風と共に去りぬ 第2巻 (新潮文庫)

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制作 : Margaret Mitchell  鴻巣 友季子 
  • 新潮社 (2015年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102091074

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風と共に去りぬ 第2巻 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 日本の戦争の記憶は太平洋戦争だが、アメリカの戦争の記憶は南北戦争である。アメリカの災厄の時代の物語。


     あいかわらずスカーレットは性格が悪い。でも、体裁はきちんと取り繕っているんだから、実に気高い。
     この巻でスカーレットの良さに気付き始める。子供の頃はただのわがままに見えたけれど、大人になって力や責任を持つようになって、自由になって、その本領を発揮してきたという感じ。



     なにより、この巻の軸はレット・バトラーである。

     スカーレットと名前も似ているが、思想の根源も似ている。女性だから本心を出せていないスカーレットと、自分を自由に表現できている男のレットが良い対比構造になっている。

     スカーレットは自分の鏡であるレットを見て、頭では拒否するが、心が惹かれてしょうがない。合理的な物の考え方は、まさに自分のやりたいことなのである。

     そして、彼の存在がこれからの彼女の在り方に大きな変化を与えるのだろう。

     スカーレットは解放される。



    ______

     どんどん物語に引き込まれていく。

     あと、レットバトラーの戦争観が日本人の共感を呼ぶよね。
     世界のどこでも太平洋戦争時代の日本みたいなことやっていたんだね。ただ、欧米はそういうの近代に終わらせていて、後進国の日本は技術の進んだ20世紀にやっちまったから大惨事になったんだな。南北戦争の時代に核兵器があったらアメリカ南部は焦土と化していたね。

  • 激動の第2巻。ハラハラしながら、読み終わるのが惜しいと思いながら、でも読んでしまった。
    裏ページのあらすじでなんとなく先はわかっていたが、色々と予想外で面食らう展開だった。

    戦争はつらい。いつの時代でも、どこの国や地域でも、あとに残るのは悲しみだけだなあと感じられる内容だった。
    号砲の響くなか、メラニーのお産をなんとかやってのけるスカーレットが本当にすごい。いくらアシュリと約束したと言えど、ミード医師が来てくれないと言えど、放ってひとりでタラに帰るかと思ってた。(それか、お産によってメラニーは母子共々死んでしまうのかとも予想していた)
    それがまさかの、すごい責任感。そして全員連れ出してタラに帰るのもびっくり。なりふり構わず、牛まで連れて。

    最後…
    老いた父親、逃げた召使たち、死に目にも会えなかった母親、病気に苦しむ二人の妹。食べるものも飲むものもろくにない。
    変わり果てたタラを前に、明日から自分が養っていこうと決意するスカーレットが本当に立派。
    自分がやらねば!という責任感が本当に頼もしい。ただの裕福な家庭に育ったお嬢さんでなく、胆すわってて強くてカッコいいなと思う。尊敬。

    これからどんな展開になっていくのか、続きが気になる!!3巻も4巻もネットで注文したので、届いたら早く読みたい✨

    …番外。
    アシュリのことがどれほど好きかということが、1巻に引き続きよくわかる描写が面白い。そこら辺は、ほんまおもろいなぁスカーレット!って感じやけど、アシュリも彼女をまぁまぁ好きなんだと判明。
    レットのような破天荒で強引な男のほうが私は断然好みなので、レットとスカーレット二人きりの場面はドキドキした!笑
    この先レットが出てくることあるのだろうか?私達は似た者同士って言ったから、また会えるのかしら。今後もどこかでスカーレットを助けてほしいなあ。
    …自分の気強いところがスカーレットと似てるので、本当に気になる(笑)

  • 南北戦争

    スカーレットは、少女時代に終わりを告げる。

  • 今年1冊目❗️
    スカーレットが、何も知らない女の子から、母エレンの後を継ぐ大人の女性になっていくまで。

    南北戦争中の様子が、南部視点で描かれると、悲惨な感じが増すと思った(´・_・`)

  • 2015年読了。
    レット・バトラーもスカーレットと負けないくらいすごい性格だ。

  • 物語が大きく動き出す。スカーレットが小生意気な少女から大人の女性へと変貌していく様が頼もしい。
    戦争の恐ろしさ、そして、絶対に必要のないものだということが改めて思い知らされた。

  • スカーレットがメラニーのお産を援けるシーン、南部連合が敗れ四面楚歌のなか逃げ惑うシーンは、最高の読みどころ。

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風と共に去りぬ 第2巻 (新潮文庫)の作品紹介

南北戦争が始まると、スカーレットの夫チャールズはあっけなく戦死した。遺児を連れてアトランタへと移ったものの、未亡人の型にはめられ、鬱屈した日々を送るスカーレットに、南北間の密輸で巨利を得ていたレット・バトラーが破天荒な魅力で接近する。戦火烈しくなる一方のアトランタを、レットの助けで脱出したが、命からがら帰り着いた故郷〈タラ〉は変わり果てていた――。

風と共に去りぬ 第2巻 (新潮文庫)のKindle版

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