の離れた女性との逢瀬。彼女はぼくに朗読を頼む。そんな彼女と数年後、再会するが・・・>
ベルンハルト・シュリンク著。
序盤の逢引シーンは結構しんどかったですが、
彼女の戦争の過去が明らかになる2章からガラリと変わります。
テーマはおそらく、
「あなたの愛した人が犯罪者だったらどうしますか?」
この問いに主人公は、理解することで答えようとします。
そして彼女にあるものを送り続けます。
多少、散文的なところはありますが、彼女にしてあげられることが見つかった後は
涙がとまりませんでした。
法学者である著者の、過去の戦争犯罪に対する裁き方、
そしてその罪を次の世代はどのようにとらえるべきか・・・
その考察は、日本も参考にすべき点があるかもしれません。
純文学とでもいうんでしょうか。
まぐわってばかりなので「純」とも言えませんが。
後半になって出てくるハンナの手紙の箇所が、読んでいて切なくなる。
多分、もう一度読み返すと、色々と合点がいくんだろうなという作品。
内容はちょっと過激と言うか、穏やかではないのに、流れている空気が静かなのが結構好きです。
恋愛小説だけど戦争の小説…逆かな?頭を使う本は、あまり好きではないのですが、これはすらすら読めました。明るい話ではないけれど、何回も読みたいと思う作品です。
「あなただったら何をしましたか?」 親子ほど年の違うハンナと出会った15歳の「ぼく」は彼女の求めに応じて本を朗読しては愛し合うようになる。姿を消した彼女と再会したのは戦争犯罪者を裁く法廷の場だった。被告人席に立ったハンナの真実の姿とは…。 Ⅰ章でハンナとぼくとの出会い、Ⅱ章では法廷での彼女との再会、Ⅲ章でぼくの朗読による彼女の再生が書かれるのですが、ナチスの親衛隊員であり収容所の看守... 続きを読む »
一回読んだだけじゃ良く解らない。また、読んでみないと。映画はまだ見ていないので、そちらも見てみたい。
読むの何回目だろう。 映画も見た。 (ちなみに映画は「愛を読むひと」とゆう題名) 読んで楽しい本ではないし、頭つかう。 でもこの本はかなりお気に入り。 「朗読者」 この題名がすべてを表してる気がする。 朗読者は結局朗読者なのであって、物語の登場人物ではない。 ハンナに対しても、戦争に対しても、ミヒャエルは朗読者であり続ける。 第二次世界大戦はうちにとっ... 続きを読む »
一気に読もうと思っていたけれど、考えさせられることが大きすぎて、多すぎて
とてもじゃないけど休憩をとらないと煮詰まってしまいそうになる(+_+)
というかもうすでにその状態・・・
映画も観てみたい
ああ、そうか、と。
どこかで読んだことがあるようで、でも読んだことがないような話でした。
「何か朗読してよ、坊や」
その一言にどんな物語が秘められていることか。
どんどん人間が殺され続けている間は <奪い取る>事しか眼中に無いくせに、 いざ終わってみると 何の罪も無い善良な人々の死の山に恐れおののく。 『罪悪感』なんてものは 意思が無かった自分には罪が無い! 悪いのは命令を下した者! そうせざるを得ない状況を作った者でしょう? あぁ、すでにこれほど苦しんでいるのだから、どうかこの荷物を降ろさせて。 これを背負... 続きを読む »
最後の結末はだいたい予想できたのに、号泣してしまいました。
主人公の特に印象に残っているハンナの美しい姿が、目に浮かぶ。
文章が少しまどろっこしい部分もあるのですが、いっきに読了してしまいました。
じっくり一文一文味わいながら読み直したい一冊です。
ドイツ文学。「愛を読む人」という題名で映画化されているとのことで、amazonでDVDをサーチしたら「無修正版」なるバージョンが出ていた・・・で、予想通り原作も前半は官能シーン多々。主題の「愛した人が戦争犯罪者だったら?」にどうつながっていくのかと思っていたら、後半はガラッと切り替わった。「生体解剖」でも描かれていたけれど、戦争が過ぎ去ったあとの新しい尺度で、「異常事態である戦争時にそうせざるを得なかった」一般人の行為を裁くことのなんと難しいことか。『じゃあいったい、どうすればよかったの?』登場人物の最期については想像力の限界からイマイチ理解できなかった・・・過ぎ去った時代とその時代を生きた人の心情を想像するのは難しい。再読したい一冊。
village vanguard@津田沼にて購入。
描写がすごく細かくて様子が目に浮かぶよう。
序盤は退屈だけど、物語は意外な方向に展開。
戦争と、当時の社会の暗い闇、悲しい話。
ナチスドイツ時代の戦争裁判という重い話の中に、人間のプライドや恋愛など身近な感情が描かれていて面白い。
ちょうどこの小説の映画が公開されたので、読んでみました。
予想以上によかったです。
感動、というよりは、切ない気持ちになる小説でした。
この本について、アメブロでも書いています。
http://ameblo.jp/waremoko-tadoku/entry-10296499664.html
ネタバレ気味なので、ご注意ください。

読む前に大体内容を知っていたもので。けどてっきり彼女が字が読めないのは何かの障害によるものだと思っていたんだけれど。…そうじゃなかったならもっと早くに自力でもなんとか出来…とか思っちゃいけないんでしょ...





