風と共に去りぬ 第1巻 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102091067

感想・レビュー・書評

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  • 中庸がなくすべて0か100の勝負。呼吸するように人を支配するスカーレットだからこそ、思い通りにならない相手ゆえに強く惹かれることに。

  • 主人公オハラの芯の強さがかっこいい!女性に制約が多かった時代に、自分の意志を貫こうとする彼女の姿勢は魅力的。自分への自信とあらゆるものへの情熱にも、まさにストレスの多い今を生き抜くための勇気をもらった

  • んー、おもしろい!
    恋愛なしでは生きていけないスカーレットが私とは正反対過ぎて、彼女の生き様にとっても興味がわく!
    言葉や描写が綺麗だし、歴史の勉強にもなりそう。

  • さすが名著。場景と心理描写が丁寧で想像力がかきたてられる。スカーレットの気の強さと行動力にも感心した。
    この時代の女性は制約が多く主体性はほとんどなかった。けれどスカーレットは世間になにを言われてもかまわないとし、途中から大胆な行動に出るようになった。勇気がないとできない、やっぱりスカーレットはすごい!

    スカーレットはまさに強かな女性。自分の強みと男性が求めるものをよく理解して意図的に媚びる。狙った男性は必ず自分のものにする強い野心をもち、実際成功している。他の女性といい感じになってる男性でもお構いなし。こういう女性は異性にすごくモテるが大抵同性に嫌われやすい。けどスカーレットはほとんどの同性を敵とみなしているから関係ない。このサバサバ感が好き。スカーレットとは友達にはなれないと思うけど、書籍で客観的に見るぶんにはかなり面白い。彼女にはどんどん暴れてほしい。

  • 最初はいけすかない気の強い女性とびっくりしたが、次第にそれか彼女の強さと思わされてしまう不思議な魅力がある。情景描写や時代背景の細かさは圧倒的で、映画やミュージカルも見てみたくなった。

  • 聖書の次に読まれているベストセラーというキャッチコピーも納得できる名作。新約が出たのを機に初めて読んだが、手にとってよかったと本当に思った。
    といっても、まだ1巻目を読んだだけ。ただ、これだけ長いのにあと4冊も楽しみがあると思えるのはありがたい話だ。というか、序盤がこれだけ面白いからみんな最後まで読みたくなるんだろう。
    なぜこれだけ面白く思えるのか不思議だが、一つには南北戦争の結果を読み手が知っているということはあるだろう。だからこそ南部の人々の戦争に対するピュアな興奮や彼らのパーティーに寂しさに儚さを感じ、その一瞬の情熱が主人公オハラとリンクする。そして、その対極にあるバトラー。
    映画としては微妙だが、パールハーバーの最初の方で戦地に赴く前のパーティーの場面が妙にグッときた覚えがあるが、あれは絶対この小説を意識してると思う。
    続刊と並行して南北戦争に関するノンフィクションが読みたくなった。

  • 旧訳はもちろん何度も読んでるし、映画も何度も見ているが、やっぱりときめく。やっぱり面白い! 慈善バザーのダンスのシーンは、「胸がすく」と言っていいくらい。それ以降もテンポよく、会話も活き活きとして、スカーレットが目の前にいるよう。

  • とりあえず1巻を読了。スカーレットの性格が他の誰にもない本当に主人公キャラで大好き。タラやスカーレットの恋愛事情の進展を期待して2巻を読みたいと思う。

  • 2023.07.11

  • 名前だけ知っていたけど、話の内容は全く知らなかった。
    こんな話だったのか、風と共に去りぬ。
    世界的なベストセラーとして、聖書の次に読まれている本らしい。すごい。

    これからどういう展開になっていくのか?楽しみ。

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