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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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何度でもいい、機会はそのたびごとに新しい。
― 74ページ -
おれのつもりは、やつしだいだ。
― 66ページ -
人間は負けるように造られてはいないんだ
― 118ページ
みんなの感想・レビュー・書評
万人が知るところのハードボイルド・リアリズムの傑作。
とりわけ 福田さんの訳とあとがきの解説が秀逸。
「食べていくために、生き残るために、事を為す」、
こんな至極シンプルな人生の原則を思い出させます。
生き残るためには、優れた技術と強靭な体、精神力が必要で、
チカラある者が生き残り、チカラ無き者は淘汰されるという
「リアル」が突きつけられます。
疑念と肯定がループされる老人の独白が、
さらに「リアル」を際立たせて、
老人がチカラある者であることを密かに知る少年が、
ずっと老人に憧れて、
老人の安否を憂い、帰還に安堵し、涙しながら師事する様が
この「リアル」を自分ごとにしてくれます。
一人の老人が海で魚を獲る話。少年と話をし、漁へ出かける。数日かけて一匹の魚と戦い、その最中に自己と、彼を取り巻く世界に思いをめぐらす。帰ってきて少年と話をする。たぶん少年も老人がいない間、同じように何かを考えている。つまりはそんな日常の一幕。漁から帰ってきた後の、旅行者のくだりが印象的。
徹底的に男性のみの話で、人物にも話題にも女性は登場しない。
数日にわたるカジキ漁で魚との戦い中に老人が思い浮かべた事柄、考え事がつぶさに記されている。
漁師にとって漁は仕事。反則的な読み方かもしれないが、サラリーマンも手で仕事をこなしながら、様々なことを考えているであろう、それを吐き出さないと精神的に落ち着けないものだと思った。
おもんないかと思ったけど、意外におもしろかったです。
老人が海の上で、ひとり魚と闘うだけです。うぉぉ、手がひきつったーとか言いながら。
読もう読もうと思ってたヘミングウェイの本をとうとう読んだ。
文庫版の裏表紙のあらすじがネタバレすぎてびっくりした。
老人と少年のお互いへの愛情が読んでいて心地よかった。
大魚の骨だけでも残って老人がいかに大物を手に入れたかを皆に知ってもらえて良かった。それすらなければ骨折り損。
大物を手に入れたこと自体に価値があるのかも知れないけど、まだまだ自分は金銭的価値観に支配されていると実感。
面白かったけど、もう一度読もうとは特に思わなかった本。
老いた漁師サンチャゴと巨大なカジキマグロとの4日間。
老人の栄枯盛衰がマグロとの戦いの中で暗示的に示されていて、ヘミングウェイの晩年を反映しているのではと思われる。
いずれにしても力強い言葉で描かれており、内容は残酷でありながら心を打つものがある。
定期的に読み直していきたいと思えるような本だった。
特におっさんになったときに読んだらじんわりきそうw
「人間は負けるように造られてはいないんだ」
なんて男らしい台詞。生きるってことは常に他の命を奪うことでしか成り立たない。命がけだ。戦ってそして勝つんだ!
胸が熱くなります。
けれど、魚釣りはちょっと馴染めなかったかな。ヘミングウェイの他の作品も読んでみようという気になった。
老人が必死に釣り上げた大物の魚が、獰猛なサメに食い散らかされて、岸につくころにはホネホネロックになってるのが悲しい作品。
努力しても報われないが、そこで諦めていたら生きていけないという、世の中の厳しさを知ることができて、甘えている若者に読んでもらいたい逸品であーる。
身内に勧められて読みました。
「女には理解できないって言うけどね」と言われたけど、
ほんと、男性的な物語でした。
老人の強さと悲しさとか男社会の絆とか、
よくわからない切なさをひしひしと感じた。
アメリカ文学。戦後派作家ヘミングウェイの代表作。非情のリアリズムすなわちハードボイルド・リアリズムの手法を用いて描かれる叙事詩的英雄サンチャゴは剛毅の象徴であり、そこに紡ぎ出される武勇伝的物語からはいっさいの複雑な心理描写が排除されていて、ヨーロッパ文学にはない新鮮さを感じました。
文学少女じゃないので、レビューを書く資格すらないのは百も承知ですが… 「ヘミングウェイ」を読んでみたいと思われた方、 ヘミングウェイ短篇集 (ちくま文庫)のほうが、百倍面白いです。 魚図鑑を表紙にすれば、売り上げがもっと伸びると思います。 というくらいに魚か漢字からいまいちイメージできなかった情けない三十路の女です。 ヘミングウェイを素通りして、学生時代を過ごし、三十路になって始... 続きを読む »
貰った本でなければ、自分からは読まなかっただろうなぁ。
要約すると、老人がやっとの思いで釣り上げた魚を、持って帰る途中に鮫に食べられて、ホネしか残らなかったという話です。
こう書くとやるせない話ですが、老人の尊厳みたいなのが感じられます。
キューバの老漁夫サンチャゴは長い不漁にもめげず、小舟に乗りたったひとりで漁に出る。不漁が続いて八十五日目、想像を絶する巨大なカジキマグロが餌にかかった。4日に渡る死闘の末に老人は勝ったが、幾度となく鮫が老人に襲い掛かり、獲物はみるみるうちにくいちぎられてしまう・・・。老人の力強さが、闘志が印象強かったです。読んだ後の爽快感。良い作品でした。老人が何度も叫ぶ「あの子がいたらなぁ」が印象的でした。
学校の図書室の隅っこのほうで、誰にも手に取られずにずっと置いてあったので読んだ。ヘミングウェイを読んだのはこれが初めて。燐光を放ちながら海に落ちる魚の骨のことを考えて、寂しくなる。
素敵なじーちゃんサンチャゴとじーちゃん大好きな少年マノーリンのお話。
読み終えたあとの展開がいくつも想像できそうで、そういう余韻がいままでに読んだ小説とは違った。
老人というシンボリックな主人公が海の上というこれまた象徴的な場所で魚と大格闘をする。人間と自然とか孤独とか父と子とか、対比する要素が多くて面白い。
さらりと読めるのでオススメ。
ストーリーは非常にシンプルだが、老人の栄光と凋落の人生が、一回の漁に反映されている。しかし、読んでいて面白くはない。

なんなんだろうと言うのが正直な感想。
漁師の老人が大魚と戦うも最後に大魚に身はなく骨のみ。
老人の孤独で壮絶な戦いを誰も知らない。
読むのに苦労はしなかったが、終盤は「え?」「えっ?」と言う...





