スタインベック短編集 (新潮文庫)

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制作 : 大久保 康雄 
  • 新潮社 (1954年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102101032

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スタインベック短編集 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 奇妙であったり、ホラーであったりミステリーであったりと、淡々とした文に様々な要素がある。
    「蛇」がよかった。
    怖い。

  • 収録された「朝めし」簡素な朝食をこれほど美味しそうに描いた文章はない。

  • ジュウジュウと焼けるベーコンの脂。焼きたてのパン。コーヒーの湯気。おいしそうな匂いが漂ってきて、読んでるそばからおなかがすいてくる。

  • どの作品も最初がとっつきにくい感じ。読み進めれば、あっという間に終わってしまうのだけど。
    まぁ、世の中色々な人間がいるよね、という印象しか残らなかった。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“文壇レシピ”で登場。
    http://nestle.jp/entertain/cafe/


    本の中に登場するあの美味しそうな一品を
    実際に再現してみよう!というこのコーナー。

    第54回目に紹介されたのは、「スタインベック短編集」に登場する『朝めし』。

    ―老人は私のほうを向いた。
    「朝めしはすんだのかい?」
    「いや」
    「そうかい、そんならいっしょにすわんなよ」

    いためたベーコンを深い脂のなかからすくいあげて錫の大皿にのせた。

    ベーコンは、かわくにつれて、ジュウジュウ音をたてて縮みあがった。

    みんなすばやくがつがつ食い、お代わりをして、またがつがつ食った。

    そのうちに、腹がいっぱいになり、体があたたかくなった。


    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • わたしには合うものと、合わないものがあったけど、
    まだまだ発展途中の近現代のアメリカを背景にいろんなストーリーが展開されます。

    人間くさいストーリーや、少しオカルトの混じったストーリや、さまざまな比喩や、暗喩や。
    各ストーリの骨子を読み取るには全然知識が足りないなと思ったので、またいつかいろいろ知識が増えたころに読みたい1冊。
    ただ分からないなりに、当時のアメリカの、砂っぽくて、汗臭くて、荒っぽくて、ザラザラした光景が五感を使って想像できるようなものばかりだった。まるで自分の口の中に砂が入っているんじゃないかって思うような。


    個人的には「熊のジョニー」が最後なんていったのか、それから死んじゃったのかどうなのかっていうところが気にかかっている。

  • 訳し方によるのか、少々読みにくくはある。五感に訴えかけるまざまざとした描写、ハッと気づかされる鋭い一文。良くも悪くも人間くさい。数話だけでも読む価値はある。

  • 「朝めし」が秀逸。

  • 海外、特にアメリカ文学において
    主人公は考えた末、ある共通した行動に出る。
    移動するのである。
    そうすれば解決するのだといういささか突飛な移動に、きょとんとさせられる。
    我々の切腹のようなものかもしれない。

  • ジョン・スタインベック

    アメリカ西部の農場一家の子、ジョーディ少年の様々な経験を通した成長。弱者に対するスタインベックの目はいつも暖かい。

  • サウンド文学館・パルナス 「朝飯」
    幸せな食卓の風景

  • 「朝めし」の空気の清潔さ!

  • 懇意にしている楽器屋さんのお薦めで購入した一冊。スタインベックにしては珍しく、短編。珠玉の13話。どの話も、シンプルで淡々としている、けれどその場所の、アメリカの乾いた風の匂いが感じられそうなくらい、臨場感があふれています。ドラマティックすぎないのが良いのか・・・何度読み返しても飽きない、魔法のような本。

  • 初めて自分の馬を手にする少年の話
    カリフォルニアが舞台でさわやか。

  • 巨匠KOJIMAが読めといっていた「怒りの葡萄」の、スタインベックの、短編。
    司馬遼太郎が、りんごに直接歯を当ててがりりとかじるような、直接的でストレートなものだといっていた、アメリカ文学。
    自分がアメリカ的な風景(木とか鳥とか)に慣れてないことが分かった。
    だから、このあと何回も反芻すると思う。
    得たいの知れない老人がずっと出てくるのかと思ってたら、
    最後までもう出てこなかった。やっぱり、あらすじは読んじゃだめだ。反省。
    でも、あの立ち去り方は素敵だったなぁ。
    いまちょっと読み直してみたら、もっといい感じになってたので、
    またあと読んでみるかも。

  • 自然との接触を見失った現代世界にあって、スタインベックの提出する人間と自然の端的な結びつきは、その単純さゆえにいっそう神秘的に感じられる。著者の郷里カリフォルニア州サリナス渓谷を舞台に描かれる、野生の男女の様々な人間模様を追求する13編。

    大自然の中で生きる人間の力強さ、たくましさ。そして脆さ、愚かさ──そうした一つ一つの人間の姿を微細な部分まで徹底的に描ききった本作品は、スタインベックが自身の眼で見てきたものの集大成であるように思う。

  • 五感にうったえる朝食

    もてなしの食事とは・・全ての概念を取り去った時に、本当にありがたい食事とは一体どんなものでしょう?
    場所や、温度や、匂いや、音。シチュエーション全てで感じて下さい。

    選書:川島

  • ピューリッツァー賞にノーベル賞。「怒りの葡萄」に「エデンの東」よくもこんな強烈な読書をしたもんだ。『一瞬のうちに、それは終わった。事は終わったのだ。彼女はふりかえろうともしなかった。・・「菊」より』高鳴る期待。そして一瞬の挫折。不朽の名作は映画でもいっしょだけど終わったあと、ちょっと世界が変わって見える。

  • 授業で「菊」を読みました。
    そんなものなのかな、と少し哀しくなります。。

  • スタインベックよい!!!

    海外文学なんて、ジョゼ虎の影響で読んだ
    サガンくらいなもんだったんですけれども。笑

    スタインベックの短編集、凄く面白いです。
    (まぁ、これも加瀬亮の影響で手を出してみたんだけどね。苦笑)
    アメリカという国は…なんとはなしに苦手だったのだけど。
    食わず嫌いはよくないねぇ。と思いました。

    凄く私が同調してしまう哀しみを携えてる。

    凄く好きな感じの叙情。

  • 2011/02/09 22:28:14

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