O・ヘンリ短編集 (1) (新潮文庫)

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著者 : O・ヘンリ
制作 : 大久保 康雄 
  • 新潮社 (1969年3月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102072011

O・ヘンリ短編集 (1) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 本書には16編の短編と、O・ヘンリの生涯を追った解説がおさめられています。1900年代の作品だから、古めかしくて堅苦しいのではないか、などと勘ぐってしまいがちなのですが、豊富な語彙と柔らかな文体(翻訳も見事なのでしょう)で洗練された文章が、読み手に、あたまの隅まで届くような、豊かな読書感覚を生起させます。さらには、文章が読みやすくて奥深いだけではなく、会話文も、内容も、文字の奥に見通すような遠い存在として感じられるのではなく、眼前にありありと浮かんでくる体で、生き生きとしています。イメージが、よい鮮度のまま、文章に封じ込められたかのようです。

  • 初O・ヘンリー。「最後の一葉」は有名で知っていたけど他の作品は初めて読んだ。好きになったのは「よみがえった改心」、「黄金の神と恋の射手」、「桃源郷の短期滞在者」。解説にも言われているがどの作品にも意外性のある落ちがある。ロマンスという言葉がぴったりの若い男女の恋愛が多い。甘いんだけど嫌らしさがなくて好き。一方で「自動車を待つ間」、「馭者台から」など結末がよくわからない話もあってネットで他の人の意見を見てみたりした。O・ヘンリーの短編集は英語版も多く出版されているから原語でも読んでみたい。

  • 飯野幸江先生 推薦

    タイトルにもあるように、これらの本は、アメリカの作家、O・ヘンリの短編小説を集めたものです。どの作品も文庫本サイズで10ページ強しかないので、手軽に読むことができます。O・ヘンリの作品の多くは、20世紀初頭のアメリカの市民を描いたものです。折に触れて紹介されたり、引用されたりしているので、「実はこの話、知っていた」ということがあるかもしれません。分量と内容の両方の面で、読者初心者におすすめの本だと思います。
    O・ヘンリの作品の中で、これからの季節におすすめなのは『賢者の贈りもの』(『O・ヘンリ短編集(2)』に収録)です。この作品は、若く貧しい夫婦が互いに相手を思いやりながら、クリスマス・プレゼントを贈り合う話です。優しくて切なくて心温まる話です。そして何よりも、「クリスマス・プレゼントは何のために贈るのか」ということを考えさせられる話です。

  • ユーモアと愛のあるショート・ショート。。

  • 元々、星新一の大ファンだったので、ショートショートと言われる、黒いジョークやオチのある小話が好きなのだと自認していたが、ひょっとしたら星新一が好きなだけではないか…?とも思うようになってきた。

    特に、海外における短編作家の巨匠にあまり魅力を感じないことが多かった。アメリカンジョークは割と好きなのだけれど…。

    Oヘンリは今回が初めてだけれど、想像していたより勧善懲悪や説教らしさが無くて良かった。
    自分が好きなタイトルを挙げたいけれど、タイトルが壮大なネタバレなので自粛。
    短編のタイトルは、読み始める時は気にも留めず、読んだ後で見返して、そういうことかと唸れるものが理想的だね。

  • O.ヘンリーって…さほど
    読み込んでなかったんだ。

    面白い。

    第3巻まで読んでから
    しっかりレビュー書き込むます!

  • 元々「最後の一葉」が入った角川文庫版を持っていたのだけど、この機会に読み直してみようと短編集3まである新潮文庫版で買い直し。
    翻訳に若干古さを感じたけど、善女のパンとかシュールさにおかしみの配合具合がやっぱり凄い。
    長く読み続けられるのも納得。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    公園で暮らすソーピーは、寒い冬を乗り切るために、刑務所に入ることを考えついた。さっそく街へ出かけ、警察に捕まるためにいろいろな方法を試すがどれもうまくいかない。途方に暮れるソーピーの耳に、讃美歌のメロディーが届いて……。短編小説の傑作とされる名品「警官と讃美歌」をはじめ、誘拐犯と人質とのやりとりをユーモラスに描いた「赤い酋長の身代金」など、16編を収録。

    【キーワード】
    文庫・短編集


    +++1

  • 訳が少々古いが、物語の切り口、意外な結末への持って行き方は現代のドラマにも通じる。軽く小気味よい上質のストーリーが手軽に味わえた。

  • ご多分に漏れず「最後の一葉」「賢者の贈り物」しか知らないので、そういうイメージだったのですが、あれ、なんかどれもユーモアのあるオチつきな感じ??
    それとも1巻のラインナップがそうなのかな?
    「アラカルトの春」が可愛くて好き。名前だけ知ってた「警官と讃美歌」は、え~そりゃないよ~という感じ。

    読了して、ちょっとイメージ変わったかな。
    ショートコントを見てるみたいな感じがします。
    本来ならそんな行動やセリフおかしいだろってところがオチみたいになってて、ラジオドラマや漫才師のコントの尺にぴったりな感じです。
    小説的にちょっとよい話もところどころにありますな。

    「アラカルトの春」「桃源郷の短期滞在客」「多忙な仲買人のロマンス」「水車のある教会」が好き。

    カバー / 前川 直
    カバーデザイン / 新潮社装幀室

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