白鯨 (上) (新潮文庫 (メ-2-1))

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制作 : Herman Melville  田中 西二郎 
  • 新潮社 (1952年2月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102032015

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白鯨 (上) (新潮文庫 (メ-2-1))の感想・レビュー・書評

  • 怪鯨モビーディックと老傑エイハブの戦いを描いた物語というよりも…。

    長い長い物語の大半は、捕鯨船の慣習及び実務、鯨学に関する詳細な記録報告とオタク的考察、各船員の紹介描写。
    捕鯨船の日常業務が延々続く様は確かにリアルさを感じた。

    その資料的精緻さと、マッチョな哲学はとても興味深いし、食人族の銛打ちクィークェグを筆頭にクセの強い船員たちも魅力的だが、ドラマティックな海洋追跡と復讐劇を期待して読むと、多分つらい。

  • アメリカ文学の古典の一つと言われている「白鯨」を読んだ。分厚い文庫本上下2冊で、文章も古い訳で現代文とは言いにくくちょっと読みづらい。いつも通り通勤時に読んで1冊約3週間、上下で一ヶ月半ぐらいを要した。

    ストーリーは、伝説の白鯨(巨大な白いマッコウクジラ)を復讐に憑かれた捕鯨船の船長エイハブが探し求めて仕留めようと、アメリカ東海岸から大西洋を南下、アフリカ喜望峰を回ってインド洋に入り、東南アジアから太平洋、日本近く(たぶん小笠原近海)まで至り、ついに白鯨と戦う話である。

    物語自体はなかなか面白く、良くできている。途中、鯨に関する様々な解説が長々とあったり、当時の捕鯨の様子も細かく解説されている。この辺りに興味のない方には、文章の長さはちょっと辛いかも。私は、両方とも興味を持って読めたので、遅々として進まないストーリー展開も耐えてなんとか最後まで読めた。

    個人的に楽しかったのは、途中数多く登場する島々の名前が、趣味(アマチュア無線)の方で結構馴染み深いものばかりであった点である。結構珍しいところが多い。

    あと、この話に登場するコーヒー好きの一等航海士の名前がスターバックと言い、あの有名コーヒーチェーンのスターバックスの名前がここから取られたものであるらしいことを初めて知った。

    最後まで読んで、ふと、中学生のころ、学校の映画鑑賞会か何かで「白鯨」の映画を見たことがあるような気がしてきた。

    2007年3月24日 読了。

  • 白鯨はあんまりでてこないよ

  • 映画は依然見た記憶があるが,くじらとの戦闘シーンがメインだったように思われる。人物の心理描写だとかキリスト教に関する記述が多く,退屈に思われる。この本を読んだきっかけは、映画「マチルダ」で主人公の天才少女が絶賛していたからです。アメリカでは有名な小説らしいので会話のネタになるかと。

  • ガーーーーーー!!
    超長編で読み疲れてしまいましたぁー。
    ページにぎっしり文字が詰まってて、読んでも読んでもなかなか進まないのぉー。
    根気で読んだわよ。

    おかげで捕鯨について少しは知識を得たわ。
    でも、もっと物語を期待してたんだけどねー。
    捕鯨の解説ばかりでぇ、ちょっと苦痛だったわ。
    途中投げ出してやろうと思ったわよ。

    エイハブやクィークェブの話をもっと読みたいし、
    水夫たちの会話も読みたい。

    下巻を読むのは、ちょっと時間をおいてからね。
    まだ白鯨疲れで、読む気なし。。。。

  • 話があちこち飛んでザッピングというかゲームブックのよう。船に乗るまで色々寄り道。エイハブの復讐一直線かと思いきややっぱり寄り道して下巻へ。

  • 第11話(11月17日放送)の冒頭に出てくるのがこの『白鯨』です。真琴の勧めで涼太が読み始めた一冊。いつものカフェで真琴と“お揃い”の本を読もうとこの本を持参した涼太ですが、真琴はすでに読み終えており、涼太の思いは空振りに終わりました。

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

  • 苦節1年。漸く上巻読了。鯨談義が凄くて一度挫折。最初の文献抄で大分読み気が削がれ、いつまでたっても捕鯨に行かないので何度も挫折しそうになりながらなんとか上巻を読みきった。上巻は決して面白い訳ではない。要は鯨の崇高さと比べたら人間はどんなに愚かかってことなのよね。早く白鯨との対決が見たい一心で下巻に進む。2012/013

  • すごいのです。博学というのです。でも、文体は章ごとに耐えがたいほどの変化を見せ、船はいっこうに海に出ず(200頁ほど待ちましょう)、鯨に至っては気配もなく(400頁ほど待ちましょう)。冷静にほとんど何も起こらないまま上巻は終わるのです。

  • 人と鯨。キリスト教徒と異教徒。陸と海。
    それらの対置によって浮かび上がるのは、今生きている私たち側の世界について。
    前半、クィークェグとの出会いのあたりからグイグイ引き込まれていたなあ。異教徒の蛮人として描写される彼の佇まい。文化人類学に触れているような、レヴィストロースを読んでいるような感情にも包まれた。彼から目が離せない。
    聖書からの引用が多くイシュメール(つまり著者メルヴィルそのもの、と言ってもいいのでは)の人間観、宗教観がひしひしと伝わってきた。
    エイハブ船長をはじめとする乗組員の思索が、顛末が大変興味深い。これからどうなるんだ。
    あと気づいたのは、色恋沙汰が皆無である点。このままその界隈に触れずに突っ走ってほしい。

    上巻だけで54章。この冗長さが癖になる。分量そのものが「大海獣」を意味しているのではないか。

  • 訳が読みにくい気がする。というか私に合わない文章なのか、ページをめくる手が重くて仕方なかった。これも宗教知識があると、また違った楽しみかたがあったのかも。訳者を変えて岩波文庫で再読したいですね。

  • あらためて古い海外小説の読みにくさを認識。すこし開明的なところがあるけど、かび臭さが鼻についてたまらない。
    「アマゾン号海に出る」のような大洋を舞台にした小説を想像していたが古めかしく長ったらしい描写と、進行をさまたげる鯨解説(鯨を魚に分類している!!)で台無し。
    饒舌なる唇に災いあれ。

  • [05][120617]<m市 三人の航海士たちのキャラ立ちっぷりにわくわく。それぞれの描写にそう長く尺を取っているわけではないのに、とても寓話的にかっきりとしたイメージが残る。下巻が楽しみ。

  • これは読むのに時間がかかる。。。
    記述華美。

    メルヴィルが白さの高貴さ、恐怖を表現するとこうなる、って感じで読むと読みやすい。各章なんだかんだでワンテーマを扱っているので、細かい記述は追いきれないが、こんなことが書いてあるぐらい把握しとけば十分読める

    鯨の定義、博物学がでてきたのはビックリ。しかも、けっこうまともだ。ただし、鯨が哺乳類ではなく、魚と演繹したのはおしい

    食人のクィークェグの印象が強い

    白鯨しかり、アルバトロスしかり、東洋人しかり、未知なるものへの畏怖が感じられる。日本で言うところの江戸時代、幽霊を見る感じなのか

    ストーリーはまだまだこれから

  • 出だしからいきなり鯨についての文献からの引用が続いて少し戸惑った。
    せみ鯨と抹香鯨の違いすら知らなかったので、ネットでwikiや画像など検索しながら読んでいたら、にわか鯨通になれた。

    ストーリーの上でいえば、上巻はほぼ導入部といった感じ。
    下巻未読の状態では、メインのエイハブ船長より、主人公と意気投合した食人族のクィークェグのほうがずっと存在感がある。
    個人的には鯨を追う場面の小男のフラスクと大男ダグーのコンビが面白かった。

  • 鯨を食べてはいけない。
    鯨を食べて何が悪い?
    という主義主張なんてしなくても、
    そこには鯨がいて、
    鯨は死ぬ。
    ・・・いっそのこと鯨を養殖したら?

  • 多少冗長な箇所があるし、言葉遣いが古く、漢字が難しいが、それでも面白い。クイークェグがいいねえ。

  • 平戸などを舞台とした作品です。

  • バイブルである。

  • 正直かなり読むのに手古摺った。
    長い話なのに途中たびたびストーリーから外れて鯨の解説が入るので、どうもストーリーに集中できなかった。
    いい感じでのめり込みだすと鯨の解説が入る…。こうたびたび読む気を削がれては。

    ストーリー自体は面白いと思うだけに残念。

  • 081111(m 090121)
    090512(a 090625)

  • 鯨を捕らえる男たちの冒険物語という情報だけで読み始め、その通りなんだけど、
    あまりにも神学的で挿話の多い内容に途中で飽き飽きしてしまった。
    でもところどころの戦いの描写は緊張感があり、素晴らしかったと思う。

  • 【目的】社会文学、視点の多さと鋭さ、物語性との両立。

    【感想】やっと読み終えた〜!(上巻だけだけど)
        大半の小説なら読もうと思えばすぐ読めるけど、白鯨は時間がかかった。
        メルヴィルの語り口調はカッコいいです。
        人のストーリーが後から付随してる感じ。

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