赤いワインに涙が… (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1987年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102118191

赤いワインに涙が… (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • その昔、山田詠美がファンと聞いて読みたかったけど、ヤプーだトパーズだって意気がっている女子高生には恥ずかしくて手に取れませんでしたねーサガン読んでるとこを悪友どもに見つかったらと思うと。今思えば馬鹿馬鹿しいというか~。

    これは著者に珍しい(らしい)短編です。解説で訳者の朝吹登水子さんがサルトルんちでサガン贈のチョコ食べて… みたいな話を披露されてて。…。世界が違うじゃん。やっぱ無理??

  • 何でサガンは美しいヒロインを中年に設定するのか?そんな疑問が終始頭の中をフワフワしていた。男女の恋愛の皮肉さと温かさを描いた短編集。いやー難しい。デフォルメされすぎた中世ヨーロッパの絵画のように、登場人物が不気味に映る。誰一人とっても理解し難い性癖。言動や発想が瀟洒。良くも悪くも。一つ一つの作品を評価するのは疲れるのでしないけど、この本全体の印象としては古ぼけた館に蔦が満遍なく絡んでいるような雰囲気だ。疲れる!

  • サガンに短編は似合わないと思っていたし、実際読んでみてやはり長編の方がいいと思ったけど、やってることは変わらない。丁寧に人間を描く。彼女に期待するのはそのことで、そういういみでは期待に応えてくれてるし、『ある決闘の結末』のように完全にコメディたっちの、彼女のユーモアだけで勝負したものもあって、一人の作家の別の面を見れたようで興味深い。短編だとテーマが絞られる分、彼女の幅の広さと厚みが生きない。まぁこういう試みを通じてさらに幅を広げるのだろう。
    『悲しみよこんにちは』という枷をはめられた若い書き手がよさを保ったまま様々な試みをしている作品集。
    しかし彼女のキャラクターは本当にポンポン飛ぶ。すぐに思想が変わる。感情もうつろう。軽薄という指摘もあるようだが、おれはそうとは思わない。むしろそこまで誠実に表現できるのは、根っこのところでそんな人間の在り方を認めることができていて、サガンの懐の広さがうらやましい。

  • 私のすきな田辺聖子さんがサガンを愛読されていた
    そうなので、私も…と思い、手始めにこれを。
    冒頭が「猫とカジノ」という切り詰めた生活を送る
    若い主婦が夫の浮気を知り、家を飛び出し、なんと
    カジノで大儲けをするという不思議な話。
    でも主婦は最後には我に帰り、夫を許そうと家に帰る。
    他のもあまり一般的でないような、私にとっては
    不思議な話が多かった。
    表題作がもっとも読みやすかった。
    (場面一カ所、登場人物3人というシンプルさで)
    最後の「三人称単数」には笑った。

  • (1998.06.03読了)(拝借)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    それはただ単に、交通渋滞のための遅刻だったが…。恋人を待つ1時間に人妻の心に去来した不信が招く愛の終り。夏の昼下り、夫の浮気を目撃しショックを受けた若妻は、ニースのカジノで幸運を8に賭けた…。いつしかなれあいになった夫婦関係で、離婚を決意する夫の心情。若者の残酷な愛のエゴとジェラシーなど男と女の微妙な恋愛模様を背景に、愛の皮肉と優しさを描く短編集。

    ☆関連図書(既読)
    「絹の瞳」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1980.07.25
    「乱れたベッド」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1981.03.25
    「愛は遠い明日」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1987.01.25
    「私自身のための優しい回想」F.サガン著・朝吹三吉訳、新潮文庫、1995.08.01

  • これまで発表された順に読んでいましたが、次の作品が見つからず断念。

    2作目の短編集。
    サガンが歳をとるたびに、主人公たちも年齢層が高くなる。正直な人だ。

    ゆっくりと時間をかけて
    無理の無い設定で
    人間の細かな心の移ろいを
    絶妙に表現する
    そんなサガンが好きな私には

    短編集は合わなかったなぁ。
    『絹の瞳』もそうなんだろうなぁ。
    でも読んじゃう!

  • サガンを読むと
    大人の女でいるのって悪くないと思います。
    いろんな女たちのスケッチを味わいながら
    つい、なんだか似ている女友達が重なります。

  • Gracias a dios, como no esperaba nada para este libro despues de 2 otros,
    me dio igal si lo leyese o no.

  • 文庫の表紙がビュッフェなのも気に入ってるのだ。

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