アンの友達 (新潮文庫 モ 4-4 赤毛のアン 第4)

  • 新潮社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113042

感想・レビュー・書評

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  • 閑話休題。アンはほぼ出てきません!

    4作目。
    うだうだしている男女の話や、子どもを可愛がるおじいさんおばあさんの話が多かった。
    全て素敵な話。

    12話あるうち、登場人物がリンクしているところがあるんだろうけど、なんせカタカナの固有名詞を覚えられなくて、「あ!この人!」とならなかったのが悔しい。

    ゴッドマザーの話がとても好き

  • Chronicles of Avonlea

    優しかったり、強情だったり、興味深い人々が登場する。
    「ロイド老淑女」は、何度読んでも泣ける。
    あたたかい物語ばかり。
    昔、アンシリーズの中でも、この本が一番好きだった。
    人間をあたたかく見つめる視線と心を感じる。



    2003.9.8
    ほほえましい物語ばかりだった。アンはほとんど出てこないけれど、魅力的なキャラクターがたくさん出てきた。ルシンダの強情さは天下一品だと思った。なかなかできることではない。それでも、ずいぶん素晴らしい人間にみえる。強情さを美点にしてしまっているところがある。この本の中の人々には、そういうところがある。とてつもない欠点に思えるものが、長所に転じられている。良き人たちのあたたかい物語だ、と思う。

  • 77(2015年では70冊)

  • アンが居てないのに、何で面白いの?
    時々出てくるアンもすごくかわいい。

    第5章の楽しみを膨らます章か…

  • ★4:楽しめた。
    「隔離された家」掃除のやる気がでる話として、ガルスピで紹介されていた。
    確かに、汚れた家をきびきび掃除しては、おいしい料理を作るミス・マクファーソンの姿は爽快!!ウィリアム・アドルファス(猫)との戦いに敗け、ショックのあまり食欲を失うミスター・ライリー(犬)の落ち込みぶりも微笑ましい。犬好きとしてミスター・ライリーの動向から目が離せなかった。

  • 朝の連ドラに影響されて、蔵書の赤毛のアンシリーズを読み返す。本編もいいけれど、番外編のこの本が昔からとても好き。隔離された家、という話が特に。

  • アンを少し離れて、人間模様を書いていく。
    ここでのアンは、それぞれの人生を飾る脇役として花を添えている。

  • アンがちっとも出てこない!のに面白い。つなぎの巻か…と思って読み始めたけど、読み終わったらモンゴメリさんアンだけじゃない…と思わせる。そしてちょろっとアンとダイアナが出てくるシーンで鳥肌が立つほど嬉しい☆

  • 悲しくて切なく、けれど幸福な話が多かった。短いけれど愉快な話も。やっぱり一番好きなのは、「ロイド老淑女」の話だ。アンシリーズの番外編のようなものだったけれど、とても楽しめた。

  • 再読。アンから離れて、ワンクッション置いてアンに縁のある?人たちの話。よくこんなにクセのあるキャラをたくさん思いつくなぁって感心!

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著者プロフィール

1874年カナダ、プリンス・エドワード島生まれ。1908年に最初の長篇小説『赤毛のアン』を出版。世界的ベストセラーとなる。オンタリオ州に移り住み、その地で数々の作品を執筆した。42年トロントにて逝去。

「2012年 『パットの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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