覗く銃口 (新潮文庫)

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制作 : Simon Kernick  佐藤 耕士 
  • 新潮社 (2005年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102017128

覗く銃口 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なかなか凝った作りの作品です。
    前半から良く書き込まれていますし、ミステリー仕立てでなかなか読ませます。ただし、最後の種明かしは一寸ね。都合が良すぎるというか、無理が有る気がします。
    面白くない訳ではないのですが、また退屈に陥るということもないのですが、なんだか懲りすぎている気がします。複雑なプロットを作って、それで読者を乗せようと。。。。直前に読んだ「地底迷宮」(マーク・サリヴァン)の穴はあるけど単純でスピーディーなストーリー運びと比較すれば、前者に軍配が上がるかなぁ。エンディングはなかなか気が利いているのですけど。。。

  • 相変わらず荒削りながらも、タイムリミット的に疾走する展開で最後まで飽きさせない。タフではあるがやや思慮に欠ける元傭兵と、正義感に溢れながらも不器用で地味な刑事が交互に語る構成。裏切り者が誰かは、途中で簡単に分かってしまうが、アクションシーンの緊迫感に満ちた筆運びは巧い。

  • 元傭兵のマックスと刑事のギャランの二つの視点から描かれるクライムサスペンス。えぐい描写と時々挟まれるユーモアは相変わらず。

  • サイモン・カーニックの作品はどれも面白い。

    過去ログ。

  • せっかく追う者と追われる者の交互の視点で語ってるのに、肝心の2人キャラクターの書き分けができてない。オチも何だか納得いかないなー。

  • エンタメに振り切ったスタイルが潔いブリティッシュ・クライムノベル。暴力的ですが、気軽に読めます。

  • いかにもイギリスらしい皮肉めいた言い回しと、スピーディーなストーリー展開が小気味いい、ロンドンの裏社会を舞台にしたクライムサスペンス。

    ガイ・リッチー映画のようだと聞いて読み始めたのだが、確かに序盤はほんとにリッチーっぽい。登場人物が胡散臭かったり、主人公が面倒なことに巻き込まれたり…ちょっとした描写のディテールも似てる。

    しかしリッチー映画は、たくさんの人が死んだりしても、最後はなんとなく可愛げのある終わり方をするんだけど、これは物語が収束に向かうにつれ、可愛げがなくなる。裏切りに次ぐ裏切りで、一体誰を信じたらいいのやら。みんなしたたかなワル。

    一方で刑事ギャランの実直な誠実さが際立つように描かれていて、そのコントラストがおもしろい。

    前半はひたすらに謎がばらまかれつづけ、後半でそれがシュルシュルと回収されていくのが気持ちいい。勢いにのって一気に読みきれる快作。

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