ジェーン・エア (下巻) (新潮文庫)

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著者 : C・ブロンテ
制作 : 大久保 康雄 
  • 新潮社 (1954年1月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102098028

ジェーン・エア (下巻) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ペーパーバックであらすじは
    知っていたので、邦訳版読んだ
    感想としては……キリスト色濃いかなぁ、
    というかんじです。

    "輪廻転生"とか"因果応報"はすっと馴染めるのに、
    "汝の隣人を愛せよ"と言われると、え…と
    思ってしまうのは、……ん〜、
    …………無宗教な生活でも、根っこは仏教なのか。。。

  • 後半は一息に読みきったー!
    自然情景の細やかさが好きです。
    内容的には日本の作家さんで例えるなら有吉佐和子さんかなぁ。
    幸せの形が嵐が丘よりはこちらの方が共感しやすかったかも。
    ごめんよエミリさん!
    とはいえ、嵐が丘も随分前に読んだからまた読み返してみようかしらん。

  • ロチェスター氏との結婚式の日、式場では意外な事実が暴露される。不気味な女の哄笑、引き裂かれたベール......。狂った彼の妻の仕業だった。屋敷を逃げだし、荒野をさ迷うジェーンは牧師の家族に救われるが、ある晩、闇の中から彼の呼ぶ声を聞く。その声に導かれて戻ったジェーンは、失明し不自由な身となった彼と再会し、結ばれる。女性のひたむきな情熱をあざやかに描いた自伝的作品。(裏表紙より)

  • 最後は奇跡に近いけどハッピーエンドになれて良かった。
    ジェーンよりもロチェスターの方がかなり悲惨な目にあってて気の毒だったけど、ジェーンが戻った事で以前のような明るさを取り戻せて何よりでした。あと、セント・ジョンは聖職者としては優秀でも人間味の無さがジェーンへの告白で際立ってたかな。

  • 2013年11月3日読了。

    映画を先に観てると、短い映画の中で一人の女性の人生を描くのって無理があるのだなぁって、原作を読んで思った。

    原作を読むと結構大事なキーポイントが映画でははしょられてたね。
    ジェーンの従兄の事とか、エドワードの奥さんのお兄さんが、なんで結婚式の邪魔をしようとしたのか・・・とか。

    下巻はより宗教色が強くなって、なかなか難しかった。
    宗教色が強い割には不倫の話だものね。
    そりゃ、当時はセンセーショナルな受け止められ方したはずだよ。

  • 涙がちょちょぎれました。

  • ヴィクトリア朝の文化に暗いので、何とも言い難い。

    一人の女性の一代記とでも言うのか。

    名作と称されてはいるが、古臭いとしか言いようがない。プロットも、突然過ぎる展開、無駄に長い情景描写などなど。これ、すっきりさせたら、上下巻でなくて、一冊にまとまるね。

    一人の女性の幼少期からの意思の強さというものは感じたが、どうにも勝手すぎるとしか言えない。

    まあ、出版された当時はセンセーショナルだったのだろうが。

    でも、時代が変わったからといって、古臭さを感じるものは名作とは呼べないと思う。

    まあ、人それぞれ考え方は違うんだろうが。

    読後、ぐったり疲れた上下巻でした。

  • 最も印象深いのは、思い人との結婚まであと一歩という所まで辿り着き、私の中の理性や良心、感情までもが結婚に賛成しているにも関わらず、それでも「私がわたしであるために」決死の思いで申し出を断るシーン。そう、ある種の人にとって個性というのは決して有難いものではない。選ぶことのできぬ生い立ちという環境から必然性を持って形成されたその自我は、時に呪いとなって己を苦しめる。大団円を迎えるラストが存在せず、誠実な村の女教師として生涯を過ごしたとしても彼女は十分に幸福な生涯を遂げられただろうと思うのは自分だけだろうか。

  • ジェーンの気位の高さや、傲慢な感じにちょっと疑問を持ちつつも、あまりにきっぱりと言い切るために受け入れてしまいます。
    一人称で語る、その語り口が好きなのかな。
    ドラマチックな恋を夢見る高校生の時に読んだのが我ながら正解?!

  • 文体はすごく英語的な書き方だなぁと思った。
    かつ、ヨーロッパ的な表現もあった。
    月を彼女と書いているのが一番印象に残っている。
    日本語だったらそういう言葉で表現しないよなぁ、
    どうやって表現するかなぁと考えた。

  • 下巻の2/3まで読み進めてようやく盛り上がってきた、けどまどろっこい。なんでこんなにも回りくどい禅問答を繰り返すのだろう。なんでこんなにも「お金」と「名誉」と「上流」にこだわるのだろう。そう、やっと気がついた。これは『古典文学』なのだ。生きるべきか死すべきかと部屋をウロウロするような状況なのだ。よく頑張って読了したものだ。

  • 下巻での急展開にびっくり。

  • よっぱり読み応えがあった。あとがきによって作者の事を知れてより話に深みが出た

  • 身寄りのない少女が、新天地をもとめたはずの寄宿学校で、預けられていた家での辛い生活とはまた異なる性質の過酷な生活に身をおき、その中でも尊いまでの自立の精神と純粋な心を失わず、勉学に励み、自らの道を切り拓くべく、職を求め、はじめての地、ソーンフィールドに赴きます。

    ジェーンの視点で一人称で語られる物語のため、非常に接しやすく、また、少しシーンに飛躍があったり、「むむ、なんで?」と思う箇所では、「読者よ、・・・・」という呼びかけでジェーンが読み手に語りかける注釈が入るので、「あ、そういうことなのね」と同じ時間を過ごしているように、自然に物語につきあうことができました。

    とはいえ、全体を通して、あっさりとした記述が続くものの、ぐったりと疲れます。
    それだけ、ジェーンの体験が容赦なく、読んでいるこちら側にも伝わってくるからでしょう。
    実際、ローウッドの寄宿学校に転入して初めてだされた食事のおかゆは、ページを通じて耐え切れない匂いを発してきそうでしたし、ソーンフィールドでの恐ろしい体験や不安に陥らせる出来事も、「かんべんして~!」と逃げ出したくなるぐらいの心情にさせられます。
    この物語は、幼い日を過ごしたリード家での生活、ローウッド寄宿学校での日々、ソーンフィールド館での家庭教師としての生活、そして、結婚の夢が破れ、ソーンフィールド館を飛び出し、セント・ジョン牧師とその妹達に助けられ身を寄せるという風に舞台がめぐります。
    それぞれ、過ぎ去った舞台はその後つながりが断ち切られるのかと思うと全くそうではなく、最後まで物語は連なっていくので、全体を通して、ジェインの波乱に満ちた人生に立ち合った気持ちがして、一喜一憂して、ぐったりと疲れるのです。このぐったりは、別に、不満ではありません。
    しかし先程、他に言葉がみつからなくて「一喜一憂」と書きましたが、ジェーンの生活の中で心から「喜ぶ」という感情は、ほとんど見当たらないように思います。随所に「美形ではない」とする(そこまで言わんでも・・・なぐらい。)ロチェスター氏に対する自分の思慕の感情に気がついてからも、どこか、「進むまい」「期待しすぎないようにしよう」と抑制する気持ちが働いているようだったし、相手も自分のことを想っていることがわかり、結婚に向けた日々を過ごしながらも、幸せに溺れないように、と距離を守るジェーンの様子は、幸せが簡単に手に入るものではなく、また、永遠でもないと、どこかさめた見方が人生の中で身についていたからでしょうか。

    大久保氏の訳は、言葉遣いがとても穏やかで、一貫して毅然とした態度のジェーン像をあらわすのには、このしなやかな表現によるものが大きいと感じました。
    また、自然や情景の描写は繊細で、登場人物の言葉もとても細やかに流れているので、映像を見ているような臨場感がありました。
    50年前に訳されたとは思えないほど親しめる文章で、上品で、とても好きだと思いました。

    読み終わった時、ぐったりしたのが素直な気持ちですが、これは、何度も読み返したくなるだろうな・・・と早くも思うので、本棚の、わりといい場所をあげるつもりです。

  • 古典の評価ってちょっとためらってしまうのだけど、他の人のレビューを読むと皆さん自由に、誉めたり辛辣な感想を述べていたりして面白い。

    この時代の人の考え方は日本の現代社会の人の考え方とは当然違っていて、かなり保守的だ。けれどもその中で主人公のジェーンは現代社会でも生き抜いていけそうな考え方の持ち主である。同時代の人はさぞかし面食らっただろう。

  • 昔読んだ時とはやはり印象が違います。主人公ジェーンの言動も昔はとても真面目で人間離れした宗教的なものを感じましたが、今読むと生真面目で、年齢に相応しい可愛らしさを感じます。セント・ジョンもこの年頃にいそうな自惚れが描写されているのに気付きました。そしてロチェスター卿の若さと純粋さも読み返して初めて気付きました。

  • 最後は本当感動でした
    ジェーンよかった…!!

  • ちょっとスパイスの利いたハッピーエンド。人物・心理描写が美しい。

  • ロチェスター氏の秘密の暴露からムーア・ハウスでの生活、結びまでの話。

    てっきりジェーンはアイルランドに行くものと思いこんでいた。火事も元があったことがわかった。
    キリスト教の内容が多くあり、わかればもっと理解が深まるだろうに残念。
    幸せな結末でよかった。

  • 独立心が強く、気位も高いジェーン。

    ここに出てくる男性、ロチェスター氏とセント・ジョンには、
    わたしの男性に対する嫌悪感を強めさせられました。
    ジェーンが幸せになれたのはよかったのだけれども。

  • 不屈の精神で生きる一人の女性の人生。
    愛があれば何ができるだろうか。苦痛の過去も塗りつぶすこともできるのだろうか。

  • 下巻は昭和58年版。ってことは、父の蔵書ではなく、自分で古本屋で買ったのだろうか?シンデレラ迷宮を読んだ後に?全く記憶無しf^_^;。上巻の版では裏表紙のあらすじ文もないし、品番的なものも今と違うみたい。ふふ、面白い(^O^)。全体に文章が回りくどいので、集中して読まないと内容が入ってこない。いつも比較的流し読みの私には珍しく時間がかかってる。でも話が面白くてやめられない。読み返してよかった(v^-゜)なんか、大好きな少公女と通じる感じがある。多分子供の頃には理解できなかったんじゃないかな?上巻ほどかび臭くないしf^_^;さあ、後半どうなるのか?裏表紙のあらすじ読んじゃったらまあ面白そう。読むぞ!

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