星の王子さま (新潮文庫)

  • 7941人登録
  • 4.11評価
    • (1374)
    • (802)
    • (825)
    • (90)
    • (14)
  • 1005レビュー
制作 : Antoine de Saint‐Exup´ery  河野 万里子 
  • 新潮社 (2006年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102122044

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
あさの あつこ
東野 圭吾
ヘルマン ヘッセ
有効な右矢印 無効な右矢印

星の王子さま (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。

    「リトルプリンス 星の王子さまと私」を観た後、「星の王子さま」が読みたくて読みたくてたまらなくなり再読。

    『誰かと絆が結ばれると、少し泣きたくなってしまうこともある…』映画ではちょっと言葉が違ったけど再読した時この言葉がとても心に沁みた。
    きつねくんとの愛、バラとの愛、そして飛行士さんとの愛を今まで以上に強く感じた。王子さまの笑い声を愛おしく感じた。

    動く可愛い王子さまときつねくん。星の王子さまの世界を壊さずに大切に作られていると思う。映画「カールじいさんの空飛ぶ家」と小説「モモ」のように暖かい映画だった。

  • 読むたび ちがう台詞にハッとさせられます。キツネとバラの話が特にすき。

  • いい年こいて大人じゃないよな…なんて自分では思ってみても、「星の王子さま」を読んだら、子供じゃなかったよ。
    いつの間に、純で透明な心が汚されてしまったのか…

    最近、妙にセンチメンタルなオイラのハートに深く突き刺さる言葉の数々。

    「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」
    目に見えるものばかり、追い続けていたよ…
    形あるものばかり…

  • 現時点で、私の中で一番好きな本【宝物】です。
    言葉のひとつひとつがやさしい表現なのにとてもリアルで、それでいて美しい…ラストの数ページは何度読んでも心に染みます。
    こういった素晴らしい本との出会いがあるから読書って楽しくてしかたない!

  • 王子様の純粋さを疎ましく感じるときがありました。自分はもうつまらない大人なんだなあ。

  • 学生時代に暇を持て余していた時期があり、今とは比べ物にならないくらい本を読みました。
    本書は学生時代に初めて読み、「もっと子供のころに読んでおけば」と後悔した記憶があります。
    同じ後悔をさせまいと、小2の息子に読ませるために先日、書店で買いました。
    そろそろ読める年齢ですもんね。
    と、親がこういう〝不純な動機〟で買い与えたものに見向きもしないのが子供というもの。
    かわいい装丁を見せても、ほのぼのとした挿画を見せても、全く関心を持ちませんでした。
    しょうがない、と、およそ20年ぶりにページを繰り始めたら、止まらくなって一気読みしました。
    内容については、今さら説明する必要はないでしょう。
    でも、ぼくは、やっぱり王子様とキツネのエピソードが好きです。
    それまで自分にとって赤の他人だった人が、かけがえのない存在になっていく過程を、これほど印象深く、簡潔に示したエピソードを私は知りません。
    そして、キツネが王子様に語った、あまりにも有名な一言。
    「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
    この言葉だけでも素晴らしいですが、やっぱり、王子様がキツネとのやり取りを経て、再びバラたちに会いに行き、戻って来てキツネに云われる一言だからこそ、深く胸に刻まれます。
    さて、では、どうやって息子に読ませようか。

  • 人生において大切にし続けたい本。

    電子書籍で持っているが、
    今回は紙で改めて読みたくなり買って読んだ。

    読む度に新しい気付きがある。
    読む度に今の自分に苦笑いしたくなる時がある。
    読むときの自分に必要なものを教えてくれるかのよう。

    ちなみに蛇足だが、
    個人的に大事にしたいところの訳が、
    (有名な「大切なものは目に見えない」の後)
    岩波版より新潮版のほうが好きでこちらを購入。

  • 読み返すたびに、新しい発見があるなと感じました。
    いつも印象に残るのは点灯人の話。
    決まり事の為に、点けたり、消したり。
    上手く言語化できないんだけども、自分の在り方を問われているような気になりました。

  • 何度読んでも滋養のようなものを受け取れる作品。最初は分からなかったことが何年も経ってから読むと分かるようになったり、最初に読んだ時と違う感じ方をできる。
    音楽や本のいいところは、何年も前の記憶と結びついて残るところだ。良かったことも悪かったことも、嬉しかったことも悲しかったことも。人生はいろんなものを失っていく過程に過ぎないと誰かが言っていて、実際それはそのとおりではあるんだけど、時々そんな風にいろんなことを鮮明に思い出させてくれる作品にめぐり合える。
    そういう作品は大事にしないとね。

    ところで、箱根にある星の王子様博物館に行って、箱根めぐりをするのはデートコースにも最適なんじゃないかと思う。美術館や博物館がとてもたくさんある場所だから、どれを選ぶかで相手の価値観もわかると思う。でも運転が下手な相手とは行ったらだめだよ。

  • 読み始め…16.1.3
    読み終わり…16.1.4

    その存在はきっと誰もが知っている。
    それなのに..ちゃんと読んだこと
    ありますか ?

    いえ..実はまだ..ありません...

    何度も目にして何度も手に取っていながら
    そのうちに、またいつか、、と
    やりすごしてばかりいたのでした。

    かけがいのない大切なもの。。
    近くにあっても近すぎるがゆえ
    見えなくて気がつきにくいものなのですね。

  • 前提が全く違う王子様。いろんな星の大人に会って、日ごろ仕事に追われたり、先入観にとらわれたりする人に、「なんで?なんで?なんで?」と執拗に聞き、いかに日々の暮らしを自分の選択・思いこみでつまらないものにしているかを気づかせてくれる1冊(※最後まで読みきらないで、途中で上記の内容と見切りをつけてしまった。)

  • 昔々に読んでいたが、その時は、少し、哲学的に思えて、面白味が少なかった。

    最初の、蛇が、呑み込んだ象が、帽子に見えていたのを思い出し、表面の表側だけしか人間見ていないのではなく、その内面を深く追究しなければ、何も理解したことにならないのだ。と、、、、

    子供のように、面白いだけの興味本位でなく、大人になって読んでみて、何かが、変わって見えるか?
    そんな思いで、手に取ってみた。

    作者、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは、サハラ砂漠を飛行機で、郵便物を運ぶ仕事していた。
    今のように、飛行機が精巧でなく、砂漠で、遭難などになると、皆が、協力をしあったみたいだ。
    しかし、その後、航空大尉になって、ドイツナチス軍に、撃ち落とされ、行方不明になってしまった。

    この本は、戦禍の中、食料も少なく、暖房も利かない住まいに居る人々へ送られた本だと、、、、
    だれしも、子供だった時代を思い出せたら、戦争は起こらなかったはず。
    欲も、小さい羊だけ飼う事出来れば満足できる。
    バラとバオバブは、小さい時同じなのに、大きくなると、全然違った物になってしまうから、巨大なバオバブにならないうちに、取ってしまわないと、大変な事になる。
    実業家の星では、持ち主のいない星を、自分の所有物にしようとしているが、それは、その星の為には、何もなっていないのだと。、、、、、
    7番目の星は、地球である。
    そこには、なんでも自分が一番偉くて、他の者達は皆家来に思っている様な110人の王様、7000人の数字好きな地理学者、それに90万人の欲の深い実業家、750万人の呑んだくれ、3億人以上のうぬぼれが、住んでいると、、、、。
    これが、作者の本音だと、思う。

    大切な事は、目に見えない。
    同じ星を眺めても、その見つめる人は、さまざまな考えを持っている。

    子供達にも、先日「半影月食」が、あるのを知って、夜空を見てね!と、話したが、遠くに居ても、同じ月や、星が、眺められる事に、不思議さと、楽しさを感じる事を伝えたい。

  • 私が一番大好きな本です。
    心が疲れた時に、何度も読み返しています。
    本当は当たり前で知っていた(分かっていた)はずなのに、大人になっていつの間にか忘れてしまっていた大切な事を教えてくれました。
    死ぬまで大切にしたい本です。

  • 定番の作品ではあるが、読む時々の読み手の状況により、読後感は全く異なる。
    以前、3年ほど前にこの本を読んだときは、最後の場面を除き、それほどの感動は覚えなかった。
    しかし今回3年ぶりにこの本を読み返してみると、以前は全く感動を覚えなかった、王子さまと花のやり取りのところで、涙が出てしまった。
    王子さまと花は、要するに男性と女性だ。
    男性にとって女性というものは、自分とあまりに異質すぎて、ときにはついつい衝突してしまうもの。なぜそこでそういうことをいうのか、わがままを言い出すのか、理解できない。ときには宇宙人を相手にしているように感じることもある。
    しかし過去を振り返ってみると、衝突やわがままというのは、女性なりの愛情表現であり、甘えの表現であったのだ、ということに気づく。
    3年前と現在の私で大きく異なるのは、結婚というものを通して、女性ときちんと向き合ったか、という点だった。
    昨年、彼女と結婚するうえで、何度もなんども衝突したし、関係をやめようと思ったときが数え切れないほどあった。一時期は婚約を解消しようかと話し合っていたときもあった。それでも、そういった困難をくぐり抜けて、昨年末に結婚して、そして現在仲良く暮らしている現実がある。
    もしあのとき婚約を破棄していたら、王子さまと花のやりとりの部分にさしかかったときに、きっと別れたことを後悔していただろう、そんなふうに思った。そして、女性と真剣に向き合ったからこそ、この場面がこんなにも私の胸に響いてくるのだろう、と思った。
    兎にも角にも、生涯に一度読むだけではもったいない作品であり、人生の節目節目において何度も読み返されるべき作品であると私は考える。

  • 「大事なことは、目にはみえない」というキツネが王子さまに伝えたこと。両者のやりとりを読んでいて、なるほどと思いながらも、おそらく私にはわかってはいない。

  • 何回読んでも感動する、大切な一冊になりました。
    話は知っていたのですが、大人になって読み返すきっかけになったのは、大切なひとと箱根の星の王子様ミュージアムを訪れたからです。
    それからは、思い出の本であり、くじけそうな時、迷った時に読み返すたいな本になりました。
    いろんな意味で、最も大切な本にはいる一冊です。

  • 名言ばかり。
    大人になってから読んだのですが、
    ハッとします。

  • 読みながら
    「こんなん子供に理解できるのか?」
    なんて思った自分に気づいて、
    頭でこの本を読もうとしているおとなの自分を自覚しました。

    きっとそれぞれの感受性でこの本は読まれるし、現に読まれ続けている。正解なんてないのだ。こころに感じて、残るものなんだ。

  • 勤労生活に疲れたとき,ふと読んでみたくなり手に取りました。
    大人のための物語。

    読んだあと,泣きたくなりました。
    私もまだこの物語を完全に解読することは出来ませんでしたが,無性に胸に来る。
    子どもの頃,大人はわかってくれないことが色々あるということに気付き,私は絶対に子どもの気持ちを忘れない大人になるんだと強く願ったんですが,知らず知らずのうちに私も子どもの心を忘れて大人になっていたんだなあと気付かされました。

    去年まで,子どもたちとよく接する機会があり,子どもってほんとにどうでもいいことに夢中になるなあとか,どうでもいいことで笑っているなあと思うたび,そう思う自分にハッとすることがありました。でもそれすら今は忘れていました。

    いちばんたいせつなことは目に見えない・・・。

    毎日の勤労生活で目に見えないものは見ないようにしてたり,気付かないようにして,日々過ごしているように思います。
    この本を繰り返し読んで,大切なことを思いだせたらなあと思います。

  • 恥ずかしながら、読んだことがありませんでした。

    読み始めたとき「この本のどこが名作なのだろう・・・」と感じ、その後ハッとさせられる文句を読んだときに、自分が確実に「人間のオトナ」になってしまっていることに気付きました。

    この本を、子供のときにも読んでみたかったです。自分はどう感じただろう?と興味がわきます。

    何回この本を読み返してみても、今の私には、「人間はオトナになると、大切なものが見えなくなる」ことを教えてくれる本としか感じることができません。

    でも、名作と言われる理由がもっとあるはず。

    もう少し時間が経ってからまた読んでみようと思います。

  • 愛するバラを置いて旅に出た王子さま。

    98〜109までの王子さまと、キツネとの会話がとても素敵だった。

    『たいせつなことは目に見えない』

    『きみは、きみのバラに責任がある』

    キツネが教えてくれたこと。

    夜空を見上げたとき、またたく星のどれかひとつに、優しい王子さまと、ワガママなバラと、小さな羊がいるのだと思うと、優しい気持ちになれる。

  • Le Petit Prince(1943年、仏)。
    子供のときに読みたかった。それなら素直に好きになれただろう。大人が純粋さを失っていくのは、悲しいことだが、理由のないことではない。この世界で生きのびるためには、いつまでも純粋無垢ではいられない。かけねなしの純粋さは、しばしば生存本能と対立する。作者の生涯を思う時、この物語は美しすぎて、やるせなくなる。

  • 僕はまだ本当の「星の王子さま」を理解できてない。また出直してくることにする。

  • 大好きな物語のひとつ。

    これは児童小説でなく、哲学書だと思う。

  • なんとなくは話を知っていたけれど、改めて全部読みました。やっぱり名作なだけあって、いろんな場面や台詞に納得したしはっとさせられました。内容が深すぎて全ては理解できていないだろうけど、読むたびに印象が変わりそうだなあと思いました。
    王子さまが見てきたいろんな星の話は現代にも言えることだなと思います。それと自分が手をかけてきたバラが他の星にもたくさんあると知ったあとの場面で「同じバラはたくさんあるけど、自分がたいせつに育てたバラはひとつだけ」みたいな台詞があって、ここの台詞にぐっときました。深い。

全1005件中 1 - 25件を表示

星の王子さま (新潮文庫)に関連するまとめ

星の王子さま (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

星の王子さま (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

星の王子さま (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

星の王子さま (新潮文庫)の作品紹介

砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

星の王子さま (新潮文庫)のKindle版

ツイートする