アンの想い出の日々〈上〉―赤毛のアン・シリーズ〈11〉 (新潮文庫)

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制作 : Lucy Maud Montgomery  村岡 美枝 
  • 新潮社 (2012年10月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113516

アンの想い出の日々〈上〉―赤毛のアン・シリーズ〈11〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2016.3.1読了。アン・シリーズで今まで日本で翻訳出版されなかった部分が最近世の中に出たらしいと小耳に挟み遅ればせながらいそいそと購入したものだ。ただ集めていたのが活版印刷時代の旧タイプをわざわざ古本屋で集めたから表紙が揃わないんだよなぁ。全部新装版に買い直すか?さてシリーズを通しで読んだのが高校の時だったから正直アンの子供達が誰が誰だったかとか地名の記憶があやふやである。それでもどの話も詩も楽しく読めたのは変わりない。その中でも「フィールド家の幽霊」と「仕返し」は今までと一味違って新鮮な内容だったように思う。「笛吹き」の詩は意味が分かった時ぞくりとした。あとがきにもあるがいくつかの作品は戦時中に書かれたものなんだなと改めて思う。このシリーズでは言葉もよく覚えた。オールドミスって言葉を覚えたのは赤毛のアンのシリーズだったし自分がたとえオールドミスになったとしてもそれはそれでいっかなと思うようになったのもこのシリーズがあったからだと自分では思っている。にしてもアンは絵に描いたような良妻賢母だな。詩の後のスーザンも含めたアンの家族のやりとりがまた面白い。詩の才能に関してブライス医師がこんな詩を書く女性と結婚してしまってキャリアを台無しにしてしまったと嘆く場面は特に好きだ。さてこれから後半戦だ。楽しませてもらおう。

  • ついにアンシリーズ最終巻を読み終えてしまった。といっても、下巻を先によんだのだが…。
    はっきり言うと、詩の部分はつまらない。それに続くブライス家の会話は親しみがもてるが。この巻の中で一番好きなのは「仕返し」クラリッサが、長年の恨みつらみを死ぬまぎわのデヴィッドアンダーソンにぶちまけるが、じつは初めからずっとクラリッサはデヴィッドのことを愛していたのだ!愛と憎しみは紙一重といった物語。アンシリーズの「アンの友達」や「アンをめぐる人々」には、このような人の微妙な心理を描いたものが多くて好きだ。

  • 大好きな赤毛のアンの知られざるお話の続きがまとめて読めて良かったです。

  • アンの詩に絡めて家族の会話と短編小説で綴られている。シリーズも10冊を超えると、本書の会話や出来事の中にちりばめられた思い出に、あゝこんなこともあったなあと懐かしく感じるが、解説を読んでモンゴメリー絶筆の作品と知り納得する。短編「フィールド家の幽霊」は、散々引っ張ったミステリーが、犯人によりあっけなく自白されてしまう。カーティスにミステリーの謎を解いてほしかった。
    「思いがけない訪問者」硬く手を握り合った二人の未来が明るくあれと願う。
    「仕返し」クラリッサ、なぜデイヴィッドの息のあるうちに本心を告白しないのだ!
    「ふたりの空想ごっこ」「思い出の庭」「ペネロペの育児理論」これぞアンシリーズ。
    そして群を抜いてスリリングで滑稽でクールなのが「夢叶う」。
    これまでのアンシリーズにない強い不安や恐怖・狂気を書いた作品は、晩年のモンゴメリーの精神状態を映しているのだろうか。

  • アンシリーズの最後、番外編でありアンたちの人生の続きでもある。

    前に読もうとしたら進まなかったのに今回はすんなりと物語にのめりこめた。やっぱり本ともタイミングがあるんだなあ。

    アンシリーズを読んだのはちょっと前のことだけ改めて読み返したくなった。(でも結構量があるからなあ)
    ブライス家、ではなく彼らの周りの人々を描いたもの。彼らがそうであるようにわたしもブライス家とお近づきになりたい。

  • 下巻まで読了。
    やっぱりモンゴメリの世界は大好き。ギルバートとアンが孫ができるまで仲良く生きているなんて、ステキ。
    背景にある世界情勢は戦争があって重苦しいけれども、作者の人間に対する暖かい眼差しに救われているように思います。
    また最初からシリーズを読み返そう。

  • 何年ぶりに読んだだろう、赤毛のアンシリーズ。10作目以来だから15年以上ぶりである。でも、読み上げていくうちに、アンの世界へ引き込まれていくから不思議だ。10作目の内容は忘れてしまったが、今回のアンの登場はほぼ脇役。ブライス夫人なら・・・とか、あのご夫婦なら・・・とか、素敵な夫婦印象で会話として出てきた方が多い。アンの住む街の人達が主人公の短編小説と、アンが若き頃に作ったとされる詩を読み聞かせ各々が感想を話す短編とが交互に綴られていた。後半が楽しみだ。

  • 中学生の時にアンシリーズを読んで以来で、本屋で見つけた時に懐かしくて購入。久しぶりすぎて、人物名とかほとんど覚えていなくてちょっと残念。アンとギルバートが落ち着いた雰囲気を醸し出していて、でも詩の後に続く会話では仲のいい感じが出ていて素敵でした。時間があればシリーズを読み返したくなりました。

  • 「これを読まないとアンシリーズは終わらない」という意の帯コピーに、読む気が萎えます。だって終わって欲しくないもの。

    それでも、上巻は読んでしまいました。アンの書いた詩は全然ピンとこないので読み飛ばしました。
    ギルバートがとっても「できた男」になっていて、イメージが拡散してしまった気がします。チキンの切り分けに苦闘したり、ジム船長と一緒になってミス・コーネリアをからかったりしていた時の方が個性的だったのに、万人受けする人格者になっちゃって、つまんない。
    アンもそうです。みんなに尊敬される(若干嫉妬もされてますが)立派な婦人になって、村の灯台みたいに扱われています。アンに不幸になって欲しいわけじゃないけれど、苦労なしのように書かれると、もの足りなさを感じます。
    上巻の解説によれば、下巻は第二次世界大戦に際したブライス家の苦悩が描かれる模様。
    上巻でアンの子育て時代の牧歌的な村の生活を読んだ後、すぐには読みたくない気がします。
    苦労がまったく書かれないのに不満を言うくせに、年老いてから再び大戦に会うアンや、自分が兄弟を喪った戦争に、今度は息子を送り出すジェムの苦しみは見たくないなんて、勝手な読者ですね。
    苦労はするが報われれる話、が読みたいのだけれど、テーマが戦争ではそれは無理というもの。すぐには読まないけれど、そのうち必ず、一家のその後を見届けたいと思います。そして、生涯を自ら閉じる前にこれだけは書いておこうとしたモンゴメリの思いも、受け取らなくてはならないと思います。

  • 赤毛のアンシリーズの最後の作品として昨年出版された一冊。
    アンが大人になってからは、自分が子供の頃はあんまり面白くなかったけど、今になって読むと、人物描写が面白すぎてつい時間を忘れてしまう。

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