カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)

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制作 : 原 卓也 
  • 新潮社 (1978年7月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (615ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102010112

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カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 中巻を読み終えて、一番大好きでたまらないシーンがある。
    それは、アリョーシャが大地を抱きしめ、大地全体に接吻する。
    永遠に愛することを、そして、すべてに対してあらゆる人を赦し乞い願い祈る。

    師と慕っていたゾシマ長老が亡くなり、泣き嗚咽しながら大地にひれ伏す姿が美しく、しばらく印象に残っていた。

    か弱かった青年が立ち上がったときには、一生変わらぬ堅固な闘志となり、長老の言葉を胸に抱き、三日後には修道院を出た。
    人生の変り目時には、衝撃的な出来事とともに、誰かから力強く背中を押される体験が何かしらあるものなのだろうか。

  • 相変わらず病的に興奮する人々ばかりだ。ミーチャよ、頼むから落ち着け。冷静に供述しろ。何もかもが必要以上に大袈裟で芝居がかっているから、嘘にしか聞こえない。キリストの愛について延々と語られた前半と一変し、後半は遂に父親殺しが行われ、容疑者としてミーチャが拘束されたわけですが、もう騒ぐ騒ぐ。なんてうるさい男なんだ。すぐ感情的になって叫ぶし。途中、ペルホーチンという、この物語の登場人物の中では稀有な存在、即ち冷静な青年が出てきましたね。このくらいミーチャも冷静なら問題はなかったのに。ところでロシアにも芥川龍之介の「蜘蛛の糸」と似た話があるんですね。ロシアは蜘蛛の糸という詩的な物ではなく、葱でしたが。葱。なぜ葱をチョイスしたのだろう。手が臭くなりそうだ。芥川の作品でお釈迦様が垂らしたのが蜘蛛の糸ではなく葱だったら、あそこまでの名作にはならなかったかもしれませんな。

  • 中巻も長かったけど、読み始めたら一気に読み終えることができた。
    ってかついに一線を越えてしまったな~。中巻だとまだ誰が殺したかわからないけど、殺されるフラグは立っていたよね。それにしてもドミートリイがサムソーノフに言われて、セッターのところに相談に行くシーンがめちゃくちゃウケたんだけど、おれだけだろうか。このシーンだけは、ドミートリイばかだな~とか思いながら本当に笑ってしまった(笑)
    中巻は本当にドミートリイが主役って感じなくらいミーチャのインパクトが強い。(無駄に呼び方変えてみた笑)実際ミーチャのヒステリックな性格見てると人を殺しかねないよなって思う。セッターだって何も悪くないのに、ただ腹が立ってるというだけで殺されてもおかしくなかったし。
    中巻はあとグルーシェニカの変わりようがおもしろかった。フョードルもミーチャも捨てて、ポーランド人のところに行ったはずなのに、一夜のうちに180度考え方が変わる感じ(笑)何かレビュー書いてて、ジョジョでいうチョコラータが死んだあとのセッコを思い出した(笑)
    それにしてもカラマーゾフの兄弟読んでいると恋愛脳っておそろしいよね。もう恋愛によって一つの行動が決定されるみたいな。逆にイワンとアリョーシャはどれだけ冷静なんだと思わざるを得ない。けど、恋愛脳による行動というのは非常に人間的だなとも思う。世の中って大体そんな感じだしね。
    レビュー書きながらパラパラ中巻見ていたら、ゾシマ長老が亡くなったのを忘れていた。なんということだ。ミーチャのインパクトが強すぎたということにしておこう(笑)
    まぁ総じてカラマーゾフの兄弟はめっちゃおもろいよね。ドストエフスキーはやっぱりすごい!

  • これを1日で読むためにインフルエンザで自宅待機していたのか。時間があるって素晴らしい。

  • ゾシマ長老の遺体から死臭で民衆どうこう、の部分は割と好き。下巻もそうだけどこの作品はけっこうゲスい描写が多く、今の心境としてはそれが心地よい。

  • どんどんおもしろくなってきました。
    しょうもないお兄さんがしょうもない事件に巻き込まれた
    怖い女だと思っていた女が急にものすごくかわいくなってきた


    上巻から続いた修道院や神の話の壮大さと、お兄ちゃんのゴタゴタの辺りの俗悪さの差がはんぱない

    グルーシェニカ!
    私はあなたの本来の純粋さに気づけて本当によかった

  • ガマンして中刊の途中まで読んだけど面白くない。口調が疲れる。「ちっとも面白くないじゃありませんか!わたくしなりにそりゃもう努力して読みましたのに!もうたくさんですわ!わたくしじゃ理解できないとおっしゃるつもりね!!・・・・!!!・・・!」

  • 有名な大審問官の章が出て来る、この部分自分には珍しく何回も読み返している。そして読む度にいろんな発見がある。

  • イワンは何かから逃げるようにモスクワへ旅立つ。ゾシマ長老の死去とともにアリョーシャの心に何かの変化が表れる。そして自暴自棄になったミーチャはついに。。検事の取調べで身も心も丸裸にされたミーチャの心情描写がリアルで、実は本当は殺していないのか?とすら思わせる。

    3人の兄弟がどういう形で再会するのか。すべてを見通していたかのようなスメルジャコフはどう絡んでくるのか。下巻が楽しみだ。

  • 2017/11/20

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カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)の作品紹介

19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。

カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)のKindle版

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