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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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彼女自身の落ち度からではなく、彼の描く幻影があまりに大きな力をもって飛翔するからだ。
(中略)
どれほど熱烈な情熱をもってしても、はたまたいかほど清純な純情をもってしても、男が胸の中に育む幻を完全にみたすことはできないのだ。
― 157ページ -
…ぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、流れに逆らう舟のように、力の限り漕ぎ進んでゆく
― 300ページ -
「あいつらはくだらんやつらですよ」芝生ごしにぼくは叫んだ「あんたには、あいつらをみんないっしょにしただけの値打ちがある」
これを言ったことを、ぼくはいつもうれしく思いだす。これが後にも先にもぼくが彼を賞めた唯一の言葉だった。ぼくは最初から最後まで、彼を認めなかったのだから。はじめ彼はつつましくうなずいたが、それからにこやかに相好をくずし、最初からぼくたち二人の間にはひそかにその事実を認め合って悦に入っていたように、あの心得顔の微笑を浮べた。
― 214ページ
みんなの感想・レビュー・書評
村上春樹が ノルウェーの森 で主人公に読ませている本。
作者は第一世界大戦にも出生し大恐慌で没落した作家。
作品では、西部出身者が東部のお金持ちにあこがれながら
なりきれない姿を描いている
<あらすじ> 地方の良家の生まれの主人公は、大学を出てから数年間、地元で暮らした後、ニューヨークへ出た。彼はニューヨークの東、ロングアイランド湾の奥、湾に突き出た島「ウェストエッグ」に移り住む。彼は、同じくニューヨークへ出てきた学生時代の友人など、インテリや金持ちの連中と付き合っていたが、そこである男の名を耳にする。それは、隣家に住む「ギャツビー」だった。 ギャツビーは豪華な家に住み、毎週... 続きを読む »
ニューヨーク、ロングアイランドのきらびやかな一角に屋敷を構え、毎晩豪奢なパーティを開く謎多き男ギャッツビー。
冒頭の美しい描写と、戦争で引き裂かれた恋人、もう少しのところで取り返せない過去ののイメージがノスタルジック。
人生ってやり直せないからねぇ…。
余談。
ブラピの出てたベンジャミン・バトンは船乗りだったけど、それってギャッツビー氏と関係あるのかしらん。
村上春樹の小説に出てきて気になっていました。とても面白い作品でした。村上訳もあるようなので読んでみたいですね。
読書会に参加するために、15年ぶり?くらいに読む。村上春樹が絶賛の小説。しかし、そこまでとは思えない。もっと面白い小説はたくさんある。読 書会はうんちくをばかりを8割がたしゃべる女が司会でまったくつまらなかった。
金持ちに自分の女を奪われたとき、かなりの男は金の力を、自分の境遇を恨むだろう。女を口説く方法は金だけではない。それが決定打になることはない。方法はいろいろあるが、若い男にはそれはわからないだろう。ひき逃げのあとで、ディズィーが寝るまで外で待っていたシーン。ギャツビーの不器用で若い情熱を強く感じた。
一人の女性を手に入れようと想い詰めてのし上がり、最後は彼女の犯した罪を被って殺されてしまう主人公の隣人ギャツビーの物語。
主人公のニックがギャツビーの純粋さと想い人とその夫の傲慢さ、醜悪さを等距離から冷めた視点で語るので違いが際立って見える。
ギャツビーが痛くて後半かなり読むのが辛かった。
途中から悲劇で終わるだろう空気が濃厚に漂って、その予想通りに終わるのが儚くて寂しかった。
パーティーは終わった。
そこにはお金と愛と美の哀しい現実があった。
表現が曖昧なところはあるけれども、想像力を掻き立てられ充分楽しめた。
ギャッツビーさんの良い話。風景描写がすごく良い。そのためか何か話がよく分からんくなる瞬間とか、誰やコイツ?とかなったりするけどまぁええわ。
「ノルウェイの森」の主人公が不動の1位にあげた作品。
ワタナベと永沢さんとの出会いの一冊ともなった作品。
最後の結末は悲しくも美しかった。
てっきりギャツビーが主人公の破天荒な話かと思っていたら、ギャツビーはお隣りさんだった。
私は一時大戦、大恐慌後という時代背景を、上手く掴めていないかもしれないが、それでもこの作品に感じる物悲しさは十分に堪能でき、文学作品として面白かった。
よくあるアメリカの青春ものとくくっていた自分が恥ずかしい。
ただ、やはりこの作品は原文が特別優れているように感じ、その点本書が原書の良さを再現できているかというと疑問が残る。
先日村上春樹さんの訳も少し読んでみたが、私としては、どちらかといえばそちらのほうが原書らしいかなという印象。
偽物の愛や幸福。
それらがこんなにも美しいものだとは知らなかった。
長い年月や情熱をかけ、ただ一人の女性を想うギャツビーと虚栄や見栄に縛られ物事の本質が見えなくなる登場人物たちは間逆の様で実はよく似ている。
主人公のニックの様に、自分を客観的に見ることが出来なかったのではないだろうか。
そしてそれは真に自分を愛していない証拠なのかもしれない。
ただ、それは不幸せであるが、確かにそのように儚く生きるギャツビーたちはとてもとても魅力的に映る。
ギャツビーなんてさ、一人の女性に想いを寄せ続けてさ、彼女に近づくために危ない橋を渡って金持ちになり、最後は彼女が起こした交通事故を彼が起こしたと勘違いされ殺されちゃうっていうヤツなんだけどさ。そこがねー。切なさとか儚さとか思いとか、いいねなんて思うんだよね。情景描写もとても綺麗だしね。僕は新潮文庫のこの訳が大好きです。
ストーリー云々よりも、端々の表現がとても魅力的だった。
ロングアイランドや灰の谷の風景がそのまま立ち上がってくるような感じ。
野崎さんの訳は好きだけど、是非原文で読みたい。
虚飾とはなんだろうか。人は何のために自分を飾るのだろうか。
村上訳も読んでみたいところだ。
そっけない文体と一文の長さが印象的だった。アメリカの生活が描写された本は初めて読んだけど、物憂げな印象を持った。
村上春樹訳じゃないからか‥‥? 頭にあまり入らなかった。西部のモラルを捨てきれず東部に憧れる作者の二面性を描いた作品。

ノルウェイの森を読んで興味を持ち読んだ作品。
正直あまり入り込めなかった。
ギャツビーの一途な片思いを題材に、個性を持った周辺の人々を使って人間の欲や哀愁など様々な面を見せた作品。でなのかな?
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