- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102074015
感想・レビュー・書評
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当時の考えではセンセーショナルでも、今にも通じる部分はあると思う。環境自然に興味を示したからこそ、読むとより深く考えれる話だと思います
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今でこそ当たり前の知識でも、1960年代当時からするとどれだけセンセーショナルな内容だっただろうと思う。
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それぞれの化学物質が、水や動物、土壌や植物、人に与える影響をはじめてファクトをベースに指摘して、今の環境問題のムーブメントを作った本。今の視点で読むと当たり前に思う、ということは、それだけこの本をきっかけに、様々な人の努力が時代を動かしたんだと改めて感じた。
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それぞれの化学物質が、水や動物、土壌や植物、人に与える影響をはじめてファクトをベースに指摘して、今の環境問題のムーブメントを作った本。今の視点で読むと当たり前に思う、ということは、それだけこの本をきっかけに、様々な人の努力が時代を動かしたんだと改めて感じた。
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通常の物質は生物の体内に取り込まれても代謝で体外に排泄されるが、一部の物質(DDTなどの農薬)は体内に蓄積されていく。その生物が上位の捕食者に食べられると、蓄積された物質は上位の捕食者、そのまた上位の捕食者に移動、その物質の濃度は高くなっていく。生物濃縮。カーソン『沈黙の春』1962
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環境問題を考える際に重要な本の一冊。著者はDDTと呼ばれる化学薬品に警鐘を鳴らす。なぜなら、この化学薬品を使用することで、自然本来の秩序が乱れてしまい、そこに住む生物のみならず、人間にもあらゆる面で危害を加えてしまうからである。化学薬品は確かに、効率を追求した末に誕生した発明品で、一時的には恩恵を受ける。しかし、長期的には人類に深刻なダメージを与えてしまう。そこで、著者は自然の力をうまく利用して、いかに自然環境になるべく負荷を加えないのかを考えていく。
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1950年代のアメリカの農薬や殺虫剤の使用はこんなに大らかというか、ノーガードだったのかと改めて驚かされる。まだ環境保護や公害という概念も薄かった時代。
著者のレイチェル・カーソンのような人々の根気強い活動があって、人類の環境への意識がここまで変化してきたのだろう。
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塩化炭素系などの薬品の問題点は確かにそうなのだろうけど、自説へのバイアスが思ったよりも強い。代替え案の是非も大いに疑問があるし。
欧米の文章は多くがそうだけど、同じ事が何度も繰り返し書かれていて非常にくどいし飽きてしまう。