白鯨 (下) (新潮文庫 (メ-2-2))

  • 370人登録
  • 3.17評価
    • (10)
    • (19)
    • (78)
    • (7)
    • (6)
  • 23レビュー
制作 : Herman Melville  田中 西二郎 
  • 新潮社 (1952年2月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (569ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102032022

白鯨 (下) (新潮文庫 (メ-2-2))の感想・レビュー・書評

  • アメリカ文学の古典の一つと言われている「白鯨」を読んだ。分厚い文庫本上下2冊で、文章も古い訳で現代文とは言いにくくちょっと読みづらい。いつも通り通勤時に読んで1冊約3週間、上下で一ヶ月半ぐらいを要した。

    ストーリーは、伝説の白鯨(巨大な白いマッコウクジラ)を復讐に憑かれた捕鯨船の船長エイハブが探し求めて仕留めようと、アメリカ東海岸から大西洋を南下、アフリカ喜望峰を回ってインド洋に入り、東南アジアから太平洋、日本近く(たぶん小笠原近海)まで至り、ついに白鯨と戦う話である。

    物語自体はなかなか面白く、良くできている。途中、鯨に関する様々な解説が長々とあったり、当時の捕鯨の様子も細かく解説されている。この辺りに興味のない方には、文章の長さはちょっと辛いかも。私は、両方とも興味を持って読めたので、遅々として進まないストーリー展開も耐えてなんとか最後まで読めた。

    個人的に楽しかったのは、途中数多く登場する島々の名前が、趣味(アマチュア無線)の方で結構馴染み深いものばかりであった点である。結構珍しいところが多い。

    あと、この話に登場するコーヒー好きの一等航海士の名前がスターバックと言い、あの有名コーヒーチェーンのスターバックスの名前がここから取られたものであるらしいことを初めて知った。

    最後まで読んで、ふと、中学生のころ、学校の映画鑑賞会か何かで「白鯨」の映画を見たことがあるような気がしてきた。

    2007年3月24日 読了。

  • やっと、やっと読み終えたー!!!モビー・ディックに出会う為の本当に長い長い道程だった。モビー・ディックとの格闘まではほとんど面白いところがなくて流し読むようにして少しずつ進んできた。最後の3章は圧巻の出来。情景が目に浮かび、心が高揚した。白鯨モビー・ディックは強く、そして気高かった。白鯨に立ち向かった男たちも熱かった。この本を執筆する為にメルヴィルは捕鯨船に乗り込んだという。作者の鯨、そして捕鯨への思いが余すことなく詰め込まれた一大叙事詩。ただもう一度読みたいとは思えない。2012/146

  • 鯨に勝てるか人類。大きいのは態度だけか。

  • 古い言葉が多く、スマホ片手に解読していった感じ。この手の本が気軽に読めるようになったのはスマホのおかげ。白鯨とのバトルは最後まで無いため、鯨の生態解説などがメインとなっている。船長にも全く共感できず、正直申しまして面白くなかったです。

  • クライマックスの,モビー・ディックとの攻防がやはり,読み応えがあった。
    特に第1日目の描写がとても美しかった・・・!

  • あああ、やっと読み終わった。
    下巻も長編なので、何冊か併読しながら読み終わりましたー。

    下巻の前半は、またまた鯨サイエンスの解説で、後半からやっと話の展開が早くなって面白くなった。

    エイハブはほんとMoby Dickに取り憑かれてたねー。
    まぁ、ああまでクレイジーになって海で最期を遂げたのは、彼に相応しい終わり方だったと思う。

    その当時の生活に欠かせない鯨油をとるために、何人もの人が犠牲になって、最悪の場合はこうやって船ごと沈んでいく。命がけだったのね。

    でも、やっぱり捕鯨は可哀想だよなぁ。
    その後、捕鯨が禁止になって良かったです。

  • 寄り道しながらやっとたどりついたモビーディック。今まで人間にやられた仲間の復讐かというほど敵対心むき出し。上下巻に及んだ長い旅はあっさり終了してしまった。

  • 鯨というネタだけでよくもこんなに量書けるなと思った。性格はどうあれ情熱を持ち続ける船長の生き様に見習うところはある。鯨について少し詳しくなれる。

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

  • なんというか、これ、読み終えた人ってどのくらいいるんだろう? 難解というのではなく、難読。文体がどんどん変わり、しかも博学はわかるが、物語がとことん停滞するので辛い。あーようやく終わった、というのが本当の感想。

  • 冗長とはこの本のためにあるのでは?
    人類に対置された海の巨獣―鯨―にまつわるエトセトラがエトセトラ過ぎであります。海の上の世界で繰り広げられる哲理が冒険心をくすぐります。

    上巻のほうが私は好みでした。

  • [06][120712]<m市 (抽象としての)炎とはどうしてこうも魅力的なんだろう。創造物としてある世界は無数の隠喩で出来ている。スターバック気の毒すぎる。

  • 正直、良さが分からない

    クライマックスは盛り上がるが、クライマックスまでの長いこと。
    生前は評価が低かったのが分かる。読者に配慮した、読みやすい軟弱な本しか読んでいない現代人にはなおのことつらい。

    クライマックスもエイハブのキャラでもっているようなもの。
    一方的な白鯨への想いをぶちまけ続ける。そしてなだめる常識人のスターバック君。漫才か。

    血と雷で鍛えた銛が、本当にそのとおりで笑える。

    そして、海に引きづられていくシーン。もし海中でのエイハブの独白があれば、30pぐらい余裕で紙面を埋めそうだなぁーと思える。

    150年くらい前の鯨捕り達の資料としてはいい。鮫の餌にするぐらい余裕な感じで、乱獲しまくりじゃないですかー

  • 読むのに時間がかかりすぎて、結局よくわからぬまま読み終えた。

  • 最後まで完読できた覚えが無いので読んでみようと意気込んで借りてきました。微妙に覚えているので少年少女ジュニア版とかで読んだことがあると思うんですけどね。龍涎香を取る場面とかクィークエグが病気になって棺に入るとか部分部分は覚えておりました。

    イシュマエル氏が船にのるまでが長い長い。船にのってからも捕鯨やクジラに対する考察や考えを述べる記述がこれまた長い。昔の小説を読むのは根気と時間が必要だな、と改めて実感しました。最後の方、考察は残念ながら飛ばしながら読みました…。

    それにしても欧米人は捕鯨に関してとやかく言う権利は無いよな、とこの本を読む限りでは思いますね。鯨油を取るだけで後の殆どは捨ててしまうなんてなんて勿体ないことをしたものでしょう!本当にもったいないなあ… でも、鯨油に変わる新しい方法で明かりが灯されるようになった時にすぐにシフトすることが出来る柔軟さは凄いな、と思いました。日本は何のかんのと古い方法も残しそうな気がします…。
    読みながら鯨から電気発電に変わって行った電力問題が原発にたどり着き、今後はどのようになるのだろうかなんて思いました。

    それにしてもねえ…鯨の方が復讐に燃えてしかるべき状況ですよねえ…。本当に時間がある時にゆっくり読みたいなあと思います。ハイ。

  • 平戸などを舞台とした作品です。

  • 正直かなり読むのに手古摺った。
    長い話なのに途中たびたびストーリーから外れて鯨の解説が入るので、どうもストーリーに集中できなかった。
    いい感じでのめり込みだすと鯨の解説が入る…。こうたびたび読む気を削がれては。

    ストーリー自体は面白いと思うだけに残念。

  • 子供の頃に一度読んで、最近無性に鯨のでてくる本が読みたくなって、読み返した作品。なにか子供の頃とはまた違う感銘をうけました。

  • スターバックス・コーヒーの名前が、実は白鯨に由来しているというので、興味を持って読んでみた。ふむふむ、そうだったのか。

全23件中 1 - 23件を表示

白鯨 (下) (新潮文庫 (メ-2-2))に関連する談話室の質問

白鯨 (下) (新潮文庫 (メ-2-2))を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする