海流のなかの島々 上巻 (新潮文庫 ヘ 2-8)

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制作 : 沼澤 洽治 
  • 新潮社 (2007年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102100080

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海流のなかの島々 上巻 (新潮文庫 ヘ 2-8)の感想・レビュー・書評

  • 取りあえずコメント
    一番好きな本

  • 釣りのシーンとかカクテルの描写とかはさすがにうまい。会話も生き生きとしていてとてもいい。そしてネコがかわいい。ヘミングウェイ作品の中では一番好きかもしれない。淡々と生きる主人公の中に、「人生ってこんなものさ」というヘミングウェイからのメッセージがこめられている気がした。淡々と生きパタリと死ぬ。その中に、この作品がそうであるように、人には知れない、ひょっとすると自分でさえも知らないようないろいろなドラマがあって、それが印象深くて大切で懐かしくて、とても貴重だったりもする。そんなことに気づかされる。それが人生です。

  • ブランカきっかけです。
    他の作品よりウエットな印象。

  • ブランカのセリフで「人間の孤独について書かれた本」というのがあった。

  • 主人公の次男が大魚と相対し、それを見守る大人たち、そんな息子の死、そして戦争の中、内面の傷を抱えたまま生きる姿。

  • ヘミングウェイの自然描写がたまらなく美しい。
    トローリングでは巨大カジキマグロと死闘を繰り広げ、夏の暑さと喉の渇きを癒す清涼感たっぷりのフローズン・ダイキリとモヒート、男同士のむさ苦しくも熱い友情、美しく魅惑的な女性。解放的な世界が広がる一方、寂寥感や孤独さがじわっとくるのはなぜだろう。
    ヘミングウェイの生き様を凝縮したかのような流れる文章の一つ一つに、グイグイ飲み込まれて行く。

  • 釣り、戦争、猫、恋愛、孤独…ヘミングウェイ的要素がすべて詰まった小説だった。
    上巻と下巻の差がすごい。
    私は、キラキラ輝く上巻が好きだ。読んでいてすごく幸せだったから。

  • 彼の遺作って聞いた。
    おもしろそ!

  • この本で読書感想文を書けと言われたら「アホか」と言うだろう。
    読んで感想を書くタイプの内容ではない。その時代・場所の空気を味わい、実感するための一冊。読むことで旅行を果たせるような本。
    肌に合う人にとっては、手元に置きたい良書になると思う。

  • 「酒を干して、後悔がどうのこうのって話はやめにすることだ。この時間に酒場でそんな話はどうもいただけねえ。後悔話なら耳にタコでな、俺はーニグロに聞かされ、チャーター船の航海士に聞かされ、ヨットのコックに聞かされ、……おたんちんどもに猫に杓子に聞かされってわけよ。とにかく朝の後悔は願い下げにしとこう。風のある日は飲むに限る。後悔は打ち止め。どっちみち後悔なんてえものは今日流行らねえ。」

    「いや、僕に関するかぎり大ありさ。困るのは僕の人生には単純な事など絶えて久しく無いのに、こっちはいつも単純に単純にと懸命になってるってことだな」

  • 第1部「ビミニ」での主人公の暮らしぶりに強く惹かれる。
    資産家でもなければできない生活だが・・・夏のうちに流木を集めておいて冬に暖炉で燃やして緑色の火を眺めながら波の音を聞きながら読書とかって格好よすぎる。

  • 遺作。「誰がために...」とは打って変わった出だし。
    3人の愛息を見守る父が主人公。

    釣りの描写を見て、あぁこの人、
    「老人と海」の人でもあったんだと改めて思う。

  • 82044.275

    会話の良さと魚釣りのシーンは特筆ものだ。

  • ”ビミニ”が、自分好み!
    キラキラと輝く生の光りと、影。眩しい光によってつくりだされた影の方がよっぽど暗い影になるんだよね。
    この章だけでも十分一冊の本ですね。
    この人の話は食べ物が本当に美味しそうで大好きです。
    この人の話はタイトルが凄く上手すぎて憎い。
    つまり、ヘミングウェイ大好きです。

    ヘミングウェイの作品は全部手元においておきたい。

  • シーカヤック友達(オジサン)のバイブル
    ときいて手にとってみた

    なるほど、彼の作る世界観が良く分かる!
    しかし
    残念ながら
    私にはあわなかった。。。

  • 図書館で見かけて。 息子達が登場している場面での会話に訳も分からず癒されました。和みの時間をありがとうヘミングウェイ…!
    主人公が淡々と語る幸せについてなるほどなぁと思ったり、家族と時間を共有できることの有り難さを感じました。今を精一杯楽しみたくなったな。

  • 図書館本。
    ちょっと悲しい。内容も。出版事情も。

  • 離れて暮らす3人の息子たちとの幸せな夏休み。強い日差しと若々しさ、日光を映して輝く海。第1部「ビミニ」の生きる喜びに満ち溢れたシーンに、一瞬ヘミングウェイは生と成長を描こうとしたのかと錯覚させられます。ヘミングウェイの死後に発表された長編。

  • 読んだ理由は、ミーハーなもんだけど。

  • フローズンダイキリ

    「」

    ラム 40ml
    ライムジュース10ml
    ホワイトキュラソー1tsp
    砂糖1tsp
    クラシュドアイス

    ブレンド

  • ヘミングウェイの中では一番好きな作品。ヘミングウェイの人生が詰まっているような作品で、自然描写やありのままの人物描写、どれをとっても一流の作品ですね。
    読み口はとってもドライで、中々読みにくいかもしれません。自分も「老人と海」「誰がために鐘は鳴る」「移動祝祭日」「短編集」など様々に読んでからたどり着きました。

    ジントニックとか飲みながら読みたいですね。

    全2巻 所有

  • 巨大魚と闘う少年の描写が素晴らしいだけに、その後に訪れる悲劇がより一層胸を締め付ける、ヘミングウェイの死後に未亡人が残された原稿を基に発表した作品。
    吉田秋生の「BANANA FISH」の登場人物のセリフの影響で、約15年前に上巻のみ購入。
    途中で読むのを挫折していたのを、今回再度チャレンジして読破。

  • 恐らく一番好きな本だと思う。
    少なくとも、ヘミングウェイの中では。
    人生に疲れたり、孤独を感じるようになったら読みなさい。
    (注意:元気が出る本ではありません)

  • ヘミングウェイ未完の遺作。ヨーロッパのスノッブなインテリ都会人、豊かな自然に囲まれた島での生活、家族の絆と生活環境の違い、別れと絶望。良くも悪くもアメリカ的そしてヘミングウェイ的。さすがだぜアーネスト爺ちゃん。

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