十五少年漂流記 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102044018

感想・レビュー・書評

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  • あまりにもご都合的に話が流れすぎて、入り込めず、興奮するところがほぼなかった。ノンフィクションの漂流記で人がバタバタ死ぬ話を読んだ後だから、そういうところが引っかかったのかもしれない。

  • 2023/08/05

  • 読破するのに1ヶ月ぐらいかかってしまった。
    巻末の解説を読んで納得した。ヴェルヌの唯一の欠点はその「文体」だという。
    なるべくその文体を崩すことを意識して訳して下さったそうなのだが、私にはあまりあわなかった。

    最初は「海底二万里」が読みたいと思っていたが、初めて出会う作者だったため、比較的話が短くて読みやすそうな「十五少年漂流記」を選んだのだが、予想外に時間がかかった。

    少年が15人もいるので最後まで識別できなかった。識別しなくても話の筋はわかるのでなんとか読み進められるが、感情移入できないので登場人物たちに愛着が湧くこともなかった。

  • 本来は『二年間の休暇』というタイトルで、どっちがいいかと言えば十五少年~のほうがいいのは間違いないのだけれど、うち一人の黒人の水夫の少年は参政権なかったり後日談が不明だったりと十五のうちに入れていいのか(彼がいないと詰む部分は多いが)という疑問も。ヴェルヌがフランス人だからか英国人に辛口だったりと時代を感じる。
    リーダーを交代制にするのはいいアイディアだね。
    『蠅の王』の方が好みだな。

  • 無人島に流れ着いた少年たちは、日々のスケジュールに勉強を入れていた。その意味とは。

  • 児童へのおすすめ本になるのも納得のザ・冒険もの。自分には物足りないかなー。漂流しちゃったー子供だけで苦難を乗り越えー裏切りや危険との遭遇がありー…と、展開が普通。

  • 子供のときに読んでいたら、冒険譚に心をときめかせていただろう。大人になるとだめだねえ。
    逃げようともしないペンギンたちを、ありあわせの棒と石で何十羽となく倒したという描写に、戦慄を覚えた。

  • 2014

  • ストーリー

    1860年3月原因不明の事故によって15人の少年を乗せた船『スラウギ号』(出版社によっては『スルギ号[1]』)はニュージーランドから嵐の海に漂流し、見知らぬ土地に流れ着いてしまう。

    ここは大陸かもしくは島なのか。主張が対立した少年達は、確認するために海岸から内地へと調査に繰り出す。いくつかの発見の後に、ここが無人島、しかも近くに陸地などがない孤立した島だと認識した。

    海風や波にさらされて傷んでいく船から、内地に発見した洞窟に移り住んだ少年達は、島に名前を与え、自分たちの代表として大統領を選出し、15人の植民地として運営していく体制を整えていく。島内で新たに発見する動植物や、工夫を重ねた道具の作成などで島での生活は次第に潤っていくが、フランス人のブリアンとイギリス人のドニファンとの対立を軸にした仲間割れは、15人の結束に少しずつひびを入れていく。さらに弟ジャックの抱えていた秘密が、ブリアンに大きな衝撃を与える。

    そして、漂流から2年目を迎えた嵐の夜、島に謎の船が流れ着いたことによって、少年達の生活は激動していく…。

    転載終了

    -----------------------------------
    この物語は面白かったけど、「地底探検」のように、私の行動まで変えることはなかった。

    でも、夢中で読んだんだけどね。

  • 2009購入。文教堂@遊園。
    普通。こうゆう冒険&サバイバルは子供の頃好きだった。

著者プロフィール

Jules Verne, 1828 - 1905.
フランスの小説家。
『海底二万海里』『月世界旅行』『八十日間世界一周』
『神秘の島』『十五少年漂流記』など、
冒険小説、SF小説で知られ、SFの父とも呼ばれる。

「2016年 『名を捨てた家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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