アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ〈10〉 (新潮文庫 モ-4-50)

  • 394人登録
  • 4.03評価
    • (51)
    • (35)
    • (37)
    • (2)
    • (2)
  • 26レビュー
著者 : モンゴメリ
制作 : 村岡 花子 
  • 新潮社 (2008年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (563ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113509

アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ〈10〉 (新潮文庫 モ-4-50)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • <岩岡ヒサエさんのレビュー>
    私はアン・シリーズを大人になって読みました。アンが好きな方は途中でアンが成長するのが嫌で読むのを止めてしまうと聞いたことがあります。最終巻では主役はアンではなく娘のリラの青春時代となり、時代も第一次世界大戦の最中という大きな影を落としながら物語が進んでゆきます。悲しいこと、嬉しいこと、泣いて笑って最後とんでもなく心地よく読み終えることができました。布団の中でじたばたしたのを覚えています。こんなラストを描けるなんて!と、とても憧れた作品です。

  • 毎日毎日、本を読んでいるけれど、読書でこんなに泣いたのはホントに久しぶりだとおもう。
    個人的には、「赤毛のアン」に匹敵するくらい好き。
    第一次世界大戦が始まり、悲しいことが山ほど起こり、最初は悲しくて泣けます。
    が、最後の最後は命の大切さが見に染みて感じられる心からの涙を流すことになりました。
    マンデイの健気さ、心が締め付けられます。

  • アンの末娘リラは、15歳から19歳という多感な時期を第一次世界大戦下で過ごす。
    笛吹に踊らされる人々。
    愛する兄弟、友人、恋人の出征。
    ウォルターの死。
    いつ終わるともしれない戦渦。
    疲弊する村。
    リラは少女から、兄弟が出征した炉辺荘とグレン村を守り戦争孤児を育て、あまりに早く成長してゆく。しかし少女の無知や意地と無鉄砲ゆえの数々の出来事は、愉快で愛らしくリラを愛さずにはいられない。
    そして戦争は終結し、ジェムとケンが帰還し、リラは再び少女へ戻る結末がなにより輝いていた。

    ああ、少女の成長を描くのがモンゴメリーの真骨頂だと改めて感じた。
    終わりに、訳者村岡花子のあとがきは、アンの時代が自身の時間と重なるためか、これまでと少し違って感じられた。

  • 戦争がはじまって、リラはアンとはまったく違う青春を過ごすことになりました。
    母であるアンが「戦争があなたをはやく大人にしてしまった」と話すシーンは切なくなります。
    戦争が起これば子供たちから子供時代を奪うことになります。
    アンとリラには悲しい別れもあり……お手伝いのスーザンの明るさ、たくましさが救いです。


    プリンスエドワード島というカナダの田舎で、人々がWW1をどのように受け止めたかという貴重な記録でもあります。
    著者のモンゴメリも戦争のニュースに一喜一憂し、疲れ果ててしまったようです。

    新潮文庫では順序が変わっていますが、執筆時期は『炉辺荘のアン』の方があとだったそうです。

  • 子供の頃、母が全巻を買ってくれました。何度も読み返した大好きな本です。

  • kindleにて。アンの末子、リラが主人公。第一次世界大戦の頃の話で、内容はかなり悲惨な部分も含まれているのだが、それでも夢中になって読んだ。これでシリーズ10冊読破。ばんざい!

  • アンの娘のリラを主人公に据えたお話。
    後程追記。

  • カナダの戦争に対する態度を知ることができる。
    アンの娘リラが年頃になり、難しい問題に直面する。
    カナダの置かれていた状況を知ることにより、物語の深みを感じることができるかもしれない。
    映画の三作目で、なぜ戦争を題材に取り上げたのかが分かった。

  • 読了。

  • 第一次世界大戦中のカナダの状況や人びとの心が、小説を通じて伝わってくる。

    最後に読んだのは何年も前(もしかしたら10年くらい経つかも?)だけど、毎年ライラックの咲く季節に「リラ・マイ・リラ」の愛称を思い出す。

全26件中 1 - 10件を表示

モンゴメリの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
村上 春樹
東野 圭吾
村上 春樹
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ〈10〉 (新潮文庫 モ-4-50)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ〈10〉 (新潮文庫 モ-4-50)を本棚に「積読」で登録しているひと

アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ〈10〉 (新潮文庫 モ-4-50)のKindle版

ツイートする