冷血 (新潮文庫)

著者 : トルーマン・カポーティ 佐々田雅子

• 新潮社 (2006年6月28日発売)

感想・レビュー・書評

[tamagomameさんの感想 · 2014年12月16日]

ノンフィクションだった。

[pilvojさんの感想 · 2014年12月7日]

本作はノンフィクション。
普段フィクションの小説ばかり読んでいるので、作為的なところが無いのが新鮮であった。

解説を一読した感じ、どうもカポーティ本人との関係で思うところがあった様な。
ペリーとディックや、ディックとクラッターといった環境と対比構造が見せたいものなのかな。

私としては、まぁ別に読まなくていいかなという印象。

[kenhase210さんの感想 · 2014年11月28日]

事実は小説より奇なりを体現した事件。カポーティが犯人のバッググラウンドに少なからず共感を覚え、のめり込んでいく様子が詳細な取材内容となって表現されている。その後カポーティは小説を書き上げることなく亡くなったというほど取り憑かれてしまった事件。読み終わった後に何か喉につっかえるような後味の悪い作品。

[shigeyumiさんの感想 · 2014年11月10日]

読みにくい。挫折。

[martin-rueさんの感想 · 2014年7月21日]

ポップコーンをパップコーンと書いてあったりして、昭和の翻訳ってこんな感じだったっけ、と本筋と関係ないところがちょこちょこ気になった。それも、物語自体が対して面白くなかったせいだと思う。途中で、ノンフィクションノベルだということが分かって、少し読みやすくなった。
殺人者が殺人を犯す理由が、その環境によるものであるのか？よしんばそうだったとしても、殺人を正当化できないのではないか、と思った。

[nikenさんの感想 · 2014年6月16日]

読みにくい。後半かなり飛ばし読み

どこに比重が置かれているのか分からない。つまり、何が言いたいのかが分からない。主張の明確な最近の本ばっかり読んでるから読み取る力が落ちてる、というわけでもないと思う
また、たんたんと進んでいくけど、気付いたらすごいところにいる、というわけでもない

裁判自体は意外とあっさり

600Pもいらない

沢山取材してすごい！書き方がすごい！という読み方ではなく、内容だけで評価すると、低評価

[meecooooさんの感想 · 2014年6月13日]

★概要★
カンザス州の片田舎で起きた一家４人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあたりまえにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処せられるまでを見届けた。操作の手法、犯罪の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル。さまざまな物議をかもした、衝撃のノンフィクション・ノヴェル。

★レビュー★
文章が読みづらい( ˃ ⌑ ˂ഃ )
私の苦手な文章のつくりでした…(ㅎωㅎ๑)
別の本を読んでから、そのうち再チャレンジします…

[モリゾウさんの感想 · 2014年4月20日]

少し話が拡散しすぎなところが気になるし、事実を再構成しすぎて勇み足な部分が「ノンフィクション」と言い切るにはためらいがあるが、どうにも引き込まれてしまう「小説」であった。特に加害者の片割れのペリーには著者自身の感情が相当入っている書きぶりだと思う。

[0107springsteenさんの感想 · 2014年2月8日]

フィリップ・シーモア・ホフマンの訃報を聞き再び手にしてみた。
前読んだ時も確か感じたのだが、ちょっと当方には合わない文章。
緻密に計算されたフィクションであることは明白で影響力があるのも頷けるが、、、
とにかく映画の方が当方にとっては印象深く、そちらの記憶が蘇ってきた。
惜しい才能を世界は無くしたなぁ。
Ｒ.I.P フィリップ

[mei2catさんの感想 · 2013年10月12日]

ちょっと読みにくく、どっぷり浸かって疲弊した感。