| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
今年のテーマの一つは古典名作を読む。その第一作目。あまりにも翻訳が読みにくい。想像力が貧困なせいか、時代背景の違いを越えて、我が身に引き寄せて読むことができなかった。
ディケンズの長編初読破です。しかし、おもしろかった。ストーリー性における緊張とユーモアの絶妙さ、皮肉もそえつつ、作品を通して貫かれる道徳性の誠実さは古典として語り継がれるゆえんです。次は原語で挑戦します。
11/10/24
これは面白かった。
ひょっとしたら、自分はディケンズが好きなのかもしれない。
ピップ、ジョー、ハーバートなどなど登場人物それぞれが面白く、興味深かった。
ピップは恩知らずでひどい奴と思いながら、まあしょうがないよなぁっ、て思わせる部分もあって、それでも最後は良い奴で、結構ハッピーエンドな感じで、読んでて幸せな物語だったな。
ロンドンでいつしか放蕩な生活を送るようになったピップ。ロンドンにやって来たエステラとの再会にも心は晴れず、次第に倦んでく。やがて突然に謎の人物が目前に現れる。驚きを隠せないピップだが、次第に状況を受け入れてゆく。このあたりの描写は常に豊かなユーモアを含みながらも緊張感に溢れ、心地よいテンポで話はクライマックスへとすすんでいく。作者の貧しい者での温かいまなざしや社会への怒り、人間の強さと弱さ、そういったものが凝縮された作品だと思う。
とても良かった!
上巻の伏線をどんどん回収していく展開は時代を感じさせない面白さだった。
ストーリーで印象に残ってるのは、エステラとの別離のシーンでのピップの熱弁とエステラのぶれのなさ、ミスハビシャムの悔恨とその後屋敷の物悲しい感じ、ジョーの優しさ。
とはいえ、やっぱりこの本で一番魅力的だったのはわき役の人達だと思う。解説の人も書いてたけど、一人ひとりがほんとに生き生きしてて魅力的。たくさんの登場人物がいたけど、影が薄かったのはスタートップぐらいじゃないか。
特にウェミックさんと老人がお気に入り。あの屋敷に流れる雰囲気がすごく良かった。老人も幸せそうだし。
もう一度読みたくなる時には、ストーリーと言うよりも、このわき役の人達がしっかりと生きてる世界を味わいたくて読みたくなるんだと思う。
他のも読まねばならない。
鍛冶屋の貧乏な息子ピップが突然、大遺産を相続する可能性が。紳士になるべくロンドンへ上京。育ての親ジョー、親友との出会い、美しい娘への片思いなどを軸に、遺産を受け取れるのか、受け取れずに終わるのか・・・。
私にとっては、『二都物語』の方が断然おもしろかったな。期待が大きすぎたのかな?良くわからないまま読み終わってしまいました。
<※ネタばれあり>
この話は赦しの話なんだろうか。多分、ジャック・デリダの「言葉にのって」を読んだからだと思うが。上巻にてジョーを嫌に思っていたピップ。そんな中、エステラとの別離。遺産の提供主との出会い。その提供主との隠された関係と、彼にさらに隠された関係が起こる。そしてピップは遺産相続権を失う。
しかし、その中でピップの遺産提供主に対する感情変化(自分への真なる思いと、自分の罪に対する赦しの願い)やら、自身のジョーへの思いの変化を起こす。こんな過程が、赦しを願う過程に思えた。そう読むと非常に面白かった。内容を見ると、ヒトは救われるのかな?と思わされる。
謎の人物から莫大な遺産の相続を約束され、貧しい生活から一変、贅沢三昧の暮らしに浸りきり、今や忘恩の徒となり果てたピップ。彼の前に、その謎の人物がついに姿を現した。それにより、ピップの運命は、再度大きく変転していくことになる──。
過去に受けた恩をずっと忘れず、自らの立場も省みずその人のために自分のすべてを投げ打つ──そうした姿からは、人間という生き物の美しさ、素晴らしさを感じることができる。
反対に、人の境遇次第で態度をすぐに変えたりと、人間の汚さや醜さもしっかり描かれており、その対比のおもしろさに、どんどん文章に引き込まれていった。
何度でも再読したい、ディケンズの名著。
この時代に、これだけ練られたプロットを作れるのはディケンズだけだろう。
ラストを草稿と大幅に変えたのは個人的に正解。
●英
やっと読み終わりました。
がんばったね、自分!
訳はおいといて
やはり話は結構おもしろいと思う。
うん。
ディケンズの“貧しい孤児の遍歴シリーズ”最終篇。
あらゆる謎が解け、ひとつに収斂されていく第2部、第3部は圧巻の一言。ぐいぐい引き込まれて、あっという間に読み終わります。
ディケンズは、まぎれもなくヴィクトリア朝文学きってのエンターテイナーです!






