ゲーテ格言集 (新潮文庫)

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著者 : ゲーテ
制作 : 高橋 健二 
  • 新潮社 (1952年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102015063

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ゲーテ格言集 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • マジにちょっとえげつない人。自然と一体化している。全体構想を行う哲学者は幾らかいるが、芥川などはこの人を格別視した。大きな所から降ろしてくる、真ん中の言葉。「天才も不滅ではないことほど、凡庸なものにとって慰めになることはない」。ファウストは読みかけ。

  • もうずいぶん前(20年とか…)に読んで、持っていることすら忘れていた本書。
    先日、何かの本でゲーテの格言「今日できないことは、明日もできない」というのを読んで、ふと思い出して登録。

    短いけどはっとさせられるような言葉が多く、時々手にとっては気分をリフレッシュしていたなあ。
    久しぶりに少しパラパラと捲ってみたけど、やっぱり示唆に富んだ本です!

  • なんでかゲーテが大好きだ。情熱家のゲーテが大好きだ。好きな人を見つけることが読書の目的かもしれないというくらいこの出会いが嬉しい。ブックオフで250円の値札を付けられ眠っていたゲーテが大好きだ。詩集も持ってるが、こっちの格言集もなかなか良い。
    こんな深遠な言葉をこれでもかと吐き続けたこの天才は人一倍に悩みが多かったんだろうなあ。

    「感覚は欺かない、判断が欺くのだ。」
    どうやったらこんな言葉が出てくるのか。生涯の師匠でいて下さい。

  • ★★★★★太陽が照れば塵も輝く。人間の過ちこそ人間を本当に愛すべきものにする。心理に対する愛は至る所に善いものを見いだしこれを貴ぶことを知るという点に現れる。いつも変わらなくてこそ本当の愛だ。一切を与えられても、一切を拒まれても変わらなくてこそ。愛する人の欠点を美德と思わないほどの者は愛しているとは言えない。恋愛と情熱は消え去ることがあっても、好意は永久に勝利を告げるだろう。碑銘:少年の頃は打ちとけず反抗的で、青年の頃は高慢で卸しにくく、大人になっては実行に励み、老人となっては気軽で気まぐれ!君の墓石にこう記されるだろう。たしかにそれは人間であったのだ。人間は現在を貴び生かすことを知らないから、より良い未来にあこがれたり、過去に媚びを売ったりする。卑怯な考えのびくびくした動揺、女々しいしりごみ、小心な嘆き。そんなものは不幸を防ぎもせず、お前を自由にもしない。あらゆる暴力に逆らって自己を守り、決して屈せず力強く振る舞えば、神々の腕を呼び寄せる。中途半端にやる習慣を脱し、全体の中に、善きものの中に、美しきものの中に、決然と生くることを心せんかな。芸術も人生と同じく深く入り込めば入り込むほど広くなるものである。明瞭さとは明暗の適当な配置である。思索なんかする奴は枯野原で悪霊にぐるぐる引き回されている動物みたいなものです。その周りには美しい緑の牧場があるのに。人はみな、分かることだけを聞いている。愚か者と賢い人は同様に害がない。半分愚かな者と半分賢い者だけが最も危険である。正直であることを私は約束できるが不偏不党であることは約束できない。どんな場合にも口論なんぞするな。賢い人でも無知な者と争うと、無知に陥ってしまう。

  • 1991年79刷改版(1952年) 盛り沢山…。104刷2004年。旧カヴァー。 125

  • ゲーテの思想や感性を手っ取り早く知るには良い本。
    高橋健二の翻訳が美しい。

  • つねに行動しろということですね。

  • 生活を信じよ!それらは演説家や書物より、よりよく教えてくれる

  • まさに金言の宝庫。しかも幅広い分野に造詣が深い。詩人らしくインパクトある言葉をコンパクトに表現しているので、一読してガツンと響く。『太陽が照れば塵も輝く。(「格言と反省」から)』なんて言葉をのっけから見せられたら吸い込まれないわけがない。さすがに愛や宗教については時代背景と地域性が強すぎて理解を超えてた感がある。

  • 『光の多いところには、強い影がある』(「ゲッツ」第1幕から)
    本当は原文で読むことでニュアンスが伝わるのだろうけど。おおまかに分類されているものの、前後の文章が無いと分かり難いと感じる格言があるように思う。

  • 自己啓発本ではなく格言集なので中にはなんだこれというものや全く理解できない格言もあります。
    これは一個人をターゲットにしているわけではなく様々な格言の中でその人がマッチングした格言に共感、感銘、指南されるといった読み物である。
    なので自分にマッチングしない格言は反芻もせず次の格言へという作業が多かったような気がする。
    とはいえゲーテ著作の中から選び抜かれた格言集なので、お~!と納得、考えさせられる格言も当然あり、そういった格言はつい誰かに教えたくなる衝動に駆られる。

  • 読書録「ゲーテ格言集」5

    編訳 高橋健二
    出版 新潮社

    P83より引用
    “仕事の圧迫は心にとってきわめてありがた
    いものだ。その重荷から解放されると、心は
    一段と自由に遊び、生活を楽しむ。仕事をせ
    ずにのんびりしている人間ほどみじめなもの
    はない。そんな人はどんなに美しい天分もい
    とわしく感じる。”

     目次から抜粋引用
    “愛と女性について
     人間と人間性について
     行動について
     幸福について
     経験の教え”

     世界中に影響を与え続ける芸術家の著作か
    ら、心に響く言葉を選び抜いた一冊。
     愛についてから日々の生活についてまで、
    時に気持ちを落ち着け時に奮い立たせる名言
    が収録されています。

     上記の引用は、行動についての格言を集め
    た章での一文。ゲーテの日記の中の記述だそ
    うです、幸福を得るためにはやりたくないこ
    とでもしっかりと勤めなければならないので
    しょう。
     気持ちが沈んだり、やる気が出ない理由は
    人それぞれあるでしょうが、そのどれかに当
    てはまる言葉がこの本の中から見つかるかも
    しれません。それくらい多岐にわたって、人
    の気持を動かせそうな言葉が収録されていま
    す。原典を読むのが一番なのでしょうが、な
    かなかそこまで行くのはという人にはぴった
    りな一冊です。

    ーーーーー

  • 精神が震えるほどの偉大で深い言葉。
    人間についての洞察は魂を射抜かれたような感動に満ちている。

  • 折に触れて彼の言葉に触れると、言葉の持つ力に魂を奮い立たせられ、浄化される。

  • ケチつける勇気がないので5☆。歳のせいだろうか、ベタだなあとおもいつつ、頷いている自分がいるって感じだ。それなりに楽しんだのも確か。「翻訳者はまめな媒酌人と見なされる。彼らは半ばヴェールにおおわれた麗人をこの上なく愛らしいものとたたえ、本物を見たいというやみ難い気持ちを起こさせる」(113P)このようなレベルに達したいもの。

  •  ずいぶん前に読み始めて、少しずつ、少しずつ読んで、やっと読み終わりました。

     何しろゲーテですから、味わい深い言葉がたくさん散りばめられているのですが、読み手(私)のせいか、あるいは時代の変化のせいか、中にはぴんと来ないものも結構あります。

     私が好きなのは、やや皮肉めいた感じの言葉です。

     例えば、P.178 「経験したことは理解した、と思いこんでいる人がたくさんいる。」これなどは現代風に言えば、「テレビで観たことは理解した、と思いこんでいる人がたくさんいる。」となるのかも知れません。

     あるいは、P.185 「人はみな、わかることだけ聞いている。」話がかみ合わないと思うときは、この言葉を思い出しましょう。

     この本の特徴はあとがきにあるように、「直接ゲーテの著作から、われわれに興味ぶかく感じされるものを選んでみた。(中略)われわれも関心をもつ項目に分けて排列した。」となっているところです。

     そのため、同じページにある言葉でも出典が違うことが多々あります。チャンスがあれば、今度は1冊まとめて、何かゲーテが書いたままを(もちろん、日本語ですが)読んでみたいです。

  • 試練は年齢と共に高まる…

  • (1998.03.20読了)(1964.12.20購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられて溶けこんでいるからである。本書は、彼の全著作の中からと、警句、格言として独立に書かれたものの中から読者に親しみやすいものを収録した。

    ☆関連図書(既読)
    「犯罪と刑罰」ベッカリーア著・風早八十二訳、岩波文庫、1938.11.01
    「ジャンヌ・ダルク」村松剛著、中公新書、1967.08.25

  • 友人から「人生のバイブル。何度も読んだ挙句、本がボロボロになった」と聞いて手にとった本。正直、そこまでの感銘は受けなかったが、ところどころ すっと胸に入ってくる言葉があった。

  • 何度でも読みたい

  • 前半のほうは抽象的で意味がよくわからないものも多かったけど、
    後半になるにつれて「そうだなぁ」とすんなり消化できる言葉が多かった。
    前半で挫折しそうなら、後半を先に読んでみてほしい。

    分かりづらい言葉こそ、声に出して読みたいなぁと思う。
    声に出して、インプットかつアウトプットすることで、
    そういうことかと理解できる言葉もあるんだろう。
    声じゃなくても、書き取りとか。
    そう言う風にして丁寧に頭の引出しに閉まった言葉が、
    後々自分を助けてくれるんだろうなぁ。

    今は読むだけなので、多分頭には全然残ってない。
    ちょっともったいない気もする。

  • 高校のときに買ってからずっと放置していて、今回初めて読んだ。
    「人生は色どられた影の上にある」この一文のためにいつか『ファウスト』を読んでみたくなった。

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偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられて溶けこんでいるからである。本書は、彼の全著作の中からと、警句、格言として独立に書かれたものの中から読者に親しみやすいものを収録した。

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