テスト・パイロット (新潮文庫)

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制作 : Brian Johnson  平賀 秀明 
  • 新潮社 (1997年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102058114

テスト・パイロット (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • この本は、プロフェショナルな航空機の評価者を作り上げる教育機関のドキュメンタリーです。その業務は、究極の航空機動を行い極限状態のテスト対象物である飛行機の性能を時に自らの命を賭して評価するという厳しい職業であることがあらためて分かります。さらにその評価を的確に伝えるための報告書の書き方に関しては、下手なビジネス書ではかないません。以下に記述を抜き出すと。。。 ■報告書作成のための留意点 報告書は、以下の要素に留意すべきである。 【正確さ】事実も言葉づかいも正確でなければならない。意見や推理は事実と峻別されなければならない。執筆者の判断力やその報告書に対する読み手の信頼感 は、事実に間違いが発見された場合、足元から崩されてしまう。 【簡潔さ】正確さ、明瞭さを損なわない限りにおいて、最も短いやりかたで読み手に情報を与えなければならない。”未整理の”叙述、不必要な繰り返し、本質的でない情報の混入、冗長な文章は読み手の時間を無駄にする。手短にまとめ、関係のない情報は、排除せよ。入念な構想と注意深い編集作業は不可欠である。 【関連性】関連性のない単語、文言、考えは一切排除しなければならない。自らの観察力や、実施されたテストへの理解度を誇示したいがために、報告書にとって直接参考にならない情報を盛り込もうとする傾向を排除せよ。 【論理性】経費と時間を要する改良作業を推奨する結論を述べる場合は、テストで獲得された事実による十分な論拠が示されなければならない。結論を記した文章、段落の後には、その主張に直接関係した論理的筋道を示すべきである。 なにかを伝えたいとき、報告しなければいけないときのエッセンスがつまっており参考になります。

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