白骨 (新潮文庫 フ 46-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102021132

感想・レビュー・書評

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  •  ノンフィクションライターのコーソを主人公とする3作目。
     3作目って知らずに、これから読んだ。
     でも、すごい面白かったので、ただ今1.2作注文中。

     吹雪の中で事故をおこして、逃げ込んだ空き家の床下から発見された何体もの白骨死体。
     巻き込まれてそれの捜査をするコーソなのだが、最初全く手掛かりがないと思われたあたりから、地道に手掛かりを探していくあたりが、すごく面白い。
     また、元恋人メグ(全身にタトゥがある)の存在がいい味だしている。
     なんか、どう書いてもネタばれになりそうなんだが、文庫の帯の「次の一手がまったく読めない。至高のサスペンスあらわる!」つーのは、大袈裟なんかじゃないよ。

  • 憤怒 、黒い河 に引き続き、辣腕記者:フランク・コーソの3作目です。
    3作目にして一番、ハラハラドキドキ、わたし的には一番、面白かったかなぁ〜!
    猛吹雪で空港に缶詰になり、なんとか脱出しようとするコーソ、読みながら、そんなに褪せることないじゃん?と突っ込んだ私、コーソって意外に短気なのねぇ〜
    しかし、この短気が、新たなる恐ろしい事件の幕開けになるとは・・・
    今回はドアティにしろコーソにしろ、前2作では見られなかったパーソナリティを見せてくれました。
    これで少しはコーソも無茶しないんじゃない?と思ったのは、私だけでしょうか・・

    余談ですが、これを読んでて思ったのが、貴志祐介のデヴュ作:黒い家に似ている・・って・・
    いえいえ、内容とか構想が似ているのではなく、主人公、映画化では大竹しのぶさんが演じたあの女性・・あ・・
    これ以上はやめておきましょうね^_^;

    おばけとか、天災とかも怖いけど、私は一番怖いのは人間だと思います。
    どんな怖い本を読んでも、一番、残酷で怖いのは人間が考え出すことだわ・・

  • 訳:三川基好、原書名:A BLIND EYE(Ford,G.M.)

  • 負の連鎖が予感される最後。

  • 翻訳が下手なのか?GMフォードが外人だからなのか?
    読みにくい文章は、イライラする
    よって憤怒に続き、いったんブックオフに買い取ってもらう

  • シリーズものなの知らなかった。

    弟じゃなくて息子だったのか!とか、母親と同じようになっちゃうのか・・・とか。

  • いつもハッピーエンドで終わらせないようにしているのだろうか。
    すべてのけりがついて、というよりも何かしらわだかまりはあるがこうして事件に幕は閉じるみたいな感じで。
    あれだけ、犯人の異常さを煽っておいてほとんど語らせることなく
    終わりにしてしまうなんて。会話はおもしろいかもしれないが物語の展開は並みですね。特徴的といえば特徴的ですが。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    裁判所から召喚された世捨て人作家コーソは、出廷命令を無視して行方をくらますことにした。元恋人と空路ミネソタを目指すが、空港は大雪で閉鎖。レンタカーで移動する二人は、吹雪で事故を起こし凍死寸前に。やっと見つけた空き家で床板を燃やして一命を取りとめるが、床下からは何体もの白骨死体が―。その家にまつわる身の毛もよだつ驚愕の秘密とは?至高のサスペンス登場。

    面白かった!
    前作2作も面白かったのですが、これは数段パワーアップしてました。
    あっという間にほとんど一気読みでした。
    白骨死体を見つけるまでも調子よくて、それからもうどこでやめたらいいかわからないくらい次次々!と読んできました。

    ちょっとネタバレ?です。
    最後殺さないで欲しかった。ま、次に続けたい気持ちはわかるけど彼女の心理が知りたかったと本気で思っちゃいました。
    だって絶対賢いはずですもの。弟に対する執着もちゃんと心理学者に解明して欲しかったなぁ。

    メグともよりが戻ってなにより!4作目借りてきます!

    A Blind eye by G.M.Ford

  • 2009/1/20
    コーソシリーズ3

  • スリルの中にも、読者を飽きさせないユーモア要素もバッチリのサスペンス!

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