アンの友達―赤毛のアン・シリーズ〈4〉 (新潮文庫)

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制作 : Lucy Maud Montgomery  村岡 花子 
  • 新潮社 (2008年2月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113448

アンの友達―赤毛のアン・シリーズ〈4〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1911年 カナダ

    今回はアヴォンリー周辺に住む人々を中心に書かれた短編集。
    短い話でさくさく次の人の話になるので
    少し気持ちの切り替えに時間がかかるけれど全体的に面白かった。
    ちょこちょこアンが出て来てはそれぞれの人の感想が出てくるのも楽しい。

    作者は人間が好きなんだなーって思う。
    一見面倒くさいタイプの人への愛情溢れる描写が素晴らしい。

    ☆奮い立ったルドヴィック☆
    アンが思いっきり人の恋愛に首突っ込んでます。
    しかしこれ上手くいったからよかったけれど、下手すりゃ物凄い
    逆効果な結果もありえたのではw
    あとかませ馬役のアーノルドさん気の毒w

    ☆ロイド老淑女☆
    まるで「あしながおじさん」みたいなお話。
    メアリー夫人のガッツが凄い。ともすれば少し滑稽なぐらいの
    昔好きだった人の娘への愛情の注ぎ方だけれど
    その行動が頑なな老人の心をほぐし、勇気を与え
    結果皆にとって良い結末だったのが嬉しい。この話凄い好き

    ☆めいめい自分の言葉で☆
    これどうしてこのタイトルなのかがイマイチよく分からないけれど
    頑なな人の心をほぐすのは時として芸術だったりするよね。
    頑固な神父って面倒くさそうだ・・・・

    ☆小さなジョスリン☆
    少し「ロイド老淑女」と似た設定。
    こういうの読むと、老人の願望と言うのはなるべく
    叶えてあげなければと感じる

    ☆ルシンダついに語る☆
    「~ルドヴィック」と同じで思いあってる癖に結婚してない
    カップルの話その2
    お互いの頑固な心をほぐすのは物凄いタイミングの良さと
    ささいなきっかけだったりするよね な話。
    「こ・このおばかさんっ!」で笑ったw

    ☆ショウ老人の娘☆
    人が幸せそうな状態な時によっけいな一言を言う人っているよねー
    本当に余計なお世話すぎ・・・ショウじいさん気の毒・・・
    まぁハッピーエンドなわけだが。

    ☆オリビア叔母さんの求婚者☆
    なんやねんそれwwwノロケか結局www
    結婚できなかったカップル話その3
    唯一ちょっと腑に落ちなかった

    ☆隔離された家☆
    こういう話って好き。
    素直になれない人達の 表面には出てこない寂しさと
    やっと通じあえる相手と出会えた喜びが感じが美しい。
    ベネット夫人の独白形式なのも、想像を駆り立てられていい。

    ☆競売狂☆
    ドラマチックなようでそこまでのドラマチックさを感じなかった
    アンが引き取られた時の様に状況はどうであれ
    子供を引き取ると情が湧くのかな って話。
    最後の台詞は良いね。
    しかし子供を競売にかけるブラックジョークが・・・

    ☆縁むすび☆
    結果オーライな話だけれど
    こんなお姉さんいたら辛いだろうなぁ・・・
    レオナード神父良い仕事してます。
    この時代の田舎の話を考えればこういう家庭環境の人は
    少なくなかったんだろうと感じた。

    ☆カーモディの奇蹟☆
    もはやちょっと昔話のノリな話。
    ジョスリンお姉さんの気持ちが分かるだけに
    結果としてサロメよりジョスリンお姉さんの方が
    人として愛情深い様な気がする。
    サロメはちょっと情緒的過ぎる様な。
    まぁそれが良い結果を呼び起こすわけですが。
    しかしデイビーもそうだけれど
    ライオネルぐらいの年頃の男の子の
    悪気ない悪魔っぷりは毎度背筋が凍るw

    ☆争いの果て☆
    結婚できなかったカップル話その4
    何だろう・・・アンに似てるけれど
    アンよりもっと空気読まないナンシ―が
    若干好きになれない・・・
    いや結果よかったわけだけれど・・・
    面倒くさぇなこの人wって思ってしまった・・・


    楽しかったけれど やっぱりアンの話を読みたい♪

  • アンシリーズ4作目と書いてあったので買ったのですが
    なにやら実際は外伝?らしいですね。
    なので初めはあれ?
    アンは?出てこないのかな?とハテナハテナという感じでした。
    でも面白いので気にならなくなってきました。
    特に!
    「ロイド老淑女」「めいめい自分の言葉で」がとても面白かったです!
    こうね風景が頭に浮かぶ言葉が大好きなのでこうドキドキしましたね!

  • 読み始め…16.4.20
    読み終わり…16.4.23

    アンシリーズの4作目。
    こちらはアンの友達というよりは、アンと同じくアヴォンリーの村に住む人々の一面を描いた物語。アンはほとんど登場しない番外編、スピンオフ短編集です。

    今まで主人公アンのことばかりを追いかけていましたけれど、アンから少し離れて...という目線のおかげでなのか著者であるモンゴメリの作風の一面に触れさせて貰えたような思いがしました。人々の心理描写がとっても素敵で感慨深いお話ばかり♪

    「ロイド老淑女」
    ロイドのゴッドマザーぶりにはドキドキそわそわ...もう涙が止まりません。

    「めいめい自分の言葉で」
    フェリクスがナオミの傍らで弾いたヴァイオリンはどんな曲を奏でていたのだろう...。
    しばらく目を閉じてその音を想像して感慨にふけりました。

    「小さなジョスリン」「カーモディの軌跡」にも涙涙です。

    アンシリーズの中では外すことのできないお気に入りの一冊になりました。

  • アンの周りのひとたちの短編集。いい話がたくさんつまっていて読みごたえがありました。番外編もしっかりしてます。全体を通して意地っ張りが多い町で、はらはらしますが、ハッピーエンドなので安心して読めます。

  • アンの村の人達のいろいろな出会いと感動。最初、アンがあまりでないので、なかなか読み進められなかったんですが、ロイド老淑女の一途な想いにはハラハラさせられ食い入って読んでしまいました。

  • アンがどこかでちょこっと出てきたりする、ユーモラスな、でもまじめな作品集。よく考えれば、アンはまじめだなあ・・・。

  • 子供の頃、母が全巻を買ってくれました。何度も読み返した大好きな本です。

  • 朝ドラ主人公の村岡花子さん訳の赤毛のアンシリーズより。とは言っても、この本にはほとんどアンは登場しません。アンの友達、もしくは同じ村に住む人々が主人公なのです。

    私は子供のころ、この「アンの友達」が好きではありませんでした。
    アンの話を読みたくて赤毛のアンシリーズを読んでるのに、なんでアンがほとんど出てこないの???って思って。(だったら読まなければいいと思うけど、一巻から順番に読まなきゃ!って思ってる律儀な子供どもでして・・・(^^;))

    でも、大人になって読み返したら、切なくて涙がこらえられませんでした。
    お互いに思いあってるのにちょっとしたすれ違いで離れ離れになったり、ちょっとした無理解で相手を傷つけてしまったり、見栄をはって強がったり。

    こんなことあるなぁ~と、理解できるようになって初めて面白さがわかる本。

    読み終わると、人っていいものだなぁと心が洗われたきがします。

  • kindleにて。アンはほとんど出てこないのだが、おもしろい。

  • アンシリーズの短編集。1冊に12話入っているのが、1話1話が短くさくさく読める。あんまりアンは出てこない。
    個人的に気に入ったのは『隔離された家』。ツンデレというかツンツンな二人がおもしろい。あとプリンス・エドワードには些細なことでケンカして婚約破棄な人たちが多すぎやしませんか。

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