海からの贈物 (新潮文庫)
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この作品からのみんなの引用
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浜辺での生活で第一に覚えることは、不必要なものを捨てるということである。どれだけ少ないものでやって行けるかで、どれだけ多くでではない。それは先ず身の回りのことから始まって、不思議なことに、それが他のことにも拡がって行く。p.27「ほら貝」
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本当の自分というものは、「自分自身の領分で自分を知ること」によってしか得られないのだと思う。それは内部から湧き上がる創造的な活動の中に、そしてまた、逆説的に、自分というものを失うことで得られるものなのである。
― 66ページ -
浜辺での生活で第一に覚えることは、不必要なものを捨てるということである。どれだけ少ないものでやって行けるかで、どれだけ多くでではない。それは先ず身の回りのことから始まって、不思議なことに、それが他のことにも拡がって行く。
― 29ページ
みんなの感想・レビュー・書評
リンドバーグの奥さん。それだけで遠い昔の人のような気がするが、亡くなったのは2001年と書かれていて、ごく最近であることまず驚く。
しかも、この本自体は昭和42年(1967年)に出た本であるにも関わらず、ほんの数年前に出た本のような、そんな内容でもある。
それほど、当時のアメリカ(そして今の日本も)悩んでいることは変わっていない。
吉田健一さんの硬質な文章、リンドバーグ夫人の要所をついた、含蓄のある内容。とっつきにくく、中に入るまでが難しいですが、哲学の入門書としては優しいほうだと思います。
Present is a Gift : 海からの贈物 [2012-04-11]
http://present510.exblog.jp/15708512/
2011年10月に読了。この本と並行して、こんまりさんの片付け本を読んだ。本著には片付けの醍醐味が別の言葉で書かれている。貝を窓辺に飾るとき、周りに何も置かず、余白をあけてこそ貝の美しさは際立つのだと。美しいものがびっしり並んでいてもそれは美しくないのだと。身軽になりたいですね、本当の贅沢を知るために。
女性による女性のための女性の一冊。アメリカにおけるピューリタンへの警鐘ともとれる。文明物質主義から自然主義への懐疑的なとこ。
おもいっきりアメリカ人で、キリスト教から引用する場面が多々あるが、凄く旧日本的、かつ仏教的。
現代社会からの乖離を推奨してるわけではないけども、日常のあるべき姿というものを顧みるべきと思わせられる哲学的な一冊でした。良書。
自由が丘の書店で偶然手にした一冊。女性としての考え方、生き方を教えてくれました。本当に、贈り物のよう。
すごい本見つけた、と思った。
この本見つけたとき。
すごい、言い当ててるな、と。
女性は絶えず自分をこぼしている
読むとどういう意味かわかるんだけど、
妻や母という立場だとすごく共感できるんじゃないでしょうか。
ああ、そうだ、自分に戻る時間が足りなかったんだ、と気づいてほっとした。
読書の秋。
静かに本を手に自分の内側を見つめてみませんか。
海辺の貝に寄せたエッセイ。
貝に耳を寄せるように、著者の、あなたの声に
心を寄せらせる本です。
【鹿児島大学】ペンネーム:cookie
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鹿大図書館に所蔵がある本です。
〔所蔵情報〕⇒ http://kusv2.lib.kagoshima-u.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?fword=11108028167
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自分の中に潜るために 海辺へ。 アン・モロウ・リンドバーグは 妻や母という立場から、ふと、コネティカットの家を抜け出し フロリダの島、バンガローにやってきて波の音にひたることにする。 静かに波がひいたあとには 人間が普通知らないでいる別の世界が現れてくるから と、 美しい貝殻を拾い集めた。 島のように空間で囲むように、 たくさんあったうちから一つずつだけ残す。 ほら... 続きを読む »
ある女性が短期間、家庭を離れて島ですごしながらどう生きるか考えをめぐらせる。
気づきの数々を、海辺で拾った貝殻になぞらえて語るのだけど、単なる夢想や理想論ではない気がする。
洞察深くて信仰みたいな境地だし、ふしぎとものすごくリラックスする~。
でも同時に30歳以上の女性同士の会話の底にあるみたいな、生々しい現実感覚も感じた。
現代の煩雑化した人付き合いや子育てや家事、仕事、などと精神生活の両立、
その中で精神を満たしておくために静寂と孤独が必要なこと、
必要に応じて形を変える「生活」の美しさ、
変化する関係性の中で、依存することなく信頼関係を築くことの難しさとうれしさ、とか。
深くてストレートな言葉にはっとするところ多々。
名作だと思います。
仕事に家庭に社交に追われがちな女性が忘れそうなことを貝に例えて書いてあるエッセイというか示唆しているかんじ。
私にとっての「はたち」は、ジェンダーに呪われた1年だった。 とはいえ、その布石はもちろん20年の間に散々置かれてきたものだから 正確には、その一年多くの自己暗示を指摘され、払拭することで より強く自分が生きてきた「女性」を自覚した印象の年。というところ。 どうして性差を語るとき、女性が女性を踏絵にしなくてはならないのか。 まあ、そういう不快感から、私はこの身体と意思の齟齬に関する... 続きを読む »
かの有名な飛行士リンドバーグの奥方だったひとのエッセイ集。 (初めて大西洋を横断飛行したひと) 海を舞台にしており、読みやすく平易。 書かれたのは、おそらくは1960~70年代くらいかな? 主に女性のあり方が記されているが、 ときおり女性だけではなく男性へと問題を広げてもおり、 愛というやつを語るときに、男性と女性とを対として、 考えておられるようなので、そういうところでも、 ... 続きを読む »
会社辞めた記念に同僚から頂いた本。それを西表島の浜辺で読む、というこのうえないシチュエーション(笑)もあり、かなり染みた。女の人生(強調するわりに女に限らない感じもしたけど)どうあるべきか、貝に託してつづる言葉が、シンプルなんだけど深い。
離島で過ごすひとりの時間と浜辺で拾ったさまざまな貝殻から、生活のあり方、心の満たし方、人間関係の変わってゆく様などに思いをはせる。随筆の形を取っているけれど、章と章がそれぞれつながりをもっていて、全体でひとつにまとまっている感じ。2回続けて読んでしまった。
裏表紙には「現代女性必読の書」とあるし、筆者も自身の体験を通して感じた「アメリカの女(とくに主婦)」の立場で書いているのだけれど、性別にかかわらず何かしらの示唆を与えてくれる本だと思う。
男性の翻訳だからか、原文に癖があるからなのか、ちょっと読みにくいところがあるので他の翻訳と原書も読んでみたいかも。
島で1人貝殻を見つめながら、生き方暮らし方について考え、綴った随筆。1人についての考え方はいいなー。 1人でいることというのはよしとされないのがこの世の中。 1人で旅行に行き、1人でごはんを食べ、1人で美術館に行く。 1人が好き。っていうと、協調性がなかったり、さみしい子みたいに言われてしまう。・・・と、小学生のころから疑問に思っていたけど、それって大きな声で言ってはダメなことのよう... 続きを読む »

■女にとっては、一人になる必要がある
書籍「海からの贈り物」
(アン・モロウ・リンドバーグ著・新潮文庫刊・131頁)から。
娘が妻に、面白いから読んでみて・・と渡した本らしい。
妻が読み終...





