- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102060179
感想・レビュー・書評
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理性っていうのは、定義されるものじゃない、みんな知ってることなんです。
で、動物的個我と呼ばれる個人の気持ちは、その理性の支配下になければいけない。
全体のために個人はいるっていう内容、だと俺は思ってます。
好きじゃないなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『光あるうち光の中を歩め』がよかったので期待して読んだがこっちはまどろっこしくてダメ
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何度も戻りながら、線を引きならがら、読み終わるのに1ヶ月ほどかかった。
断定的で、排他的な表現は読者を限定してしまうかも知れないが、
内容はとても深淵で、宗教的、しかし普遍な人生の一面を正確に描写していると感じた。
『人間の生命は幸福への志向である。人間の志向するものは与えられている。
死となりえない生命と、悪となりえない幸福がそれである。』
動物的個我を理性に従属させることが、幸福への第一歩。
理性を本心と理解しながら読んでいくと、もう少し読みやすいかも。
トルストイの人生が現れている一冊。
当時ロシア本国では、正教の教えに反すると出版を差し押さえられたエピソードつき。
今読んでも人生に対して多くの示唆を与えてくれる一冊です。
ぜひ一度は読んでみてください。
08/6/17
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とりあえず最初から読まないことをお勧めする。思考がこんがらがるからである。この本は作者がじっくりねっとりと試行錯誤を繰り返して書かれたもののようだから1回こっきりで理解できるものではない。ましてや哲学的な要素がそりゃもうふんだんにあるものだから余計に難しい。そして論評なんておこがましいのでやらない。
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2006/10/
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人生とは何ぞや、というのを重く突き詰めた本。