- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102072011
感想・レビュー・書評
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久しぶりに昔の小説を読みたくなり、短編の名手O.ヘンリの短編集を図書館で借りてきた。
この短編集(1)には16編がおさめられているが、ウィット、ユーモア、ペーソス三拍子そろった粒揃いばかり。
元祖どんでん返しだが、ひねりすぎでもなく、安心して読める。新刊ばかりでなく、たまにこうした質の高い古典に触れるのも楽しい。
16編どれも甲乙つけがたいが、個人的には『警官と賛美歌』『アラカルトの春』『よみがえった改心』『ハーグレイブズの一人二役』がお気に入り。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読。
彼の独特の雰囲気。
きっと原文で読むのと、翻訳文では印象は違うけれど。
彼の作品では、
「賢者の贈り物」が好きです。
あの2人のように慈しみあい、
誰かを思うのは素敵だなぁと思います。 -
1~3巻まとめて
3巻では「最後の一葉」が収録されています。
「あの葉っぱっが落ちたら私は死ぬんだわ・・・」のお話です。
短編集なので、ちょっと空いた時に・・・でも一話いち話が面白いので
読み進めてしまうでしょう。 -
読みながら小中学生?の頃読んだ記憶がよみがってきます。一息すいているときさらっと読みたい短編集です。
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読んでるこちらが慌ただしくなるほどのテンポはまるで自分が彼と彼女の中間の存在のような錯覚を。全て知った上で第三者の視点から読み返すとまた違った味わい深さ。
多忙な仲介人のロマンス
冒頭のくだりを滑稽だと思うのが女。まったくもってその通りだ!と手を打つのが男。
緑の扉 -
「最後のひと葉」はやっぱり名作だよね。
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Oヘンリ好き。最後に驚かせてくれる、絶対に。裏切りません。
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眠る前にちょっとだけ皮肉で幸せな気分になりたい。
そしたら今夜はいい夢がみれるかも。
そんな時、O.ヘンリの世界にひたりたい。 -
これだけ何作もあるとさすがに同じパターンの作品もあるけど、それでもさくさく読めてしまうのは、人物描写の細かさと、筆運びの軽妙さでしょうか。
「多忙な仲買人のロマンス」「アラカルトの春」あたりが好きです。 -
なんといっても「最後の一葉」。
ですが他にも良い作品がたくさんあります。
自分が初めて読んだのが中学生の頃だったせいでしょうか、10代前半の子供たちに是非読んで欲しいと思う本です。